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30代を目前にして、「プライベートの時間も大事にしたい」と転職を決意した日野。2018年に、効率的に働く仕組みの整ったカオナビに入社し、フィールドセールスとして活躍しています。そんな彼女の「営業」にかける想いと、仕事とプライベートをアクティブに両立する姿をご紹介します。
教員免許を取得するも、営業の道へ
カオナビのフィールドセールスとして働く日野は、現在も終業後にバレーボールの社会人サークルに参加するほどアクティブです。大学ではスポーツ専攻のある学部を選び、中学・高校の保健体育の教員免許も取得しました。
日野 「小さいころから身体を動かすことが大好きで、学生時代はバレーボールに打ち込んでいました。部活を通して人を助けることや後輩育成が好きになり、教員免許を取ったんです。けれど学校の先生にならなくても、会社でも人助けや後輩育成はできるのではないかと、一般企業の就職試験も受けました」
就活をするとき、大きな会社の歯車になるより、自分も若いうちから会社の中心になって活躍したいと、大手企業ではなくベンチャー企業を中心にエントリーして、介護系ベンチャー企業に、営業職として入社します。
日野 「老人ホームに住んでいるお客様向けに、訪問サービスを提供するベンチャー企業でした。営業としての仕事はもちろんのこと、成長途中の会社だったため、自分たちで社内制度を整備したり、採用面接、社内イベントの企画立案をしたり、 1年目からさまざまな経験をさせてもらえました。これがいまの自分の基盤となっていると思います」
福祉ではなくビジネスとして"介護"をサポートしていきたい、"介護"に対するネガティブなイメージを変えていきたいとがむしゃらに3年半勤務しました。
日野にとってとてもやりがいのある仕事でしたが、訪問サービスという商品のため営業先が限られていたので、もっと色々な業界の人と接してみたいと思うようになり、人材業界に転職します。
日野 「予想通り色々な業界のお客様を担当できて営業の幅が広がりました。新卒採用をおこなう企業に対し、媒体掲載を主軸にイベント出展やテスト、研修などのさまざまな提案をおこなっていました。既存顧客のフォローやアップセルもおこないながら、新規獲得をしなければならず、やりがいはありましたが、正直すごく大変でした(笑)」
その後広告業界も経験しましたが、残業や休日出勤もある勤務体系でした。
バリバリ働きたいタイプだったので、20代を突っ走ってきましたが、ひとりの人間、女性としての今後を考えたときに、プライベートも大切にしたいし、この働き方だといつか体力的な限界が来るだろう……と漠然と思いはじめました。
生産性高く働くために営業も仕組化
そんなとき、カオナビと出会います。カオナビは自社サービスをつくり提供している会社です。限られた時間内で生産性高く働き、いかに効率的に成果(良いサービス)を生み出して、お客様に提供できるかが求められています。
日野 「カオナビでは、生産性高く成果を生み出す働き方が求められていますが、その代わり、所定の労働時間よりも短い時間で成果を生み出せた人は、残りの労働時間を自分でコントロールできるんです。
私が転職活動をする際ポイントにしていたことは、営業の仕事ができることと、今後の自身のライフステージを考え、時間や場所にとらわれず柔軟に働くことができることだったので、カオナビの働き方であれば、今後の人生でライフステージが変わっても、自分が生産性高く働き会社に貢献できれば、それまでと変わらない環境で働けると思ったんです」
そして面接を受けることを決めた日野には、印象的だった出来事があったと語ります。
日野 「前職を続けながら転職活動をしていたので、ちょうどカオナビの終業時間あたりに面接をしていました。終業時間になると、大量の社員が本当にオフィスを出ていくんです!
いまカオナビで働いていると普通のことなんですが、当時は 『本当に定時で帰るんだ』と驚きました。信じてなかったわけではないんですが 『建前ではなく、本当なんだ』と確認したというか……(笑)。
カオナビの残業時間が少ない理由は、ただ楽なのではなく、生産性高く働いて社員一人ひとりが定時までに成果を出しているからです。
『残業がない』と聞くと、一般的に楽そう……と思う人もいると思いますが、逆に時間内に効率的に成果を出すことを求められる、ある意味厳しい環境だと思います」
だからこそ、チャレンジしてみたいという気持ちになった日野。 営業のプロフェッショナルとして、自分の力をどこまで出せるか挑戦したくなったのです。実際入社してみて、いかに効率的に成果を出せるかを常に考えて行動できる人が多いと感じています。
カオナビでは効率的に働くために、営業も徹底的に仕組化されています。なにもないところからのテレアポや飛び込みは一切なく、マーケティングが獲得したリードを、インサイドセールスがMAツールなどを駆使してあたため、最適なタイミングでフィールドセールスがお客様にアプローチします。
グループ全体で連携を取ってチームワークよくアプローチすることは、お客様にとっても良いことですし、営業も無駄が一切ないので、生産性高く働けます。
成長できる環境にいるという充実感
カオナビは、SaaS(Software as a Service)ベンダーとしてクラウド人材管理ツールを提供しています。毎月の利用料をお支払いいただくサブスクリプションと呼ばれるビジネスモデルなので、ずっとご利用いただくことが重要です。
最近このSaaS業界が伸長しているので、どこかで聞いたことあるかもしれませんが、まさしく日野はカオナビで“SaaSの営業”として活躍しています。
日野 「 "売り切り型"の商材とは違って、売ったらおしまいではなく、その後も長く使い続けていただくことが大切です。
お客様に合わないサービスを売っても結局解約されてしまうので、お客様にとってカオナビが本当に必要なものかどうかを説明し、カオナビを利用してどうやって課題を解決できるかを納得してからご購入いただくことが重要です。
SaaSの営業は向き・不向きがあるといわれることもありますが、私は "ニーズを伺ってお客様に合った提案をする"という営業の本質は変わらないと思います。
SaaSモデルは、売り切りの商材と違ってアップデートもできるので、今ある機能だけじゃなくて、将来的にできることが増えたり、使いにくさが改善されたりします。なので、長期的に満足度の高い商品を提案できるところにもやりがいがありますね」
所属しているセールスグループの雰囲気は、いつも明るく相談や質問も気軽にできる環境で、のびのびと働けているといいます。
日野 「ベンチャーなので放っておかれると思っていましたが、ロープレなどでしっかりとアウトプットの練習もあり、商品知識を含めてきちんと教えてもらえました。深い商品知識を得られたので、早くから自信を持って営業にいけました。
もちろん厳しい指導を受けることもあります。最近も上司や先輩から指摘をもらいましたが、それもより営業として成長できる様に考えてくれているから。しっかりと目標や実現したいことに向け、サポートしてくれる環境はとても有り難く思っています。
今後の目標は、よりお客様に寄り添った最適な提案をして、コンスタントに数字を出せるようになることです。もともと教職を取っていて、後輩指導や育成も好きなので、後から入ってくる人たちの教育や研修にも積極的に携われるようになりたいです」
現在の上司でもある副社長の佐藤と、マネージャーの矢野が、面接官だったそう。面接では、過去の経験や実績だけなく、これから何がしたいかという未来のキャリアプランについてもたくさん質問されたと言います。
日野 「きちんと意見をすり合わせてあったので、入社後に「やっぱり違うな」と思うことはありませんでした。今も私の成長やキャリアプランを考えて、色々とサポートしてもらえています。
ふたりともフランク過ぎる一面もありますが (笑)。ふざけるときはふざけて、真剣な時は真剣に話もできる、尊敬できる上司です。今、とても働きやすい環境だと思っています」
人生100年時代、仕事もプライベートも充実させてHappyに
プライベートではバレーボールの大会に出たり、終業後にヨガに通いはじめたりと、日常的に体を動かして健康管理やストレス発散をしている日野。また、スポーツだけでなくフェスやライブも大好きで、今年もいろいろと計画を立てているそうです。
日野 「仕事後の時間が増えたので、やってみたいことが今までよりできるようになりました。最近は、ちょっと興味がある資格の勉強もはじめてみようかな...…なんていうことも考えています。ストレスが発散できて気持ちがすごくリフレッシュするので、仕事中はより仕事に集中できるようになりました」
プライベートが充実したことが、仕事にもよい影響をあたえているという。日野は趣味や資格勉強をしていますが、カオナビは副業も推奨しているので、終業後や休日にほかの仕事をしているメンバーもいます。それによってリフレッシュしたり、自己レベルがあがったりして、本業のカオナビでの生産性も上がっているので、本人にとっても会社にとってもHappyなんです。
日野 「カオナビは、社員数も急増していますが、まだまだベンチャー企業なので、環境が目まぐるしく変化していきます。そのなかで、自分から必要な情報を吸収し、柔軟に対応していく姿勢を求められます。
人生100年時代と言われていますが、仕事もプライベートも両方充実させていく生き方は私の性格にもあっていると思っています。今後カオナビでさらなる成長を目指していきたいなと思います」
さまざまな業界にアプローチできるように、トレンドや業界ごとの課題の情報収集は欠かさずおこない、チームと共有している日野。自分だけではなく、チーム全体で成長していけたらいいなと思っていると語っていました。
カオナビはこれからも日野のようなバイタリティ溢れるフィールドセールスとともに、さらなる成長を目指していきます。