グッドパッチの新卒に密着取材!入社式からワークショップまで、入社初日を大公開 | Goodpatch's Blog
こんにちは!2018年も4月に突入しました。通勤途中には、ちょっと緊張した面持ちの新社会人らしい方を見かけることも多くなり、「一緒に頑張ろう!」と声がけしたくなるような、微笑ましい気持ちになりま...
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こんにちは!経営企画室の杉本です。6月も半ばに差しかかりました。就活中のみなさんは、インターンなどにお忙しい時期でしょうか?
本日は、そんな学生の皆さんに向けて、この春に入社した新卒メンバーがどんなことに挑戦しているのか、Goodpatchならではの研修内容と共にご紹介します。新卒メンバーの職種は、PM兼UXデザイナー、UIデザイナー、エンジニアとさまざま。「もしGoodpatchに入社したら…」という気分で読んでみてください!
研修の前半では、Goodpatchのデザインプロセスに沿って、既存アプリのリデザインを行いました。与えられた時間は、10営業日。新卒メンバーは2チームに分けられ、デザインするアプリを自分たちで選びます。仮想のクライアントに対してリニューアル内容を提案し、クライアントワークのデザインプロセスを一通り経験することが目的です。Goodpatchのデザインプロセスはこちら。
今回の新卒メンバーの研修では、短期間でしっかりデザインプロセスを経験してもらうため、こんなルールがありました。
レビューの場には、代表の土屋をはじめ、メンター、マネージャーが参加し、実際のクライアントワークのような厳しいフィードバックが飛び交いました。現場で活躍するマネージャーやメンターの経験に基づいたフィードバックは、新卒メンバーにはない視点も多く、学びに繋がっていました。
新卒メンバーが苦労した点は他にもたくさん。タスク管理やタイムマネジメントから、コンセプトやアイデアという抽象的な概念をUIで表現すること、ロジックを考え抜き言語化することなど、たくさんの気づきがありました。
前半戦の最後は、全社イベント「Pitchpatch」で成果発表!メンターやマネージャーだけではなく、社内からフィードバックをもらうために、研修の合間を縫って企画しました。
「その場でフィードバックをもらうためには?」と考えた結果、プロトタイピングツールProttを使ってプロトタイプを共有し、リアルタイムに質問やコメントをもらうことに。この企画が功を奏し、とてもインタラクティブな時間になりました!
成果発表を終えて、一安心したのも束の間。翌日、ゼネラルマネージャーの松岡から新卒メンバー宛に、ある連絡が舞い込みました。
なんと電通デジタルさまから、ラジオが聴けるアプリ「radiko」のリニューアル提案のお話が浮上!研修前半は、仮想のクライアントに提案をしましたが、今度は本物のクライアントさまが対象です。社会人としてのビジネスマナーは当然のことながら、ヒアリングやプレゼンテーションにおいても、今まで以上のクオリティが求められます。緊張感漂う新卒メンバーたち……。
実はこのクライアントワーク研修は、以前から計画されていた新卒メンバーへのサプライズ企画。HRチームとマネージャー、メンターが綿密な打ち合わせを行い、電通デジタルさまとradikoさまのご協力のもと実現した、超豪華な研修でした。
写真上:新卒メンバーが入社する前に行われた、メンターとマネージャーのキックオフの様子
ゼネラルマネージャーからの突然の連絡も、すべて打ち合わせ済み。本物のクライアントワークではなく、いわば「模擬クライアントワーク研修」なのです。しかし新卒メンバーにはGoodpatchのメンバーとして、しっかり成果を残してもらわなければなりません。
そんな研修後半で、新卒メンバーが取り組んだことをピックアップしてご紹介します!
まずは、全員で電通デジタルさまのオフィスに伺い、ヒアリングを行いました。オフィスに戻ったあとは、ヒアリングの内容の整理、今後のスケジュールやタスクの確認を、チームに分かれてスタート。
ヒアリングで分かったご依頼内容は、このようなものでした。
プロジェクトが始まると、新卒メンバーは社内インタビューを10人以上に実施。また、ラジオを聴いた経験が少ないメンバーは「radiko」を使いこなすことから始めていました。
こちらはAチームのユーザー調査結果(私がradikoのヘビーユーザーだったので、ユーザーインタビューには何度か協力させてもらいました)。ユーザーから聞きたいことをしっかり引き出し、内容を丁寧に分類しました。
こちらは、Bチームのインタビュー分析結果です。さまざまな発言から気になるものを抽出し、「コンテンツ重視」「没入したい」「情報収集したい」など、コアとなるインサイトを特定しました。
Aチームは、ユーザー調査を通して課題を特定するために、アプリを初めて利用するユーザーの行動と感情を、カスタマージャーニーマップで分析しました。
Bチームはコア機能を考えるにあたり、radikoを通したユーザーのコア体験を分析しました。ユーザー調査で導き出したインサイトもしっかり活用しています。
研修前半と同様に、社内レビューの時間もありました。iOSデベロッパー/アプリケーションデザイナー、UIデザイナーなどが集まり、プロフェッショナルの視点で真摯なフィードバックをくれました。
社内や社外で中間レビューを挟み、ブラッシュアップを重ねて、いよいよ最終プレゼンへ。代表の土屋や、電通デジタルさまを担当するセールスメンバーも同席し、チーム一丸となって考え抜いたradikoの新しいデザインを提案しました。
初めての社外プレゼンに緊張しながらも、最後までやりきりました。クライアントの電通デジタルさまからは「これだけのアウトプットを出していただいたところに、グッドパッチさんの力を再認識しました」とありがたいお言葉をいただくこともできました。
今回の「radiko」アプリの提案内容は、残念ながら公開はできないのですが、もしかすると今後、みなさんの元に届くかもしれません!
さいごに、研修を終えた新卒メンバーの感想をご紹介したいと思います!
実務前に、これからどんなことをするか心構えを持つことができた。
研修後半は「新卒にこんな大きなプロジェクトを任せて、大丈夫なのかな…」と思いましたが、そんなハラハラも含めて楽しかったです!
後半で、radikoさんのプロジェクトが始まった時は「僕たちが心配じゃないんですか!」とメンターさんに泣きつきました。しかし、実際にクライアント様がいてくれたことで緊張感を持てましたし、前半とは異なる学びを持てたことが良かったです。
研修で助けてくれた社内のみなさんが、プロジェクトのためを思って意見やフィードバックをくださったことに感動しました。Goodpatchのメンバーが素敵な人たちであることを再確認しました。
とにかくこんなに贅沢な研修はないだろうと思っています。
現在、新卒メンバーは研修を終えて、先輩のプロジェクトをサポートしたり、社内のプロジェクトについてキャッチアップ中。本格的に、プレイヤーとして戦力になるための準備期間を過ごしています。
今回は、新卒メンバーの研修内容をご紹介しましたが、Goodpatchでは、デザインの力でビジネスの世界を牽引する人材を育てるために、さまざまな取り組みを用意しています。
新卒メンバーの入社式、チームビルディングワークショップなど、ボリュームたっぷりな入社初日の様子は、こちらからどうぞ!
代表の土屋と新卒メンバーが毎月ディスカッションする、社長研修についてはこちら。
デザインの力を信じるデザイナー、エンジニア志望のみなさんは、ぜひ一度Goodpatchに遊びにいらしてください!お待ちしています。