緑川貴章 | YOUTRUST
大学卒業後カメラマンとしてのキャリアを歩むためにアマナグループに入社。そこから発注側にあたる広告代理店の業務に興味を持ち、電通のベトナム支部で勤務。マーケティングや企画の基礎...
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新たにYOUTRUSTという船に乗ってくれたメンバー達に、なぜYOUTRUSTを選んだのかを聞いていく“YOUがYOUTRUSTを選んだ理由”企画。今回は、昨年立ち上げた広告事業部にジョインしたばかりの緑川貴章さんと田中雄大さんです。
また、YOUTRUSTは2024年2月7日にバリューを刷新。「YOUPROMISE(私たちの約束)」を策定しました。そんなタイミングで実施する本企画。一人ひとりの「入社への想い」に迫りつつ、「YOUPROMISE」への想いも訪ねました。
今後、YOUTRUSTが日本のモメンタムを上げる 偉大な会社を創るために欠かせないメンバーたち。関わり始めた今だからこそ感じるリアルな想いを語ってもらいます。
左
緑川貴章さん|広告事業部 リーダー・ブランディングプランナー
新卒でアマナグループに入社、その後広告代理店でプランニング・マーケティングに従事。その後ナイキジャパンにてNIKE.COMのパフォーマンスマーケティング、SNKRS AppのBusiness Leadとしてグロースに貢献。その後スタートアップでマーケティング責任者を務め、フリーランスとしてマーケティングコンサルタントとして活動。プライベートでは2児の父、サッカーコーチとしても活動中。
右
田中雄大さん|広告事業部 企画営業
新卒でマイナビに入社し、営業職として新人賞を受賞するほどの活躍をした後、動画系外資企業Loop Now Technologies, Incへ転職。日本法人の立ち上げにおいて4人目のメンバーとして参画し、動画SaaSセールスチームの立ち上げ、カンファレンス、イベント企画などの経験を積む。2023年11月にはYOUTRUSTの新規事業である広告事業部のメンバーとして採用され、広報企画やイベントなどに携わっている。過去にはM-1グランプリに出場した経験を持つ。
――まず、入社した時期と現在の役割を教えてください。
田中:2023年11月に入社しました。今は広告事業部でフロントの営業として、採用広報やサービスPRの広告の出稿をお客さまに提案するのがメインの仕事です。また、イベントの企画立案をして、実際のプロジェクト進行も担当しています。
緑川:私は田中さんから1ヶ月後、2023年12月に入社しています。今は広告事業部のメンバーと採用ブランディングや採用マーケティングのプロフェッショナル集団を形成にすることを目標に、日々チーム力を高めています。そのほか、企画や顧客への提案書を最終チェックすること、お客さんとの話し方などをブラッシュアップしていくことなどが私の役割です。
――続いて、YOUTRUST入社以前の経歴を教えていただけますか。
田中:まず「教師になりたい」と思って鹿児島から上京して、東京学芸大学の教育学部に入りました。そして無事に小中高の教員免許を取得しましたが、就職を前にして「自分が社会経験を積まないと、子どもに何かを教えることはできないのではないか」という考えを持つようになって。そして就職活動をはじめ、結果的にマイナビへの就職を選びます。人材業界は幅広い業界を知れる業種であることと、営業として幅広いスキルをつけられることが決め手となりました。他社はほぼ受けず、なかば勢いで入社しましたね。
入社してからは、当時の僕自身の競争意識の高さも相まって、「絶対にトップになるんだ!」と、意気込んでガムシャラに仕事をしました。そのおかげか、トップとまではいきませんでしたが、実際に新卒の個人賞も受賞できました。ただ、そこで違和感を覚えて、「自分のやりたかったことは本当にこれなのだろうか」と、働くことについて深く考えるようになっていったんです。その思索の末に浮かび上がってきたのが、「もっと大きな裁量を持って取り組むことができる環境が自分には合っていそうだ」という仮説でした。そこで当時の上司が勧めてくれたYOUTRUSTを使ってスタートアップ企業への転職活動をはじめたんです。
そして転職活動の結果、Firework Japan(Loop Now Technologies株式会社)に4人目の社員として入社しました。そこでは動画マーケティングツールのセールスを行いました。在籍していた2年半で社員数も30名を超え資金調達も行うなど、スタートアップが一気に伸びるフェーズに携わることができて、自分の仕事の幅を広げられたと感じています。
そんな出会いを作ってくれたYOUTRUSTというプロダクトもより好きになっていきました。今振り返ると、これをきっかけにYOUTRUSTという会社そのものにも興味を持つようになったのだと思います。そして広告事業部の立ち上げに興味を持ち、思い切って転職を決意。選考を経て無事入社できました。
緑川:私のキャリアのはじまりは制作クリエイティブ会社である株式会社アマナで、カメラマンのアシスタントをしていました。
当時はロケ撮影が多く、中でもベトナムに行っていたことをよく思い出します。国内外問わずいろいろな仕事をしている中で、広告代理店が担当しているビジュアルを決める工程への興味が出てきたんですよね。そんな時に電通のベトナム支部にご縁があり、英語をまったく話せない状態であったものの思い切って転職しました。そこでは広告におけるプランニングの基礎を叩き込まれました。
帰国後は三菱電機系広告代理店にて勤務し、海外を飛び回りながら仕事に励みます。そうしているうちにデータマーケティングに時代が移り変わってきて、今度は「顧客のデータから遠い代理店ではなく、データを活用して顧客一人ひとりに対して丁寧なコミュニケーションができる事業会社に行きたい」と思うようになりました。
そこでまたご縁があってナイキジャパンに入社します。当初はデータを使ったゴリゴリのパフォーマンスマーケティングを行いつつ、自分でもデータを引っ張れるようにSQLを学んだり、SNKRSアプリの立ち上げは特に面白かったですね。新規メンバーと売上をグロースさせるために色々なキャンペーンや仕掛けをし、メディアにも多数取り上げていただくなど充実していました。ただ、次第にブランドが強いと自分の貢献度も見えにくいな、という考えを持つようにもなってきて……。より本質的なマーケティングを行いたいと思ってスタートアップ企業に転職しました。
2社のスタートアップでマーケティング責任者を経験。その後はフリーランスとなったものの、副業として半年ほど携わっていたYOUTRUSTから声をかけていただき、入社して今に至ります。
――YOUTRUSTへの入社を決めたのはなぜですか。
田中:SNSでYOUTRUSTが広告事業部を立ち上げたと知って、何をするのかは全然イメージできなかったものの「YOUTRUSTだったら面白いことをやるんだろうな」と思ってカジュアル面談に自ら応募したのが、最初のきっかけです。畑山さん(畑山巧樹/広告事業部)とカジュアル面談をして、何をするのかを一定理解できたし、面白そうとの気持ちは変わらなかったのでそのまま選考に進みました。
実は、その時は転職をしようと明確に考えていたわけではなかったんです。前職では職種の枠を飛び越えてセールス以外の仕事をするのが難しい状態だったので、そこに対する小さなモヤモヤはありましたが、大きな不満はなかったし、むしろ会社が伸びていく充実感もあってハッピーでした。でも選考の過程で、「そのいい環境を捨ててでも、YOUTRUSTでいろいろな人といろいろな知識に触れながらチーム一丸となって働きたい」と思うようになっていた自分に気づき、入社を決意しました。
緑川:もともとYOUTRUSTのマーケティング手法に注目していて、面白いなと思っていたんです。スタートアップでは、効果が測定しづらいマーケティング施策に予算を割くのは構造上難しいにもかかわらず、YOUTRUSTではオフラインの手法も試していて、マーケティング界隈でも話題になっていました。私自身も「何者?」と思ってましたしね(笑)。
※参考記事|屋外広告で新規ユーザー数4倍に オフラインだからこその副産物も
それで興味を持っていたタイミングで、YOUTRUSTの方から声をかけていただき、参画することとなりました。
実際、一緒に仕事をしてYOUTRUSTのパワーを感じましたね。私は、人が集まるところにパワーが集まるし、人さえ集まればどんな事業も組み立てられると思っているのですが、まさにそんな理想的なパワーが集まっていて、職場として魅力的でした。
もちろんプロダクトも魅力的です。前職への転職は、履歴書も職務経歴書も出すことなく、YOUTRUSTのプロフィールだけですべて完結しました。そのくらいカジュアルな転職もあっていいと思うし、転職までいかなくとも、いろいろな会社とプロジェクトベースで関与することも全然アリだと思います。短期から長期まで、多様な関わり方があっていいと思うんですよね。ただ、短期的に会社と関わるのに、その都度履歴書を書くのはコストが大きいです。履歴書がなくとも採用が成立するようになるべきだと思うし、その意味でもYOUTRUSTの魅力を感じていました。
あと、フリーランスは非常に楽しかった反面、同じ経験値の焼き増し感を感じました。強くてニューゲーム、みたいな。とても有り難がられる一方で、新しい経験はやはり組織にいないとなかなか積めない。長い人生を考えた時に、事業開発や新規事業立ち上げをもっと経験しないと、息の長いマーケコンサルになれないのではと感じました。
――YOUTRUST社員の約束として、「元気は、利益」「変化を起こせ」「やりきってるか?」の3つの項目、“YOUPROMISE”を策定しました。特に共感できるものを教えてください。
田中:僕としては、3つとも納得感があります。でも一番テーマとして心に刻みたいのは、「やりきってるか?」です。
「元気は、利益。」と「変化を起こせ。」はこれまでのキャリアでも自分が任されたり得意としたりしてきた部分です。特に2社目では自分が一番若かったこともあって、元気よく率先して新しい行動を行っていました。この経験は、自分がYOUTRUSTに還元できる価値ではないかと思います。
この2つはこれまでもできていたので、これからもやり続けないといけない。その上で自分を伸ばして会社に貢献するためには、「やりきってるか」が必要だと感じました。これまでの業務では、ひたすら量をこなして質を追求できていなかったと感じています。これからは質にきちんと向き合い、自分のスキルを上げていきたいですね。
たとえば提案資料ひとつとっても、それを究極まで突き詰められたのか、時間がないことを言い訳にしていないかなど、「本当にやりきれているのか?」と自問し続けることが必要です。YOUTRUSTのメンバーは、みんなそれを考え抜いていると入社して感じているので、自分も徹底していきたいです。
緑川:自分のモットーと近いのは「元気は利益。」です。これまでのキャリアではずっと、笑顔でいることを意識してきました。マーケティングは流れが変わっていくのが速く、自分の経験がまったく当てにならないことも日常茶飯事です。そのなかで潮流をキャッチアップするには、新しい人の視点や考え方を取り入れて消化することが欠かせないと思っていて。これは本だけでは間に合わないので、近くの人間から直接ヒントをもらうしかないんですね。それをしっかり拾えるように、そのために多くの人に話しやすいと思ってもらえるように、自分は笑顔でいるわけです。もともとそう考えていた自分にとって、「元気は利益。」は強く共感できるバリューでした。なんというか、答え合わせができた気持ちでしたね。なので、一番しっくりきています。
田中:あ、、、それで言うと、僕も一番は「元気は利益。」かもしれません。緑川さんのお話を聞いていて、整理できちゃいました!(笑)先程お答えした「やりきってるか?」は僕自身がもっとも心がけるべきことですが、シンプルに一番いいと思ったのは「元気は利益。」です。YOUTRUSTもこれからどんどん組織が大きくなっていくし、自分も数年後には中堅となってくると思いますが、そうして環境が変わっても持ち味である元気やユーモアは持ち続けたいですね。
――社員としてYOUTRUSTで働いてみて、どのように感じていますか。
田中:自分が期待していた雰囲気そのままでしたね。今まで2社しか経験していませんが、仕事に対してのモチベーションが随一だと感じます。インターンから岩崎さん(代表取締役CEO)や金子さん(取締役CSO)まで、みんながすごいエネルギーをもって仕事に取り組んでいます。エネルギーの高い人に囲まれて仕事を頑張りたい人は、入って絶対に後悔しない会社だなと思いますね。
緑川:私も、いろいろな会社と関わってきましたが、ここまで元気な会社はなかったですね。目標達成に対してみんなが貪欲で、冗談を言って盛り上がって飲み会もイベントも全力でやる会社です。みんながこうした意識を持っていれば、目標も突破できるだろうし、こういうのが大きくなるののかなと感じました。
今だから言えますが、「最高の一日にしましょう!」ってみんなで声を出す朝礼とか、とにかく元気すぎて「入社した当初はちょっとやばい会社に入ったかな、もう少し冷静に仕事したいんだけどな」と思ったくらいです(笑)。でも声を出してみると、意外とそのおかげで自分に勢いがつくんですよね。そして商談やメンバーの教育も熱を帯びるようになりました。これまで以上に本気で向き合えるようになったように感じます。やっぱり「元気は利益。」なんでしょうね。自家発電した元気がいろいろなことに対する熱量を生んでいって、それがまた別の人にも伝播してと良い循環が起きているのを感じながら働いています。
――最後に、YOUTRUSTで働くことを考えている人へメッセージをお願いします。
緑川:30代終盤に差し掛かって改めて思うのは、20代にたくさんチャレンジしておいてよかったなということ。20代はとにかく質より量そして、30代になると量をこなせる時間が様々な要因で少なくなっていって、結果と質を求められる。振り返るとその質を高める作業が20代に詰まっていたように思います。とにかく自信を持って、自分が意思決定できる現場をこだわって作っていくこと。意思決定の連続は人を強くすると思います。インドネシアでもトルコでも後に引けない決定、多々ありました(笑)。
YOUTRUSTはそんなチャレンジがたくさんできる場所だと思います。量もそれなり加えて質の高さもしっかりあるので、長期展望でキャリアを作っていくにはとてもいい環境に思います。
私は新しい視点を常に欲しているので、どんどん組織が大きくなるように支えていきたいし、そのためにどんどん素敵な人が入ってきてほしいです。広告事業部はブランディングのスペシャリストとして新しい境地を切り拓いていくので、こうした領域に興味があってイチから学びたい人に出会いたいです。
田中:では僕からは同世代の方にメッセージを。YOUTRUSTには、社会人歴を積んで得たスキルの幅をさらに広げつつ、自分たち若い世代が核となって会社を成長させていける環境があります。そして、最高な人生の先輩たちがいます!この環境を存分に活かして、一緒に同世代で会社を盛り上げていきましょう。お待ちしています。
執筆:えなり かんな