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【退職エントリー】社員番号4番のメンバーがカオナビを卒業!~5回のオフィス移転とともに語る6年間の軌跡~

こんにちは!
カオナビのカスタマーサポートの小須賀です。

突然ですが、この度、本日9月末でカオナビを退職することになりました。
今回、退職エントリーを書く機会をいただいたので、これまでのことを綴らせていただきます!

カオナビに入った

私がカオナビに入社したのは、2013年4月。

当時、社長、副社長、エンジニアの3名体制だったカオナビに、4人目の社員としてジョインしました。

カオナビに入社する前は、新卒で入社した会社で営業職として働いていたのですが、職種に縛られずに色々なスキルを身に着けたいなと考えていました。
そして「スタートアップで経験を積んでみたい!」という思いも募り、転職を決意。

とはいったものの、門戸の狭いスタートアップ。
募集に出会うだけでも苦戦を強いられる中、エージェントさんが「1社だけ思い当たる・・・」といって、たどりついた会社がカオナビでした。
たしか募集内容は、”ちょっと色々手がまわらないので何でも手伝ってくれる人”みたいな内容だったと思います(笑)

このチャンスを逃したら次は無いかも・・・!ということですぐに面接を申し込むことに。

面接の時に、社長の柳橋がサービスについて語ってくれたのですが、「顔と名前が一致しない」というシンプルな課題提起にとても共感を覚えました。

「これって、どんな会社も感じてる課題なのでは・・・。カオナビを世の中に広めたい!」
そう思い、”なんでも屋さん”としてカオナビにジョインすることが決まりました。

カオナビでの6年間

念願のスタートアップに入社し、気づけば6年4ヶ月が経過していました。
長かったような、あっという間だったような・・・。
オフィスの変遷とともに、振り返ってみようと思います!

●ラティス青山

ーーシャワーブースを倉庫代わりに使っていました。
  トイレが詰まったり、エアコンが壊れたりという事件も発生しました・・・(笑)

入社した頃のオフィスは、ラティス青山というマンションの一室。社員4人と業務委託のエンジニアさん2人、計6人のオフィスでした。

自分なりに相当の覚悟を持って入社したつもりでしたが、そんな考えが全然甘かったと思い知らされました。なにせ、毎日が会社の生き残りをかけた戦いなわけですから、知識も経験も圧倒的に足りない私は食らいつくので精一杯。

それでも、営業、サポート、事例執筆やWEB広告の運用、採用や総務、時には社名変更の手続きまで、あらゆる業務に携わらせてもらいました。今思えば、ほぼ未経験状態の私に、社長、副社長、エンジニアが直接指導してくれるという非常にありがたい環境だったなぁと思います。

ーー入社1か月後、社名とサービス名を統一して「株式会社カオナビ」に。
  当時は、入口サインやポストも突貫工事でした(笑)!

●南青山ビル

前のオフィスが入っていたビルが取り壊されることになったため、移転してきた南青山ビル。
徐々にユーザー企業様が増え、東京以外のお客様にも導入いただけるようになってきた頃でした。

ーーほんのちょっと広くなったオフィス。細長いビルで、強風で大揺れすることも(笑)

この頃、請求書発行業務が工数を圧迫し始めていました。でも大変な反面、それだけ導入企業様が増えたんだなと実感し、喜びに浸っていました。

●南青山第2シティビル

次に移転したオフィスは、まさかの窓の外がお墓ビューという衝撃の立地。
でもこの頃から徐々に社員が増え始め、カオナビが組織としても拡大し始めた、私にとってはとても思い出深いオフィスです。

ーー窓一面のお墓ビュー。でも広さは倍になり、初の男女別トイレが!

マーケティング、営業、サポート、開発、と専任のメンバーが次々と入社し、私はサポートサービスの仕組み化に注力することになったのもこの頃でした。

ちなみに実は、カオナビの隠れキャラ”にゃびこ”は私が生みの親なんです!
にゃびこが誕生したのも、このオフィスの頃でした。

ーー私がメモに書いた絵がキャラクター化!ステッカーにもなりました。

●明産溜池ビル

サービスの拡大スピードも一気に加速。
メンバーも急激に増え、次は溜池山王にオフィスを移しました。引越しに立ち会った際に、ずらりと並ぶデスクと電話機を見て、「会社っぽい・・・!」と感動したのを覚えています。
会社の成長をこういった場面で実感できるのも、スタートアップで働く醍醐味です。

ーー入口に初めて設置されたロゴサイン。この頃のロゴは英語表記でした。
  念願の会議室と休憩スペースもできました!

サービスブラッシュアップのために企画グループが新設され、私も改善案の提案や、開発部門とサポート部門の連携業務などに携わっていました。

●Daiwa南青山ビル

どんどん増えるメンバーにオフィス面積が追いつかないという嬉しい悲鳴があがり、次のオフィスは再び外苑前に。実に年に1回ペースでの移転です。

ーー一気に広くなったオフィス!社長のデスクに、遠くの人を呼ぶための「拡声器」が設置されました(笑)

この頃、サービスの大きなバージョンアップがありました!
部門を超えてたくさんのメンバーが参加した会社の一大プロジェクトに、組織の拡大を実感しました。

●AKASAKA K-TOWER

そして去年、2018年1月に現在のAKASAKA K-TOWERに移転。
マルチに活用できるイベントスペース「カオナビラウンジ」も新設されました。

ーー社員の顔写真が壁紙になっている、カオナビらしいラウンジスペース。
  ひっそりとにゃびこの姿も!!

私は、サービス企画部門から新設されたカスタマーサクセス部門に配置転換。
ユーザーミーティングや操作セミナーなどの新コンテンツもスタートしました。

カオナビでの6年間、大変なこともたくさんあり、本当に色々ありました。でもその分、色々な経験を積みたいという当初の思いは、十分すぎるくらいに叶えさせてもらいました。

今年の3月、カオナビは東証マザーズに上場し、会社も次のフェーズに入りました。そんな節目に立ち合い、私自身も次のフェーズへ移ろうと決意しました。

今後、わたしがやりたいこと

カオナビというサービスにはとっても思い入れがあります。
もっともっと世の中に広めたい、という思いもあります。

でもそれ以上に、組織を作ることだったり、文化を醸成することだったり、人そのものに向き合う仕事をしてみたい。HRという領域に限らず、ライフスタイルとか、暮らし方そのものを変革するような事業にも興味がある。そういった思いが強くなってきたタイミングでもありました。

すごく、すごく考えました。

結果、「別の環境で、自分のやりたいことに、もう一度ゼロからチャレンジする」という選択をさせていただくことになりました。
全く別の業界、別の職種での再出発です。

カオナビで学んだ大切なスタンスがあります。

それは、「自分で考えて、自分で決めたことに、腹を括って臨む」ということ。

そんなの当然のこと、と思われるかもしれませんが、気づくと周りの意見に流されてしまったり、思考が止まってしまうことって意外と多いと思います。

カオナビで徹底されているのは、「生産性を最大化する」という理念。
これを組織として実現するためには、業務について、働き方について、社員一人ひとりがちゃんと考えて、決めて、行動に移すという日々のサイクルがとても大切なんです。

当然、自分で決めたことには、責任も伴います。
失敗することもたくさんあります。
辞めたくなることも、考えを変えたくなることも。
だから、一つ一つのことに腹を括って臨む。
シンプルなことですが、これが徹底されている組織って、とっても強い組織だと思います。

ーー先日開催していただいた送別会にて。あたたかく送り出していただきました!

カオナビのことも、これまで一緒に働いてきたメンバーのことも、とってもとっても大好きなので、離れることはすごく淋しいです。
でも、カオナビで学んだこと、培ったスタンスを、次の場でもきちんと繋いでいけるように、これからもっと精進していこうと思っています。

本当に本当にありがとうございました!!

カオナビ広報後記

カオナビを創業期から知っている小須賀さんが退職してしまうのは、私たちもとても淋しいです。
でも小須賀さんが築いてきた仕事の仕組みや想いは、今いる社員に受け継がれさらに発展していくと思います。いや発展させて、小須賀さんがカオナビで働いていたことを誇りに思ってもらえるようにしなければいけないと思っています。

カオナビは、小須賀さんの新天地での活躍を心から願っています!

今まで本当にお疲れ様でした&ありがとうございました。

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