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右手には剣を、左手には盾を装備しろ
「あなたは、右脳派? 左脳派?」・・・日常でもしばしばこんな会話になったりしますね。右脳は感性脳・イメージ脳左脳は言語能・論理脳とか言われたりしています。一般的に、右脳が強い人はアートとかクリエイティブに向いているとか、左脳が強い人はエンジニアとか研究職に向いているとか、そんな話になります。あなたはどっち派だと思いますか?僕の考えはズバリ、こうです。「右脳左脳どっちかっていうケチな話ではなくて、両方鍛えちゃって両方使えるほうが絶対イイよね!」そして、これこそが初回で触れた「勇者の道」を歩くための「剣」と「盾」の意味であり、基本姿勢のイメージになっています。・ロジカルシンキング (左脳・盾...
ブランドデザインは、こうしてつくられる
2013年 日本発の本格スムージーブランド「F&P」のメイキングストーリー。今回はブランドコンセプトやクリエイティブの観点からお話しします。「ブランドをつくる」という作業は、どんなネーミングにするかどんなロゴマーク・ロゴタイプにするかどんなお店にするかどんなパッケージで提供するかどんな言葉で語りかけるかどうコミュニケーションするかどうアピールするかどのようにつながるかといったことの総合的なデザインです。そのすべてを結ぶ中央にあるものが、統一された「ブランドコンセプト」です。なぜなら、コンセプトがぶれてしまうと、一貫性がなくなって伝わらなくなってしまうからです。200以上あった、ブランドネ...
西野ゼミを開講します
ビジネスに関わるすべての人と一緒に、5分間で「ビジネスIQ」を磨く「西野ゼミ」。今回はその第1回目、オープニングの前書きです。目次このマガジン (西野ゼミ) について読んでほしい人自己紹介と背景このマガジン (西野ゼミ) について僕が代表を務める F&Pジャパン(株) で毎週開催されている週例朝会では、・サイコロを振って週替わりスピーカーを決める「気づきの共有」コーナー・僕からビジネスTipsを紹介する「西野ゼミ」コーナーをやって終わるのがお決まり進行になっています。後者「西野ゼミ」は、「10分間でビジネスIQを磨く」ことを目的として、毎週僕から投げる1つのお題についてみんなで考えを深め...
スムージーキット、誕生の秘話
スムージーといえば・・・不足しがちな野菜や果物、栄養が手軽に摂れて、その日1日をポジティブにしてくれる、とても便利で心強いライフスタイルサポーター。ですが、残念ながら、日本では諸外国と比べるとまだまだ人々の生活には浸透してないようです。日本は、「スムージー後進国」なんです。アメリカでは、スターバックスコーヒーが全米約15,000店舗 (*1) あると言われていますが、「スムージー専門店」のチェーンは約5,000店舗 (*2) となっていて、実に、街を歩けばスタバ3軒に対して1軒のスムージー専門店チェーンがある計算になります。北米の家庭には、ほぼ一家に一台スムージーブレンダーがあります (...
石の上に座り続ける覚悟が君にはあるか?
起業や新規事業にはさまざまな壁がありますが、その中でも特に重要な「マーケットフィット」について今日は語らせてください。(この記事は、2023年7月に社内向けに発信された内容をもとに編集を加えて公開しています)石の上に座り続ける覚悟が君にはあるか?15年ぶりの新作が話題となった「インディ・ジョーンズ」は子供の頃から好きだった映画なのですが、80年代には、今でも新作が出るような面白いハリウッド映画が本当にたくさんありました。中でも「インディ・ジョーンズ」のように、伝説の秘宝を求めて冒険者たちが挑んでいく系の、わかりやすくてスリルあるアドベンチャー映画が僕らは大好きで。そのお宝探し道中には、「...
変化よりも、変数を捉える
F&Pジャパン(株) 代表による社内報を公開する「オープン朝礼」記事です。この記事は、2023年4月にF&Pジャパン社内向けに発信された内容をもとに編集を加えて公開しています。変化よりも、変数を捉える「コロナのおかげで商売は上がったりだよ」「インバウンドが戻って、ようやくこの辺も賑わってきたな」こんな日常的なやりとりにも表れるように、「景気」というのは「自分ではコントロールすることができない」「その結果に従うしかない」ものとして扱われます。自ら事業を起こすような起業家は多分みんな、「景気なんて、俺が作ってやるよ」くらいに思って日々の事業をやっていると思うんですが、まあそんな気概はさておき...
無添加にこだわるのは無駄な時代がやってきた
F&Pジャパン(株) 代表による社内報を公開する「オープン朝礼」記事です。この記事は、2023年5月にF&Pジャパン社内向けに発信された内容をもとに編集を加えて公開しています。最近、いよいよ「無添加」って意味ないなーと思うようになってきたんですが、今日はその話をしたいと思います。2013年に創業したF&Pは、日本でも珍しいスムージーとジュースの専門業態だったので、原材料にも当然のようにこだわりを持ち、生産者からの直送で有機野菜や減農薬の農産物を集めていました。当時、F&Pと時を同じくして開業した「スムージー」「コールドプレスジュース」業界の同期たちがいて、こぞって競い合っていた時代です。...
おいしいとヘルシーが出会う場所
「おいしい」と「ヘルシー」は両立できる。・・・これは、F&Pの商品開発の基本ポリシーとして創業時からある考え方です。日本には古くから「良薬口に苦し」ということわざがあります。これ、元々は孔子の言葉で「良い忠告は聞くのがつらいが、自分のためになる」という意味だそうですが、、、この例えのように、「よく効く薬は苦くて飲みにくい」イメージがありますよね。「苦いものは効く」「からだにいいものは、おいしくない」これらはトレードオフになっているようで、私たちは、まるでどちらかを選ばなくてはいけないような先入観を持ってしまっています。F&Pは、まずこうした先入観を捨て、「からだにいい」と「おいしい」は両...
大解剖! 初心者でもわかる、「スムージーボウル」を徹底解説!
こんにちは!本場西海岸さながら本格スムージーをはじめとした「ヘルシーファストフード」をおとどけする F&P Smoothie Cafe の人気メニューをご紹介する記事です。今回は「スムージーボウル」についてお話しします!みなさん、「ボウル」と言ったらどんなメニューを想像するでしょうか?サラダボウル?ポキボウル?ライスボウル?英語圏では、丼ものことはみんな「Bowl」と言いますが、特に「Sushi Bowl」なんて、海鮮丼やチラシ丼をはじめとしてとても人気がありますね。2000年代、ブラジル原産のスーパーフルーツ、「アサイー」の人気に火がついて、アメリカで大変ポピュラーになりました。日本人...
世界最古の果実 ?〜 ブランドネームに隠された意味
💡問題です💡これなんて読むでしょう?FICO & POMUM・・・え、これ何語?フィコ・アンド・ポマム?難しいですね🤔・・・正解は、「フィコ・アンド・ポムム」と発音します💡本格スムージーブランドの「F&P」とは、「FICO & POMUM (フィコ・アンド・ポムム)」の略称です❗️ではこれ、いったいどんな意味なんでしょうか?🧐ラテン語は、英語をはじめ多くのヨーロッパ言語に影響を与えた古代言語ですが、もともと古くには果物を表す言葉はこの2語しかなかったそうです。「FICO & POMUM」は、「イチジクとリンゴ」という意味のラテン語です🌰🍎昔から長くのファンの方は「フィコポム」なんて呼んで...
ガレージの精神
僕は IT業界でキャリアをスタートしましたので、就職活動のときは IT企業を回っていました。インターネットの普及が2000年だとして、僕の新卒が2002年。IT企業と言っても今のようにGAFA (= Google, Amazon, Facebook, Apple) がまだ台頭する前で、いわゆるハード・ソフトのメーカー系が主流だったように思います。IBM, 富士通, NEC, hp, Microsoft, Oracle, SAP...といった面々です。企業研究をしているうちに気づいたことなんですが、外資系IT企業には、"Garage Spirit" (ガレージの精神) と呼ばれるものがあり...
ヘルシーって、なんだっけ話
「そのヘルシーって、どういう意味で言ってる?」・・・これは先日、社内のとあるプロジェクトの打ち合わせ中に実際に交わされた会話です。「お客さんから、『ヘルシーなもの』を要望されています。だから、カロリーが低くてビーガン対応のものを提案しようとしています。」このとき、「カロリーが低い」「ビーガンに対応」・・・これらが「ヘルシーである」ことと同じ意味で議論が進み始めたので「あれ?」と急に違和感を覚え、「ちょっと待って!それはお客さんが言っていることなのか、うちが勝手にそう解釈してるのか、まず確認しよう」となりました。「カロリーが低い」「ビーガンに対応」これらは一見ヘルシーそうな感じで通してしま...
裸足で暮らす人たちに、靴を履かせる
僕は、どうせやるならやっぱり「誰もやってないこと」に挑戦するほうがいいよね、と思うタイプの人間です。マーケティング論的な話で、「アフリカで靴を売る話」っていうのがあります。有名な話なのでご存知の方も多いとは思いますが・・・2人の靴メーカーのセールスマンが、アフリカのとある国に着いた。その国の人々はみんな裸足で、誰も靴を履いていなかった。A社のセールスマンは帰国後、会社にこう報告した。「この国の人は誰も靴を履いていません!この国には靴の需要が全くありません!」B社のセールスマンは帰国後、会社にこう報告した。「この国の人は誰も靴を履いていません!これなら、とんでもない量の靴が売れるでしょう!...
未完のグランドメニュー
おはようございます!今日は、FICO & POMUM JUICE (フィコ・アンド・ポムム ジュース) のお店の商品企画・開発の現場で起こっていることをそのままお伝えします。大塚製薬のポカリスエットって 40年前からありますけど、味も商品名もパッケージデザインもずっと全く変わらないですよね。(商品自体はちょっとずつ改善の手を加えられているのかもしれませんけど)「ポカリスエット」は、キャッチコピーを変えたり、ターゲット層を若年層に変えたり、機能性よりも身近な飲料としてのイメージ訴求に変えたり・・・「マーケティング戦略」をその時代に合わせて転換する手法で 40年売り続けているブランドです。売...