【まだ間に合う】リーダーシップの身につけ方
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株式会社クリエイティブテックスタジオがお届けする、【マネジメント虎の巻】シリーズ!
弊社はシステム開発領域のPMを生み出す会社として日本一といっても過言ではないほどのノウハウを持つ、プロジェクトマネジメントのプロフェッショナル集団です。
門外不出・社外秘のマネジメント方法論ですが、その一部をご紹介していきます!
今回のテーマは、『リーダーシップの身につけ方』。
PMにはリーダーシップが必要だと言われると確かにそうだと思うのですが、リーダーシップをどう手に入れたら良いのかという質問には簡単に答えられないような気がします。
「この人にはリーダーシップを感じる」といった感覚的なものは皆さんもお持ちかもしれません。しかしそれが具体的に何なのか言語化しようとすると難しいのではないでしょうか。
リーダーシップは先天的な資質だけのものではなく、これからでも身につけることができる能力です。
リーダーシップとは一体何なのか、どのように獲得できるのかご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
◆本コンテンツのゴール
・リーダーシップとはどういった能力を指すのかを知る
・リーダーシップの身につけ方を理解する
◆こんな方にオススメ
・プロジェクト進行を一段と良くしたい方
・マネジメントはできているのに何か足りないと感じるPM、PLの方
◆リーダーシップの身につけ方
リーダーシップは組織を牽引する能力であるといったような説明を見かけることもあります。
それは、マネジメント能力とはどう違うのでしょうか?
マネジメント能力とリーダーシップの違いから紐解いていきましょう。
マネジメント能力とリーダーシップの違い
マネジメントとは、プロジェクトの目的やゴールをより早く、より廉価に、品質高く実現する方法を考えることです。
例えば、沖縄から北海道まで手紙を届けるというプロジェクトを考えましょう。
1人でとにかく走って届けるという方法は非効率的です。乗り物を使ったり、届けるための人員を複数用意したり、うまくプロジェクトを達成するやり方を考えるのがPMのマネジメントという仕事です。
一方、リーダーシップは、プロジェクトで実施しないといけないタスクやゴール達成のために必要なことをメンバーにやってもらう力のことです。
PMが色々な手立てを考えても、それをメンバーに実行してもらえなければプロジェクトはゴールにたどりつくことができません。リーダーシップは決めたゴールを全員で見据えて向かっていくために働きかけること、さらにメンバーに良いパフォーマンスを発揮してもらうための動機づけや支援を行うことで発揮されます。
リーダーシップを身につけると、プロジェクトの効率やパフォーマンスを最大化することができるようになります。メンバーがプロジェクトの達成を自分ごととして捉え、本気で達成したいと思ってくれるような状態を作ることができるようになるのです。PMにとってはぜひ持っておきたいスキルではないでしょうか。
リーダーシップ獲得3箇条
風格やまとう雰囲気からリーダーシップを感じさせる人物というのは確実に存在します。意図せずとも自然とリーダーシップを発揮している人もいることでしょう。しかし、リーダーシップもまたスキルのひとつであり、獲得できるものです。
リーダーシップを身につけるために必要なことは大きく3つ。
①プロジェクトメンバーを支援すること
仕事が進まず困っているメンバーに良い方法を教えたり、手助けをする
当たり前ですが、メンバーの状態を把握しておきながら放置することは厳禁です。
②プロジェクトメンバーから信頼されること
メンバーから信頼を得ること、それを積み重ね続ける
PMがメンバーから人として尊敬できる存在だと思われていなければ、どんな支援をしても素直には受け入れてもらえないでしょう。ましてやプロジェクトのゴールに本気で向き合ってほしいと伝えたところで響きません。
③プロジェクトメンバーの見本となること
ミーティングに遅刻しないこと、困っているメンバーを放置しないといった最低限のことを守る
メンバーから見て、仕事に対するプロフェッショナリズムが感じられる人間であることです。日々同じプロジェクトで働くのですから、互いに敬意を払える人間であることが必要です。立場上PMはその中でも率先して見本となるような姿勢を見せなければなりません。
この3箇条で一番大事なものは③プロジェクトメンバーの見本になることです。
一番手っ取り早く行動を起こしやすい①の支援を優先したくなりますが、まずは見本になるような姿勢を見せることが重要です。支援を受け取ってもらうためにも、信頼されるためにも、まずPM本人の働く姿勢がベースとなるからです。
仕事への向き合い方や勤怠がずさん、フレックスの出社時間を遅くに設定していてメンバーが困っている時に居合わせられないといった日々を送っていれば、メンバーは日々PMのそういった姿を目にしながら仕事をすることになります。
プロジェクトの緊急事態など大事な場面で信頼が試される時、それまでにメンバーに晒されてきたPMの姿がそのまま結果として出ると言っても過言ではありません。人の見本になるというと大層に聞こえますが、やるべきことは自分の仕事に真摯に向き合うことです。その姿が人を尊敬させるのです。
完璧な人間を目指すことは必要ありませんし、不可能です。ミスは誰にでも起こり得ることです。ミスをした時に素直に認め挽回できるか、人としてメンバーに対して恥ずかしいところがないかという基本的なことを意識してみましょう。
3箇条を実践することでリーダーシップを身につけた時には、メンバーはPMが示すゴールに向き合ってくれるようになっているでしょう。適切な支援によってメンバーのパフォーマンスを最大化することもできるようになります。
マネジメント能力だけでなく、リーダーシップも身につけてワンランク上のPMを目指しましょう!
◆採用情報
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