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挑戦をし続けるFlutterエンジニアがYOUTRUSTを選んだ理由【ユートラとわたし】朝日大樹

YOUTRUSTメンバーの素顔を探るべくスタートした、社員インタビュー連載企画「 #ユートラとわたし 』」第1弾!

記念すべき初回のインタビューは、ユートラアプリリリースの立役者である朝日大樹 (@daiki1003)。「to Cのサービスに携わりたい」という思いを強く持つ朝日に、これまでのキャリアを振り返りながら、今後の野望についても語ってもらいました。

エンジニアになったきっかけ

——エンジニア歴10年になるそうですが、エンジニアに興味がでたのはいつ頃ですか。

エンジニアになろうと真剣に考えたのは大学院に通っている時です。ただ、中学生の頃から父親のパソコンを借りてHTMLを触っていたりしたので、ずっと興味はありました。一方、研究室のメンバーたちのほとんどは大手メーカー企業などに就職するので、サイバーエージェントやDeNAなどに進む人は超少数で、ほとんど情報がなかったですね。自分もIT系に強いこだわりがあったわけではありませんでした。

——少数派にも関わらず、ファーストキャリアにサイバーエージェントを選んだ理由は。

選考の一環でインターンに行って、社内の雰囲気に惚れ込んだのが理由ですね。縦社会が苦手で、堅苦しいスーツを着て働くとかは避けたいなという思いがあったので、自由な風土が自分にぴったりだなと思いました。

内定を貰ってからは内定者アルバイトとして働き始めました。実際にエンジニアとして働き始めてからは大きなギャップはなかったですが、学生時代に触っていた言語とは全く違う言語で開発を進めることに戸惑いを感じた場面もありました。例えるなら、洋食店で修行してたけど急に和食を作れと言われるような感じ(笑)。ベースの部分で通ずる部分はあったものの、言語に関してはほとんど初心者の状態で働き始めました。独学で勉強をしながら実践をし、経験を積んでいきました。

Flutterとの出会い・面白さ

——エンジニアとしてのキャリアの変遷を教えてください。

1社目では最初iOSアプリを作っていて、Objective-Cなどをメインに触っていました。ただ、子会社でエンジニアメンバーが3人しかいない状態だったこともあり、各人ができる事はなんでも拾うといった具合に動いていました。なので私も、サーバーサイドや、インフラ周りでAWSを触ったりもしていました。

日々刺激的な生活を送っていたのですが、ある時会社として事業をto Cからto Bに移行することになりました。ですが、個人的にはto Cのサービスに携わりたい想いが強かったので転職を決意しました。

——toCのサービスに惹かれる理由は?

自分が作ったものを沢山のユーザーさんに使ってもらえて、そのフィードバックが直接届くからです。to Bのサービスでも企業様からフィードバックは貰えますが、エンドユーザーの方から届くものとはまた別かなと個人的には思っていて。私は後者のフィードバックが欲しいなと。2社目に関してはその思いを優先してゲームを作っている会社に飛び込みました。

2社目では主にCocos2d-x(言語で言うとC++)を触っていました。ゲーム開発なので転職動機でもあったエンドユーザーからのフィードバックも沢山受け取れていましたし、新しい言語に携わることもできていたので楽しく仕事をしていました。

5年ほど働いたのですが、エンジニアとして今後のキャリアを考えた時に、このままゲームエンジニアとしてやっていくのかどうか?に迷いが生じてきて。前述したCocos2d-xはあくまでゲーム開発領域における言語なので、この先ゲーム以外の開発もしたいとなると今のうちに別の言語に挑戦した方がいいかもなと思ったんです。

ただ、この時の転職活動は難航しました。当時は独学程度でしか触ったことのないSwiftが出来る会社を探していましたが、30代で未経験というのはネックで、リファラルでも断わられることが多かったです。最終的には一社目の上司の縁で、ベビーシッターのCtoCマッチングサービスを提供する会社にジョインしました。まさに信頼の転職といったところですね(笑)

——Flutterに出会ったのは3社目のタイミングですか。

前置きが長くなりましたが、Flutterと出会ったのは3社目にいるときです。本業では主にSwiftとKotlinを触っていたのですが、3社目に入って半年くらいのタイミングでFlutterに興味を持ち始めました。きっかけとしては、共通の趣味で知り合った方が、アプリ開発を手伝ってくれる人を募集していて、手を挙げてみたら「Flutterでやってますがいいですか?」という話で。開発に携わることに決まり、そこから本気でFlutterを勉強し始めました。

Flutterは、ワンソースで複数のアプリケーションを作成できる言語で、工数も削減できるし、スタートアップには凄く相性がいいです。だからこそ、最近企業が注目し始めていて、同時にFlutterエンジニアの需要が高まっているのかなと思っています。

YOUTRUSTとの出会い

—— 副業先や転職先を考えるうえでFlutterにこだわった理由は。

「純粋にFlutterを書くのが楽しかったから」です。SwiftやKotlinは一度書いたコードを書き直して改めて実装すると、反映されるまで結構時間がかかるのですが、Flutterは直してから反映されるまでがめちゃくちゃ早くて。その場で反映されるくらいの感じで、すぐフィードバックが返ってくるんですよ。それが楽しいのも一つの大きな要因かなと。

やっぱりエンジニアって自分が作ったものが思い通りに動いたときに喜びを感じる人は多いと思うんですよ。それがモチベーションになっている人も多いと思います。Flutterはそのサイクルが早いので、触っていて楽しいなって。

——YOUTRUSTへのジョインを決めたのもFlutterに携われそうだったからですか。

いえ、最初はFlutter案件ではなかったです。昨年の夏頃に代表の岩崎から「アプリを作りたいんですけど、作れる人がいないので手伝ってほしい」と声をかけられたのが最初です。岩崎とは特に面識はなかったんですが、社会人同期でコミュニティが近いこともあり、共通の友人はYOUTRUST上でもかなり多くいました。

声をかけられた時点では、どの言語で開発するのか?といった技術選定すらできていない状態で、決まっていたことは「10月までにアプリが出したい!」という意思だけでした。僕自身、YOUTRUSTはユーザーとして使ってはいたのですが、ほとんど中のことは知らない状態でした。

すぐに副業として関わり始め、アプリを開発する言語は決めてもらっていいということだったのでFlutterで開発を始めました。正直最初はアプリ開発を手伝うだけのつもりで、まさかYOUTRUSTに正社員として入社することになるとは思っていませんでした

——正社員として入社してもいいなと気持ちが変わったのはなぜですか。

一番の決め手は人の良さですかね。最初に声をかけてもらった岩崎や山田をはじめ、副業としてYOUTRUSTに関わって数日で、組織の心理的安全性の高さを凄く感じたのを今でも覚えています。直接会ったことがないメンバーに対しても「この人絶対いい人だな」って思うくらいに、本当に人がいいなあと。

また、入社して間もないころから自己開示ができる空気感にも惹かれていました。YOUTRUST内では全員作成必須になっている「#脳内」というslackの個人チャンネルで自分が思うことを呟けば、岩崎や山田など創業メンバーともまるで同僚のようにコミュニケーションが取れます。そういう環境は凄くいいなと今でも思っています。

オフラインで初めてメンバーに会ったのは副業を始めて二ヶ月ほど経ってからだったのですが、ギャップは全くなかったです。

今後の野望と未来の仲間へのメッセージ

——今後の展望を教えてください。

おじいちゃんになるまでプログラミングはしていたいなと思っています。今のところはFlutterエンジニアとしての経験値を溜めていきたいと思っていますが、言語に関しても、Flutterより好きだなと思える言語に出会えたらまた新しく挑戦するというのは今後もやっていきたいです。

直近やり切りたいのは、今回リリースしたアプリをユーザーさんにとってより使いやすいものにアップデートを早いサイクルで回していくこと。他にやりたいことで言うと、大きな話にはなるのですが「YOUTRUSTチームの技術力の高さ」を組織として押し出していきたいなとは思っています。

YOUTRUST=技術に強いチームという認識を根付かせていくためにも個人の情報発信はちゃんと続けていきたいと思っています。

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