※このストーリーは、noteで発信した記事を転載しています。
ourly代表の坂本(@sakamoto_ourly)です。今週から全社員持ち回りでnote記事を毎週書いていくぞ!ということで、トップバッターを務めます。
ourlyでは3つのバリューを定めているのですが、その中の1つがwhy in ourly?です。
“はたらく”にこだわろう / Why in ourly?
誰かに言われたからではなく、自分の意思を持って仕事をやり抜いているか。自分がやっている仕事の成果を誰よりも達成したいと思っているか、という思いを込めたバリューです。
"はたらく"を平仮名にした理由は、ourlyで働く意味や目的は人それぞれ違うため、その多様性は認め合おうという意味を込めました。
why in ourly?については個人的に採用面接で最も重視している観点です。
世の中に同規模のスタートアップが山ほどある中で、なぜourlyで働きたいと思ってくれたのか、ourlyで自身は何を得たいのかについての解像度が高くないと、ストレッチな目標を自分ごと化できず、結果そんな状態で働いていても、お互い辛い結果になると考えているからです。
今日は僕自身のwhy in ourly?について書きたいと思います。
目次
- これまでの人生において、何を考えて、どんな目的を持って、どうやって過ごしてきたか
- 父に影響を受けた「いかに人生を楽しむか」という視点
- 自分にとっての楽しさ=「うまくいく仕組み」を作ることだと実感したプロジェクト
- ourlyで何を達成したいのか
- その先の未来でやってみたいこと
- カルチャー・マネジメントから、顧客の組織課題解決をしていく仲間を募集しています
これまでの人生において、何を考えて、どんな目的を持って、どうやって過ごしてきたか
ourlyで今年の年始にやった書き初め大会で、自身のwhy in ourly?を表す一言として「楽」という字を書きました。この字を書いた意図としては以下になります。
人生は死ぬまでの暇つぶし、いかに楽しむかという思いが根底にあります。
自分にとっての楽しさ=良い仕組みを作る事。
仕組みには大小あれど、自分の考えた仮説を検証してそれが上手くハマり、結果として事業や組織が良くなる事が楽しい。
またその結果、周りの人を楽にしたり、楽しさを分かち合えると嬉しい。
https://www.wantedly.com/companies/company_642159/post_articles/881866
父に影響を受けた「いかに人生を楽しむか」という視点
上記にある「いかに人生を楽しむか」という視点は、数年前に亡くなった父親の生き方に影響を受けています。
父親は自営業の家系で、自身も30代で当時流行っていた(らしい)脱サラをして独立。僕の幼少期は事業がうまくいっていたようで恵まれた生活をさせてもらいました。
小学生の時に両親が離婚しており、直接的に事業状況を聞いたことはないですが、ただ母親から聞くには、高校くらいからは厳しい状態になっていたようで、それは自身の生活でも感じられるものでした。
大きくなってからは、父と会う頻度は限られていたものの、それでもたまに会えば、次はこういう事業をしようと思っているなど、いつも楽しそうに話しており、調子がいい父を見て反発する時期もありましたが、死ぬ直前まで自分の人生を生きようとしていた姿を見て、父らしい生き方・死に様だったなと感じました。
父の姿を見て、家族を含めて、周りの関わる人へ自分が果たすべき責任は全うしたいと思う一方で、最期、自分の人生として後悔なく楽しめたと思いながら死にたいと思うようになり、「いかに人生を楽しむか」が自身のテーマとなりました。
自分にとっての楽しさ=「うまくいく仕組み」を作ることだと実感したプロジェクト
父親の姿を見ていたので、大企業で働いているイメージは持てず、将来自分でも事業をするため、若いうちから事業運営に関われる可能性のある会社で働きたいという思いから、小売・通販系のベンチャー企業に新卒入社しました。
入社して数年たった時に、出荷処理に耐えきれなくなった通販システム(購入~受注処理~出荷までの全般)をフルリニューアルする案件に携わることになったのですが、諸々の経緯もあり、最終的に検証が不十分なままスケジュールに押されてリリースという最もあかんヤツをやってしまい、当然うまくいかず、売上にも組織にも大打撃を与える失敗をしてしまいました。
ただ、その後3-4ヶ月かけて不具合改修をやりきった時に、当初目的だった出荷処理のキャパを大幅に上げて、そこに携わる方からも感謝の言葉をいただき、売上もちゃんと伸ばすことができて、自分が考えた仕組みがうまくハマって、事業が好転する楽しさ、感謝される喜びを強く感じました。
リリース時点では会社にもお客様にも同僚にも大迷惑をかけてしまったのですが、「うまくいく仕組みを作る楽しさ」がモチベーションと気づかせてもらった貴重なプロジェクトでした。
ourlyで何を達成したいのか
上記のようなモチベーションを持つ僕にとって、ourlyで達成したいことは、
- 組織改善プラットフォームとしてNo.1想起されるサービスにする
(そのためには認知度だけでなく実績も必須) - 成果に見合う報酬を社員に払える会社にする
(そのためには高いARR@人、筋肉質な組織、期待値に沿う成長が必須)
ことになります。
これが達成できれば、サービスとしても組織としても、うまくいっていると言えるんじゃないかと考えており、その時はとても楽しいだろうなと今からワクワクしています。
その先の未来でやってみたいこと
上記をまずourlyで達成したいのですが、その先では、自分より若い世代に対しての支援を何かしらできたらなと思っています。
まず、ourlyという会社・サービスを通じて、事業運営や新規事業立案、会社経営に携わるメンバーを増やしていきたい。これは僕自身が与えてもらった経験を、若いメンバーにもぜひ経験してもらいたいという思いです。
もう一つは、自分の子供たちの世代に対する貢献を何かしらの形でしていきたいという思いです。
日本はこれから移民政策の大きな方針転換などがない限り、急速な総人口と労働人口の減少を迎えることとなり、いくつかの推計を見ても2050年代には1億人、2100年頃には5000万人を切るという見立てで、社会構造を大きく変えていく必要があります。
GDPなどに代表される経済規模では世界トップ層であることは難しいと思いますが、それは一面かつ、これまでの尺度であり、100年後を見据えて、どういった国を目指すのかは、今の子供たち世代が主体となって決めていってほしい。個人的には色々なことがダイナミックに変わっていく(変えていかなければならない)タイミングなので、めっちゃ面白い時代になるんじゃないかなと思っています。
15年後、自分が50代中盤を迎えるときには、子供たち世代がこれからの社会の担い手として様々な方面で活躍していくはずなので、その時に微力だとしても支援をできる力を蓄えておきたく、そのためにもourlyでまずやるべきことをやりたいと思っています。
カルチャー・マネジメントから、顧客の組織課題解決をしていく仲間を募集しています
最後までご覧いただきありがとうございました。ourlyに少しでも興味を持った方は、まずは人事とのカジュアル面談から。気軽にお話ししましょう!