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【✅要チェック】PMに向かない人の特徴5選

Photo by Kai Pilger on Unsplash

株式会社クリエイティブテックスタジオがお届けする、【マネジメント虎の巻】シリーズ!

弊社はシステム開発領域のPMを生み出す会社として日本一といっても過言ではないほどのノウハウを持つ、プロジェクトマネジメントのプロフェッショナル集団です。

門外不出・社外秘のマネジメント方法論ですが、その一部をご紹介していきます!


今回のテーマは、『PMに向かない人の特徴5選』。

もっとプロダクトについて考えられる立場になりたい、マネジメントに興味がある、年収を上げたい。PMを目指す方には様々な理由があると思います。

しかし、強い思いがあってもPMに必要とされる資質が備わっていなければ、いざプロジェクトを任された時にPMはもちろん、お客様やプロジェクトメンバーまでが大変な思いをすることになります。

そんなことが起きないよう、PMに向かない人の特徴5選をご紹介します。自分に当てはまる点はないか、あなたの周りにいるあのマネージャーには何が足りないのか、チェックしてみてくださいね。

◆本コンテンツのゴール

・PMに必要な資質について理解する

・PMである/PMを目指す自分の弱点を理解する

◆こんな方にオススメ

・マネジメント業に興味がある方

・PMを目指す方

・何かうまく行かないと感じているPMの方

◆PMに向かない人の特徴5選

PMに向いていない人の特徴を知れば、逆説的に、PMとして成長するために身につけるべきことがわかります。

PMに向いている人の特徴について検索してみると、プロジェクトを俯瞰的に見ることなどスキル面の特徴がよくヒットしますが、スキルは後から勉強すればいくらでも身につけることができるため、大きな問題ではありません。

多くのPMやPM志望の方にとってマネジメントスキルの習得は十分重要な問題かと思いますが、私たちクリエイティブテックスタジオでは、プロジェクトマネジメントの知識や方法を体系化し【PM BOOT CAMP】という研修として確立させています。したがって、弊社に入社していただく方の入社時点でのマネジメントスキルの有無を私たちは重要視していません。

むしろ、私たちがこだわっているのはスキルよりも資質や性格です。

もし、これから挙げる5選に当てはまったとしても、それだけでPMになれないということではありません。資質は生まれ持ったものが大きいですが、後から変えていくこともできる部分です。そのことを忘れずに、5つの特徴を見ていきましょう。


特徴1:コミュニケーション能力が低い

コミュニケーション能力には2つの側面があります。

情報伝達力と理解力、情報を伝えたり受け取る能力です。

これは主にビジネスシーンでのコミュニケーション能力ですが、それでだけでなく対人関係、友人との関わりなどの中で発揮される人間関係におけるコミュニケーション能力もPMにとっては重要になります。

人間関係におけるコミュニケーション能力は、上司からの支持やプロジェクトメンバーからの信頼など、人に好かれるという形で効果を発揮するからです。

情報伝達力と理解力は、ロジカルシンキングに関する書籍などから知識を得て、実際にその内容を論理的に整理し、発信するといった練習を積むことで強化することができます。

また、『日本語の作文技術』もオススメです。わかりやすく日本語で意思を伝える能力を磨くことができます。

対人面のコミュニケーション能力には、当たり前ですが得意不得意が存在します。後天的に改善するのは難しいものでもありますが、ちょっとした意識で変わっていく可能性もあります。


特徴2:リーダーシップに乏しい

PMがプロジェクトの方針や効率的な進め方を考えられていても、プロジェクトメンバーが同じ目標や目的を持っていなければ、プロジェクトのパフォーマンスを向上させることはできません。

プロジェクト全員が同じ方向を向いて進んでいくためには、方針を示すPMがメンバーの模範であり、慕われる存在であることが必要です。これこそがリーダーシップであると弊社では考えています。

リーダーシップを発揮できることはPMにとって必須の能力です。これを身につけるためには、自分がプロジェクトメンバーの模範となれているのか考えてみることが一番の近道です。

社会人として、プロフェッショナルとして仕事を進めていく姿勢だけでなく、頼りがいや親切心など人格的な面も振り返ってみましょう。


特徴3:論理的に思考できない

プロジェクトの計画策定や問題発生時には、PMが最終的な意思決定をしなければならない場面がたくさんあります。

例えば、〇〇部署の△△さんが自分たちを好意的に思っていないという状況がある場合、状況を放置するか、少しでも改善を図るため何かしらの策を打つかという選択があります。

リスクが許容範囲内であれば放置しても構わないかもしれませんが、思考停止してしまうことはPMとして望ましい姿勢ではありません。対策を打たないにしても、適切なリスク評価の上で対策しないという意思決定を下す必要があります。

PMは論理的な思考力をもって、こういった理由でこの意思決定をする、という明確な説明ができないといけません。

経験を積んでいくと、経験をもとに感覚的な意思決定をしてしまいそうになりますが、感覚は外れることもあり、ひとつ外せばプロジェクトの失敗に繋がる可能性もあるのです。

したがって、PMは論理的に思考することが習慣づいている必要があります。


特徴4:責任感がない

PMはプロジェクトの最終責任者であり、この責務を避けて通ることはできません。

責任感とは、少々理不尽な状況が起きても投げ出さずに解決しようとする姿勢や気持ちであると私たちは定義しています。

例えば、プロジェクトメンバーの✕✕さんの勤怠が悪く、ある日突然会社に現れなくなった場合。

メンバーとして好ましい態度ではありませんし、PMにとってもコントロールのきかなかった範囲で起きた状況ですが、PMは即座にそのメンバーの穴をどのように埋めるか考える、または、ある程度自らの労力を直接的に割いて状況を乗り越える必要があります。

理不尽な状況においても踏ん張ることができる、責任感を持つ者でなければPMは務まりません。

責任感を自然と持てるかどうかということは、PMにとって重要な資質の一つなのです。


特徴5:他責思考である

弊社の代表である人見がかつて在籍した会社で最年少のPMとなった当時、よく感じたことがあると言います。

PMになる以前はエンジニアとしてプロジェクトにアサインされ、徹夜もしながらハードに働く状況が多くあったそうです。その後PMになると労働時間は多少短くなったものの、その負荷はいちメンバーとは比べものにならないほど大きくなりました。

その理由は、PMはメンバーに仕事を割り振り監督していく立場にあるからです。

自分がメンバーである間は、自分の仕事の成果に気を配るだけでよかったのですが、PMはメンバーの人数分の気を配らなければなりません。

自分の仕事はある程度自分で制御できますが、他人の仕事は制御しにくいものです。遅延など、さまざまな問題が起きる可能性があります。

仕事を割り振る立場の人間が他責思考に陥ってしまうと、そのプロジェクトは絶対にうまくいきません。

あるメンバーが開発した部分の単体テスト品質が非常に悪かった場合、そのメンバーがサボっていたり能力が足りないからであると非難したり、原因追求をしてはいけません。

なぜなら、そうしたやり方ではプロジェクトは良くならないからです。

PMがすべきことは、まず自らの責任だと捉えることです。

もしメンバーの能力が不足しているのであれば、その能力を補完するためのマニュアルやルール、レビュープロセスの作成が必要になります。やる気がないのなら、モチベーションを高めるための働きかけをするべきです。それでも本人のやる気が湧かない場合は別の人に役割を変更するなど、PMが対応すべきこと、プロジェクトを改善させることのできる手立ては沢山あるのです。

問題を他人のせいにせず、自分がどうすべきだったかを考えなければ、プロジェクトは成功しません。

他責思考の人はPMに向いていません。


まとめ

PMに向かない人の特徴5つをご紹介しました。自分自身の弱点と合致する点がなかったか、参考にしていただければと思います。

冒頭でお伝えした通り、マネジメントのための具体的なスキルは学習することで身につくため、私たちがより重要視するソフトスキルを取り上げました。このソフトスキルも努力や意識次第で身につけられる部分もあると考えていますので、PMを目指す方はぜひ気にしてみてくださいね。

ご紹介した5つの点をごく自然に実践している、当たり前のことだと感じられた方はPMに向いている可能性がかなり高いと言えるでしょう。ぜひ一度弊社でPMとして活躍する道を考えてみませんか?

◆採用情報

最後までご覧いただきありがとうございました。

クリエイティブテックスタジオでは日本最高峰のシステム開発におけるPMを輩出する場を目指し現在メンバーを募集しています。

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