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こんにちは。広報のミヤチです。
突然ですがワタクシ、11月末でカオナビを退職させていただくことになりました。
ありがたいことに、こうして退職エントリーを書かせていただくことになりましたので、いろいろ綴ってみたいと思います。
どうぞお付き合いください。
そもそも、なぜカオナビに入社したのか?
私がカオナビに入社したのは、ちょうど3年前の2015年12月。
エージェント経由でカオナビの存在を知り、前職がeラーニングやIT研修など人事領域の会社にいたこともあって、「経験が活かせそう」という思いから応募することにしました。
ただ、当時のカオナビの社員はまだ十数名。
当然、転職の口コミサイトをはじめ、ネット上には会社の情報がまったくない状態だったので、どんな会社なのか、どんな経営者なのかがまるで分からず不安しかなかった記憶があります(笑)
▲入社当時のオフィス(写真は移転時のもの)。オフィスの向いが墓地で、オフィス内にトイレがあるという刺激的な環境でした
カオナビで働きたい!と思ったのは、良いサービスだと思ったから
面接でのお話です。
社長が『カオナビ』のサービスについて説明してくれた後に、
「いまだに紙で社員名簿作っている会社が大多数。でも、その紙の社員名簿を見て、一生懸命社員のこと覚えようって努力している社長もいるんだよ。
日本全国に『カオナビ』を広めて、そういう人たちにカオナビを使ってもらいたいんだよね」
と言ったこと。
そういう人たちに『カオナビ』を使ってもらえたら、きっと働く人も経営者もハッピーになれるだろうな、良いサービスだな、と思い、ジョインすることに決めました。
3年間いろいろありました
3年間という短い期間でしたが、濃密な3年間でもありました。簡単に振り返ってみます。
①広報立ち上げフェーズ
メディアリストと呼ばれる記者さんとのつながりはほぼゼロの状態からのスタートです。
メディアの代表電話にかけては『カオナビ』の説明にいく、という広報の基本の「き」なところをひたすら続けました。
私の広報のキャリアはカオナビがスタートと言っても良いくらいです。カオナビの前職は広報職ではなく、広報のキャリアには5年以上ブランクがあり、ほぼ一から出直しです。
さらに業界知識においても、前職で近い業界にいたとはいえ、人事の経験もなく業界やサービスに関する基礎知識も極めて薄い状態でした。
そのため、当時は経営陣が話す内容を必死でメモをして、ググったり、関連する書籍を読み漁っていました。
広報の知識に関しても、世の中の事情がいろいろ変わっているので勉強しなおし。
いろんな知識を吸収すべく、たくさんの勉強会に参加しまくりました。
勉強会を開催してくださっている広報さんには、心から感謝しています。おかげで、さまざまな勉強もできたうえに、いろんな広報さんに出会うことができました。
今では親友と呼べるような広報仲間も作ることができたのも、そういった会に参加させていただいたからに他なりません。
②成長期フェーズ
2年目に入ると、地方で記者会見を開かせていただいたり、念願だったビジネス誌に掲載していただいたり。
少しずつですが、成果も実感できるようになってきました。
「どうしたらカオナビを知ってもらえるか」
「どうしたらカオナビのことを好きになってもらえるか」
社内外、いろんな方々の力を借りながら、とにかく『カオナビ』を広めることに夢中でした。
▲レバンガ北海道のアカデミーへの導入時に開いた記者会見
そして、途中から採用広報にもチャレンジさせていただくこととなり、Wantedlyの立ち上げやブログの執筆も開始。
月に1,2回しか更新できなかったけれど、その後に入社したメンバーからは「ミヤチさんが書いたブログ、読んでいましたよ~!」と言ってくれて、すごく嬉しかったことを覚えています。
特に、社長のありのままを伝える記事は、採用候補者や入社するメンバーには楽しんで(?)読んでもらえたようです。
③事業拡大・加速期フェーズ
PR代理店さんの力を借りて、一人広報では到底できないような施策をたくさん実施しました。
大規模なシンポジウム、書籍の出版、などなど…。
その時の反省点は、目の前の作業に追われまくった結果、社内ではすっかり「大変そうな人」というイメージになってしまったこと(苦笑)
でも、何かお願いするときに「ミヤチさん、大変そうだから協力しますよ!」と言ってくれることも…(涙)
みんなが心配してくれて、協力してくれて、ありがたいやら申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
▲大規模なシンポジウム
そして、今夏
とうとう広報にメンバーが追加され、2人体制に。
PR代理店での経験をもつ松下さんが入社してくれたことで、広報としてできることが増えました。
そして私自身も、チームで仕事をすることの喜びを改めて感じました。
今後は、私の後任として広報にきてくれた熊倉さんと松下さんの2人が、今以上に『カオナビ』をたくさんの人に知ってもらえる&愛してもらえるようにしてくれるに違いありません。
▲カオナビ広報の松下さん(左)と熊倉さん(右)
経営陣の近くで仕事ができるのはスタートアップ広報の醍醐味
立ち上げから成長期フェーズでは、経営陣と直接やりとりしていました。
初期の頃は、プレスリリースも社長が添削してくれたり、社長と副社長にイベントやプロモートの提案をしてダメ出しを受けて凹んだり…(笑)
現在は組織化が進み、直接添削していただくこともなくなりましたが、こうして経営陣の考え方や成長戦略などを身近で直接知ることができるのは、スタートアップ広報の醍醐味かもしれません。
とてもありがたい経験をさせていただきました。
なぜカオナビを退職するのか?
ズバリ、「チャレンジしたい業界ができたから」です。
次も広報として、今度は別の業界でチャレンジを続けていきます。
3年という短い期間でしたが、それでも十分すぎるくらい濃密な経験をさせていただきました。
「もっとこうしたら良かった」「まだまだできることがあった」など、反省すべき点もたくさんあります。
辛いことも楽しいこともたくさんありました。
でも、決してそれらが嫌で辞めるのではなく、今でもカオナビは好きだしメンバーのことも大好きです。
正直に言うと、自ら離れる決断をしたものの寂しい気持ちでいっぱいです。
上司であるコーポレート本部長(戦車を作った人)からは、「経験積んで戻ってきなよ」という言葉もいただきました。
本当にありがたい限りです。今でいうところの「アルムナイ(※)」ですね。
戻るかどうかは現時点ではわかりませんが、退職した後も良い関係を続けていきたい、カオナビってそう思える会社です。
もっと社会と企業のコミュニケーションのハブとなれるように、経営にもよりコミットできる広報となれるように、これからも努力・研鑽を積んでいこうと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
これからもカオナビのことをよろしくお願いします!
▲送別会にて。あたたかく送り出していただきました!
※アルムナイ : 退職した元社員、OBやOGのこと。近年、退職者の再雇用を可能にするアルムナイ制度を取り入れる企業が増えています。(詳細はこちら)