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Contents
- 新しいチャレンジを繰り返す、“コミュニケーションデザイン室”
- さらに組織を強くするために。キャンプをテーマにしたその舞台裏とは
- 満足度は9割超え。リアルな場でメンバーが一堂に会することに手応えを感じる
- もちろん社外にも。多岐にわたる取り組みで、世界観をカタチにしていく
コロナ禍をきっかけにリモートワークが浸透し、オフィスでコミュニケーションをとる機会も少なくなっていたカオナビ。そんななか、社内外のブランディング活動を担うコミュニケーションデザイン室は初の全社総会である「カオナビキャンプ」を、あえてオフラインで開催することにしました。
カオナビならではのこだわりが詰まったこの総会の裏側について、CD室に所属する長谷川さん、岡さん、藤丸さん、井上さん、小田さんの5名に、話を聞いてみました。
Interviewee
コミュニケーションデザイン室
Head of Creative
長谷川 亮
HAKUHODO DESIGN、GREY tokyo、アサツーディ・ケイといった広告代理店を経て、2021年にカオナビ入社。クリエイティブディレクターとして様々なブランディング施策を先導する。2023年にHead of Creativeに就任。
コミュニケーションデザイン室
岡 友里恵
大手代理店系Web制作会社、ゲーム会社などでデザイナーを経験した後、2021年にカオナビ入社。現在はCD室で、新たな価値を創出するBXデザイナー/アートディレクターとして従事。
コミュニケーションデザイン室
藤丸 直紀
ブランディングエージェンシー、デジタルエージェンシーなどを経て、2022年にカオナビ入社。プランナー/コピーライターとして様々なブランディング施策のプランニングを担当。
コミュニケーションデザイン室
井上 綾沙
クリエイティブエージェンシーのシニアディレクターとしてWeb制作をはじめ様々なクライアントワークを経験後、2022年にカオナビに入社。CD室ではプロジェクトマネジメントを武器にブランディング施策の推進を担う。
コミュニケーションデザイン室
小田 梨沙
新卒で総合人材サービス会社に入社し、地方創生の新規事業や自社ブランディング強化の企画制作を行う。2022年10月に制作ディレクターとしてカオナビに入社。『うにくえ』の運営やコミュニケーション施策の制作進行に従事。
新しいチャレンジを繰り返す、“コミュニケーションデザイン室”
──まずはCD室ではどのような取り組みをしているのかを教えてください。
長谷川:
CD室は、「すべてのステークホルダーにファンを作る」をミッションに掲げ、カオナビブランドの思想を具現化するためのチームです。社内外にむけたブランディング活動を横断的に行っています。
そのために、常に新しいことにチャレンジしていて、カオナビに必要だけれどまだ「ない」ものを「ある」に変えていく“非連続性”を大事にしています。
──CD室はどのような組織体制なのでしょうか。それぞれの役割について教えてください
長谷川:
CD室のメンバーは共通してBXデザイナー(ブランドエクスペリエンスデザイナー)の肩書きを持っていて、ブランド価値向上のために、それぞれ違う分野のデザインをしています。
長谷川:
そのなかで私はクリエイティブディレクターとして、小さなキッカケから骨太な企画を設計し、プロジェクトを進めていっています。その一方で、現場でアウトプットするのも好きなので、自分でデザインを作ったりコピーを書いたりもしていますね。
岡:
私はアートディレクターとして、目的や課題に沿ったビジュアルデザインを行います。 目に見えない微妙なニュアンスをデザインに落とし込み、ビジュアルを通じたコミュニケーションを図るのが役割です。
藤丸:
私はプランナー/コピーライターとして、コンセプトワークはもちろん、ネーミングや各種制作物のコピーワークなど幅広く様々な案件を担当しています。関係者が共通理解を持ってプロジェクトが進められるよう、言葉を軸に組み立てるケースが多いですね。
井上:
私と小田さんは制作ディレクターとして、あらゆるクリエイティブのプロジェクトマネジメントを担当しています。プロジェクトのゴールを達成するために、どのような道筋で進行するとよいかを判断し、推進していきます。進むべき「道」をデザインするのが我々の役割ですね。
さらに組織を強くするために。キャンプをテーマにしたその舞台裏とは
──昨年11月に初の全社総会である「カオナビキャンプ」を開催されました。まずは、なぜこのイベントを企画されたのでしょうか?
長谷川:
カオナビでは、新型コロナウイルスが流行した早い段階で、リモートワーク主体の働き方にシフトしました。ただ社員数が増加していくなかで、コミュニケーションが徐々に希薄になっているように感じてきたんです。
メンバー同士の繋がりが薄い状況を打開して、社内のコミュニケーションを活性化させようという想いから、初の全社総会である「カオナビキャンプ」をオフラインで企画することになりました。
実際にCD室もコロナ以後に入社したメンバーが多いので、メンバー同士の繋がりが薄いと自分ごととして捉えていたという背景もありますね。
──キャンプという名前はユニークですね。イベントのコンセプトを教えてください。
長谷川:
PCとにらめっこしている毎日なので、そこに刺激を与えるものとしてキャンプをテーマに設定して、出来るだけ非日常感を演出したいという狙いがありましたね。
コンセプトは、「Ignition Point(着火点)」。 まさにキャンプファイヤーを囲むように、みんなで1つのものを囲んで実際に顔を向き合わせる。 そんなコミュニケーションをとることで、組織としてより強く燃えることを目指しました。
──企画していくなかで工夫した点やこだわりを教えてください。
藤丸:
コンセプトを体現していくうえで、キャンプさながらの臨場感や雰囲気を意識しました。キャンピングチェアやデスク、ランタンなどを設置し、実際にキャンプに行ったかのような体験をしてもらいたいと思ったんですよね。
岡:
会場全体のトータルプロデュースをするうえで、デザインはこだわりましたね。カオナビキャンプは今後も毎年開催するイベントなので、先の運用も見据えたデザインが必要でした。
具体的にはロゴのデザインなんですが、
・イベントのコンセプトを体現したデザインであること
・長く使っていけるようなオフィシャル感があること
この2点を意識してデザイン制作を行いました。
井上:
当日の席次も、実はこのカオナビキャンプならではの取り組みなんです。席次を決める際に活用したのは「カオナビ」のプロフィール欄。200名以上のメンバーのプロフィール欄からキーワードを抽出し、それをもとに席を割り振るシステムを構築しました。そうすると、同じ趣味を持つメンバー同士が同じテーブルになる席次が自動でできあがるという。裏側の話ではありますが、席次ひとつをとっても、こだわりましたね。
長谷川:
また、会自体を2部に分けてメリハリをつけたのもポイントですね。第一部は経営陣からの話や表彰などの真面目な内容で、第二部はみんなでワイワイと楽しめるようなゲームコンテンツといった具合です。
小田:
そのゲームコンテンツですが、実は2021〜22年の会社の歴史を振り返ることができるようなオリジナルゲームを作ったんです。部署間で競い合う要素もあって、メンバーの記憶に残るものになったと実感しています。
あと、料理にも結構こだわりましたよね!カオナビキャンプ限定のオリジナルメニューを考案してもらったり、、、
岡:
そうそう、オーガニック食材を使った健康的な料理が楽しめる「キッチン わたりがらす」さんにケータリングをお願いして、シェフの方と社員の年齢層や男女比などの細かい部分まで綿密にすり合わせをしたよね。料理はメンバーからも大好評で、キャンプらしい雰囲気が演出できたと思っています。
満足度は9割超え。リアルな場でメンバーが一堂に会することに手応えを感じる
──参加された社員の方からはどういう反応がありましたか?
藤丸:
終了後に参加者アンケートを実施したんですが、ポジティブな反応が多かったですね。イベント全体の満足度は91.8%で、社員交流ができたと回答した人も85%を超えました。こういった数字を見ても、カオナビキャンプを開催した意味はあったのではないかと手ごたえを感じています。
長谷川:
イベント終了後に、二次会のようなかたちで、仲良くなった人たちと飲みに行く人たちもいたようです。また、趣味の座席をきっかけにSlackに部活のチャンネルができるなど、新たな交流が生まれているのは企画側としてうれしいですね。
──今後の計画はありますか?
長谷川:
オフラインイベントへの期待感は依然として高いので、今後は大小問わず定期的に開催し、会社としての一体感を高めていきたいと考えています。イベント全体を通じて、人と人との距離を縮めたり、相互理解を促したりする点において、オフラインの重要性を改めて感じましたね。
長谷川:
いずれは、本当にアウトドア空間でやってみたいですね。本物のキャンプファイヤーを囲んだら、もっと自然に本音で語り合えるかもしれません(笑)
もちろん社外にも。多岐にわたる取り組みで、世界観をカタチにしていく
──そのほかにCD室ではどういった取り組みを行っているのでしょうか?
岡:
CD室では社内向けだけでなく、社外に向けた施策も実施しています。
既存顧客を主なターゲットとしたユーザーコミュニティ「カオナビキャンパス」では、お客様にもっと「カオナビ」を使ってもらいながら、カオナビのファンになってもらうような取り組みをしています。CD室とカスタマーエンゲージメント本部で連携して進めており、CD室は全体のテーマづくりやデザイン、企画などに携わっています。
小田:
そのほかにも、「うにくえ」というオウンドメディアの運営も行っています。カオナビは個性についてどこよりも考えている企業でありたいという想いから、個性について様々な切り口で有識者にインタビューし、その記事を掲載しています。
藤丸:
少し毛色が違ったところで言うと、「-shipプロジェクト*1」という地方創生の取り組みも最近スタートしました。J3所属のFC今治を運営する株式会社今治. 夢スポーツとパートナーシップを組み、“はたらく”を通じて今治という土地やそこに住む人々をエンパワーメントしていくというものです。
*1:プロジェクトサイトはこちら
長谷川:
マーケティンググループと協業して、TVCMの制作も行っています。ブレーンとして「カオナビ」のストロングポイントや目指すべき姿を定義し、CM制作の起点作りを行いました。
制作されたCM*2では、香取慎吾さんを起用し、「仮面ライダーのショッカーが『カオナビ』を導入したら」という、ifの世界をユニークに描いています。
ショッカーはみんな同じマスクをしていて顔や個性が見えてこないですが、実は見えていないだけで彼らにも隠された個性があったとしたら?──隠れた個性にスポットを当てることで、組織をより魅力的なものにする。というメッセージを込めています。
これらはほんの一部なんですが、今後もカオナビの思想をカタチにするため、色々なことにチャレンジしていきたいと考えています。
*2:CMギャラリーはこちら
編集後記
“まだ「ない」ものを「ある」に変えていく”──初の全社総会である「カオナビキャンプ」の開催には、多くの困難があったと思います。そのなかで、メンバーそれぞれが熱い想いを持って、チーム一丸となってイベントを成功に導いた姿がとても印象的でした。
コンテンツ開発から会場装飾まで、一貫した世界観でトータルプロデュースされており、これだけクオリティの高い会社イベントは今までに見たことがありません。 また、「すべてのステークホルダーにファンを作る」をミッションに掲げるCD室の取り組みは、枠にとらわれない非常にユニークなものが多く、だからこそ社内外に与える影響は計り知れないなと感じました。
▼その他インタビューをご覧になりたい方はこちら
kaonavi vivivi(カオナビの「人」と「組織」が見えるメディア)