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社員総会「ClipLine全員会議」開催!

ClipLineでは四半期ごとに社員総会を開催しています。2024年12月6日に行われた社員総会のテーマは「全員対話型会議」。この記事では、当日の様子を振り返るレポートに加え、社員総会実行委員長による振り返りインタビューをお届けします。


■主なプログラム
・開会
・ワークショップ:個人業績振り返り
・バリュー表彰
・Q1振り返りとQ2の展望(経営陣より)
・クロストーク:①成功事例紹介 ②他社との環境比較
・閉会
・懇親会


社員総会には、原則として全社員が参加します。遠方在住の社員はリモートでの参加となりましたが、ほとんどの社員が神田オフィスに集合しました。オフィス内では執務室やオープンスペースなどに社員が分散していたため、各所にモニターを設置。どこからでも参加できるよう配慮しました。

     オフィスの機材室。社員が複数の部屋に分かれて参加するため中継します!


ClipLineのバリュー「Have fun!」を体現する総会は、明るく活気ある雰囲気で進行しました。冒頭では、実行委員長を務めたカスタマーサクセス部の加藤が、今回のテーマについて説明しました。

コンセプト:全員対話型会議

・参加型総会:社員全員が主体的に関われる場を作りたい
部署横断の象徴:部門を超えた取り組みを会社の方針として掲げる
期の始まりらしく:2025年度を元気よくスタートする場に
全員参加型ツール:Comment Screenを活用し、一体感を醸成


人気イベント「ニコニコ超会議」をヒントに、今回の社員総会ではモニター上にコメントが流れる仕組みを取り入れました。参加者は表示されたQRコードを読み取り、次々と場を盛り上げるコメントが画面上に流れていきます。


         スマホでコメントを投稿して全員参加型の総会を実現しました

CEO高橋の挨拶:今は大きな変化が起こる入口

続いて、代表取締役社長の高橋より挨拶がありました。テーマは、人口減少時代の日本においてこれから起こる社会の変化についてです。高橋は、サービス産業を取り巻く環境の変化について「年齢動態や世帯構成のデータを分析することで、ある程度予測可能です」と語りました。また、2050年には全人口の2割が一人暮らしの高齢者になることを指摘し、現在は大きな変化の入り口に立っている時期だと説明しました。「変化はチャンスです」とも強調しました。

さらに、高橋は次のように締めくくりました。「お客さまは私たち以上に変化に直面しています。社会がどのように変わっていくのかを考えることで、私たちの支援の幅と深さをさらに広げていけると確信しています。」

       本題の真面目な話に入る前。コメントスクリーンが盛り上がります

部署混同グループでの個人業績ワークショップ

次に行われたのは、メインメニューの1つである「個人業績ワークショップ」です。社員は部署の垣根を越えた混成グループに分かれ、それぞれが直近3ヶ月間の取り組みや成果、そして今後の目標について、資料を投影しながら約10分間のプレゼンを行いました。新設部署に所属する社員は、その部署の具体的な業務内容についても紹介しました。

プレゼン終了後には、聞き手が社内のSlackを使ってフィードバックを投稿。また、口頭で感想や質問が飛び交う場面も見られました。プレゼン中には「すごい!」と感嘆の声が漏れる場面や、「いつもありがとうございます」と感謝の言葉が交わされる一幕もあり、温かな雰囲気の中で進行しました。

このワークショップでは、普段業務で直接関わる機会の少ない社員同士が交流する貴重な場ともなり、互いの仕事を理解し合う重要なきっかけとなっています。

バリュー体現者を表彰する「バリュー表彰」

ClipLineでは、3つの価値観と7つの行動規範を掲げており、それらを合わせた計10項目のいずれかを体現した社員を表彰する「バリュー表彰」という仕組みがあります。また、表彰とは別に、日常の「バリューなできごと」を記録・共有する場として、Slackの「ナイスバリュー!チャンネル」を運用しています。このチャンネルでは、社員がバリューを体現したと感じた人や出来事について、随時投稿するルールとなっています。

投稿件数の推移を振り返ると、前クォーターと比較して投稿数、投稿人数、そしてスタンプ数がいずれも増加し、社内全体で盛り上がりを見せた期となりました。

    夏期に投稿が減った時期がありましたが盛り返してきました!夏バテだった?


  体現されやすいバリュー、投稿されやすいバリュー、共感されやすいバリュー、色々あります


今回のバリュー表彰では、4名の社員が受賞しました。受賞者は、マネージャーからの推薦を経て、経営陣による審査によって選出されます。受賞者一人ひとりからスピーチがあり、その中で協力者や普段一緒に活動しているメンバーへの感謝の言葉が多く語られたのが特に印象的でした。

受賞者の一人は海外事業部のトーマスでした。詳しくはこちら

挑戦の舞台は海外へ:ABILIグローバル展開の歩みと目指す未来 | 社員インタビュー
ClipLineは2022年から海外進出に挑戦しています。執行役員で海外事業部責任者である藤森は、プロダクトバックグラウンドのキャリアをもちながら、海外市場でのビジネス開発に挑戦中です。初めて尽...
https://www.wantedly.com/companies/clipline/post_articles/945434

突然現れたゲストの仕切りでクロストーク開始

バリュー表彰の後、経営陣から事業の進捗状況や今後の方向性についての説明がありました。その後は、本日の2つ目のメインメニューであるクロストークの時間です。

冒頭、「みなさん、こんにちは!」という聞きなれない加工された声で、モニターに突如「くりこ」さんが登場しました。

                   くりこさん・・・?

くりこは、動画編集に役立つ知識や技術を教えてくれるバーチャルキャラクターで、これまでは2Dグラフィックでしたが、今回は特別に3Dアバターとしてゲスト出演しました。音声に合わせて表情が変わるその姿はまるでVTuberのようで、突如の出現に一同はどよめき、「執務室が3秒凍りました」というコメントが投稿されるほどの驚きが広がりました。

本来のくりこはこちら


狐につままれたような空気の中、くりこの進行でクロストークがスタート。クロストークは2部構成で、第1部ではコンテンツ・コミュニケーション部が事例紹介を行いました。映像を活用し、お客様の労働環境がどのように変わったかを実際の映像を交えながら説明し、現場の課題やニーズにどのように応えたのかを具体的に紹介しました。

           コンテンツ・コミュニケーション部による事例発表


第2部のテーマは、4名の社員による「他社とClipLineの環境の違い」です。これまでのキャリアや他社での経験をもとに、ClipLineの文化、福利厚生、社内制度について感じたことをざっくばらんに語り合いました。

「圧倒的に使われていない福利厚生がある」といった指摘や、「前職では毎日18時以降、オフィスでお酒が飲めた。これを通じて気軽なコミュニケーションが生まれたり、コンディションを把握するマネジメントに役立てたりしていた。ClipLineも金曜日だけでなく毎日飲めるようにならないかな(笑)」といったユニークな提案も飛び出しました。
なお、ClipLineでは毎週金曜日を「ハッピーアワー」として、オフィスでお酒を飲みながら懇親する制度を設けています。

                  ClipLineの特徴を話す4人

次のクォーターでは、1人1つ「サルシャワー」を見つけよう

このような流れを経て、いよいよ社員総会は閉会を迎えました。最後に、COOの金海が締めの挨拶を行い、その中で「当たり前を疑え」というメッセージを投げかけました。金海は、研究者の間で知られる「サルシャワー」という逸話を例に挙げ、日々の業務における改善の可能性を提案しました。

「私たちが普段『そういうもの』と無意識に受け入れている事柄の中に、本当は改善できる部分があるかもしれません。次のクォーターでは、ぜひ一人一つ『サルシャワー』を見つけてください。それが全員分で70個の改善になります。改善のためのプロジェクトもすでに立ち上がっており、リーダーの梅澤さんが指揮を執っています。皆さんが見つけた『サルシャワー』をぜひ梅澤さんに共有し、次のクォーターに向けて一緒に頑張りましょう!」

社員総会の後には懇親会が開かれ、和やかな雰囲気の中で社員同士の交流が深められました。締めくくりにはジャンケン大会が行われ、勝者には高級牛肉が贈られるという特別なイベントで大いに盛り上がりました。


        ジャンケン大会で優勝し、植原(左)から賞品を受け取る大谷(右)

実行委員会メンバーの振り返り

               振り返りインタビューに応じる二人


社員総会の実行委員長を務めた加藤は、今回の総会を次のように振り返ります。

「リアルタイムでコメントする取り組みをメインに、全員参加を体現するための建付けがうまくいったと思います。本当は、個人業績ワークショップを全員向けの発表形式にしたかったのですが、技術的にも時間的にも実現が難しく、前回と同じグループ形式に落ち着きました。

当日の運営では、時間が押したりスライドの音が出なかったりと予期せぬトラブルもありましたが、みんなの協力で無事に乗り切ることができました。この経験を通じて運営の難しさを実感すると同時に、非常に貴重な経験になったと思います。

次回の実行委員長には、『意思決定する立場であることを意識し、心構えを持つこと』が重要だと伝えたいです。正直、自分自身は十分に実行委員長らしい役割を果たせたとは思えませんが、この経験が次のメンバーの助けになれば幸いです。」


配信・技術担当を務めた横田は以下のように振り返ります。

「『くりこ』のVTuber化は、コンテンツ・コミュニケーション部の中西さんの協力を得て初挑戦しました。準備期間が短い中で工夫しながら取り組んでいただきました。技術的には、ボイスチェンジャーのテストが直前までできないなどの課題もあり、今後の改善点だと思います。

配信業務では音のバランス調整や映像トラブル、Comment Screenの表示方法など、初めての取り組みで苦労が多かったですね。それでも『全員参加型の楽しい仕掛け』を考え、ある程度の盛り上がりを作れたことはよかったと思います。総会は全員が集まる貴重な機会ですから、次回も全員が楽しめるような仕掛けづくりに取り組んでほしいと思います。」


加藤さん、横田さんを始め、実行委員会の皆さん、お疲れさまでした&ありがとうございました!


■採用Deckが新しくなりました!




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