皆さんこんにちは。タイミー採用広報です!本日は、2023年夏に行われたサマーインターン「次世代経営会議」のレポートを公開いたします📣
「次世代経営会議」とは
全国約1,000名の応募から選抜された30名の学生たちが、社会を動かす事業拡大案をプレゼンテーションするという3daysインターンです。
テーマの難易度だけではなく、本気で挑むからこそぶつかり合ったり、意見が割れたり、直前まで方針が決まらずにもがいたチームも。大変な思いをした分、優勝発表で嬉し泣きや悔し泣きをする学生もいたりと、全員が熱い想いを持ちながら一つのテーマに取り組み、かけがえのない3日間を過ごしました。
対談メンバー
「急成長ベンチャーのビジネスを体感してみたい。」選考通過率3%以下の選ばれし30名に
── まずは自己紹介をお願いいたします。
石田:2022年にタイミーへ入社し、現在は事業開発部の部長をつとめています。2007年新卒ですが、自分も就活時にはたくさんのインターンシップに参加してモチベーションを高めた経験があり、今回メンターとして参加できることをものすごく楽しみにしていました。
土戸:現在筑波大学4年生で、タイミーの事業開発部で長期インターンをしております!今の大学には3年生のときに編入してきたのですが、その前は高専でプログラミングを学んでおりました。本当はこの春から大学院に進学する予定だったのですが、あまり研究は向いてないという自己分析もあり(笑)。25年新卒としてタイミーへの就職を決めています。
備海:慶應義塾大学3年生で、タイミー25年新卒の内定者です。大学生活はコロナ禍でスタートしたこともありオンラインでの活動が主流だったのですが、その中でビジネスに興味をもち、大手企業での長期インターンを経て法人を立ち上げることも経験しました。
── 今回タイミーの3daysインターンに参加しようと思ったきっかけを教えてください。
備海:もともとはタイミー自体をそこまで深く知らず、プロダクトの名前を聞いたことがある程度だったのですが、とあるサマーインターンで小川さんがゲスト講師としてベンチャーやビジネスについて熱く語ってくださって、“こんなに若くて優秀な経営者の方がいるんだ” と感銘を受けました。そのタイミーがサマーインターンを開催するとの情報を知り、自分の目でタイミーの成長を確かめてみたいと思ったことがきっかけです。
土戸:僕は賞金の100万円に釣られました(笑)。
一同:(笑)。
土戸:あともう一つは、「ビジネス」というものを知りたかったということが大きな理由です。今、仲間内でアプリを開発し、リリースしているのですが、ビジネス的なことを考えずに “面白そう” という観点だけでつくってしまった事実がありまして。「誰の何を解決するものなのか」という視点が抜けてしまってる状態でした。今急成長しているベンチャーの皆さんが、どういった思考・プロセスで設計しているのかを学びたく、参加させていただきました。
── さまざまなインターンシップがある中で、タイミーのサマーインターンは率直にどのような印象でしたか?
備海:本当に難易度が高かったです!タイミーは7つ目のインターンで、これまで同じようなカテゴリのインターンも参加した経験はありますが、どちらかというとアイデア勝負といったイメージで、ここまで数字を具体にして “現実に落とし込むこと” を求められたのは初めてでした。
土戸:僕は大学院にいく予定だったこともあり、インターン自体にあまり参加しておらず……。実際に足を運んでみて、同世代で既に起業されている方も多く、ディスカッションの中でも思考の深さや速さにものすごく驚きました。自分のチームには最終的に個人MVPを獲得した方もいて、圧倒された3日間でしたね。
── メンターを努めた石田さんにお聞きしたいのですが、ご自身の学生時代と比較して、インターンシップのレベルの変化は感じますか?
石田:正直、インターンシップの内容や企業側が提供する舞台はそこまで変わってないと思います。ただ、令和で大きく変化しているのは「学生の能力」ですね。事業計画書の作り方をビジネスコンテストを通して学んでいたり、プロダクトのモックをつくる際にもデザイン知識やスキルが既に備わっていたりと、自分の学生時代では希少だったこの層の比率が格段に上がっています。前提知識・経験の幅・情報取得能力など、本当にレベルが高いです。
本気で挑むからこその衝突、対立。それぞれの特性を活かして “オールスクラム” を体現する
── 全国から選抜された30名が集まるハイレベルな3daysインターン。それぞれ印象的だったエピソードを教えてください!
備海:僕のチームは、石田さんがメンターをしてくださっていて、最終的に賞金100万円を勝ち取りました!結果もそうなのですが、1番印象的だったのは、メンバー同士でかなり衝突したことです(笑)。
1日目の夜は実際にタイミーを利用する方々へ話を聞きに飲食店へお邪魔し、こんなにも幸福度の高いサービスなんだということを再認識したと思ったら、2日目には意見の食い違いによってものすごく険悪なムードになっていて……。
でもお互いがものすごい熱量でぶつかり合ったからこそ、成功を収めることができたと思います。
── 「はじめまして」の方と衝突しあうなんて、なかなかできない体験ですよね......!それほど本気で向き合っていたのが伝わります。土戸さんはいかがですか?
土戸:僕のチームは逆に終始和やかでものすごく仲のいいチームだったんですよね。衝突することは無かったのですが、プロダクトの方向性がどんどん逆方向に割れ出して、まとまらずに1日目を終えて、不安の多い状態で2日目を迎えたのは覚えてます。
思うように進まないディスカッションで皆んなの集中力が切れて悶々とし出した頃、メンターの源島さんが「散歩しに行こう!」と外に連れ出して気分転換させてくださったこともあって、悪い流れをうまく切り替えて進めることができました。
── ぶつかり合うチームや意見がまとまらないチーム、それぞれに特色が出て面白いですね!石田さんはメンターとして参加者に対してどのようなアドバイスをしていましたか?
石田:はじめて顔を合わせる優秀な者同士が一つのビジネスをつくるわけなので、やはりそれぞれの目線で周りの経験値やスキルに圧倒されて、お互い探り探りの状態が続いてしまうんですよね。自分のチーム含めて、1日目は関係構築がし切れないまま終わるチームも多かったのではないかと思います。
言いたいことを言えない。言えないからこそ、自分の本来持ってる能力が100%発揮できない。ここを打開すべく、各々に自分自身の特性や能力を自己理解させた上で「本音で向き合う」ようにフィードバックしました。
“たった3日間” でたくさんぶつかり合ったからこそ、かけがえのない仲間に。
── インターン参加者のお二人は、ご自身でどのような成長を感じてますか?
備海:正直いうと、僕含めビジネスコンテストにも慣れているメンバーが多かったこともあり、それぞれの個性を出し切らずともある程度のクオリティを生み出すことはできてしまうチームでもあったと思います。
でも、これでは「本質的な価値に繋がらない」ということに気づくことができて、そこからただまとめるだけではなくて本音でぶつかるところはぶつかって、それぞれの特色を理解しあいながら役割分担をしていくことができました。
その結果、誰にも想像できないような事業立案ができたので、大きな成長に繋がったと思います。一人でやるのではなく、組織として実行する強さも改めて実感しましたね。
土戸:僕は大きく二つあると思っていて、一つめは「しっかりと伝える力」です。ディスカッション中も、自分が言いたいことを自分の言葉でバーッと話してしまいチームを混乱させてしまうことがありました。
その際、メンターから「的外れではないけど、なぜそう思ったのか?の背景を伝えたり、相手にきちんと届いてるか?チームの知識として定着しているのか?というところを考えて、伝わるまでしっかり話そう」というアドバイスをいただき、チームの認識の齟齬を無くしていくことができました。
もう一つは、定量的なロジックを持って物事を考えていくということですね。これまで趣味で着手していたアプリ開発は、学生視点で楽観的にアイデアを出して “あったらいいな” を形にしているだけだったので、“本当に使っていただけるのか” “ミッション・ビジョン・バリューとの一貫性があるのか” など、一事業走らせるということをこんなにも真剣に考えたのはタイミーのインターンが初めてでした。
── この3日間を通じて切磋琢磨した同じチームの仲間は、今どのような存在ですか?
備海:一つの目標に向かって各々が挑戦し、腹を割ってぶつかり合えたので、お互いが尊敬し合える唯一無二の存在になっています。僕のチームはリーダー経験のあるメンバーが揃っていたのですが、それぞれの特徴は異なり、自分にはない部分を持っている方たちです。今も仲が良く定期的に集まっていて、「また飲みに行こう!」と話しています。
土戸:僕も連絡先を交換して食事に行ったりしています。「将来どうなりたい」や「実現していきたいこと」がそれぞれ異なるので、今後も違うフィールドでそれぞれが刺激し合えるような存在になると思います。社会人になって、お互いの活躍を讃えあうのが楽しみです。
メンターの圧倒的コミットも魅力の一つ。一人のビジネスパーソンとして本気で向き合う
── 石田さんが現場で感じた “優勝の要因”はどのようなところだとお考えでしょうか?
石田:個人的な考えでは、3日間の中で組織としてパフォーマンスを出すとなった場合、勝てる要因となるのは相互の信頼関係「チームビルド」ができるかどうかだと考えてました。その中で自分が各々の熱量に火をつける役割ができたらいいなと。
2日目くらいで “このチームいけるかも……!” と思ったのは、それぞれが自己開示の一歩を踏み出しながらアクションを積み上げられてたという点です。
みんながここにチャレンジしたことが「成長」であり、「優勝」できた要因だったと思います。
── 社内からも大きな反響のあった3daysインターンですが、事業開発を牽引している石田さんの目線で、学生から出るアイデアの魅力はどのようなところに感じますか?
石田:ビジネスに擦れてない脳と、圧倒的な熱量。この二つだと思います。社会人経験が長ければ長いほど忘れてしまいがちな熱を、今回の事業企画インターンを通して呼び覚ましていただいたなと感じました。
経験則というものは、いい方に転ぶ時もあれば同じ概念に固執してしまうこともあります。シンプルな思考の中で柔軟にアイデアを出せるということや、「これだ」と思ったものに対して瞬間的に情熱を注ぐことができるのは、学生ならではですよね。
メンター側も、心に火をつけて、通常業務以上に頭をフル回転させて、相当なエネルギーを使った3日間でもありました(笑)。私たちにとっても、かなりのモチベーションに繋がった回だったと思います。
── メンターのコミットメントも、タイミーならではだなと思います……!
石田:まさにそうで、自分もこれまで素晴らしいインターンを何社も経験しましたが、ここまでメンターがコミットしているインターンシップは見たことがありません。3日目の発表時に涙を流すメンターもいましたし、昨年度1番思い入れのあったイベントとして掲げてるメンターもいます。
学生の皆さんを子供扱いすることなく、たった3日間という短い時間の中で、一人のビジネスパーソンとして向き合い全力を注いでいました。
こういった風土も、タイミーのならではの魅力ですよね。
── 学生から出た事業立案は、タイミーでどのように活用していくのでしょうか?
石田:私がメンターを努めたチームでは、スキマバイトを通じて “はたらく” だけではない付加価値、すなわち “モチベーション” に着目したサービスを提案していたのですが、自分自身も “あったらいいな” と思っていた構想を学生たちが見事に形にしてくれたということもあって、タイミーの新規事業として取り組めるよう、社内会議などでは積極的に議題に出しプレゼンテーションをしています。
そのくらい芯の通ったアウトプットでしたし、大手企業が参入しようとするこの市場で差別化していくためには絶対的に必要な要素だなと。
土戸くんのチームの立案も、最近ローンチしたばかりの新事業「キャリアプラス」と非常に近しいサービスでして、これからの未来で着手していかなくてはならない領域になってくると思いますよ。
それぞれが色々な想いを掲げて立案したこの施策は、この場限りのアイデアではなく「タイミーの資産」として形にしていく方針です。
人々の “可能性を広げる” タイミーに共感。社会を動かす存在を目指す
── 長期インターンとして関わっている土戸さんは、今どのようなお仕事に携わっていますか?
土戸:タイミーの長期インターンとして事業開発部に所属しながら、バックオフィスで営業の数値管理や振り返りなどの仕組み化をすべく、ツールを開発しています。0→1でつくって終わりではなくて、30名程のチーム全員に定着させていくためのフォローや、どのように定着できたのかの評価など1→10のフェーズでしっかり運用していくところが自分にとって大きな経験となっています。
── 実際に参画してみて、タイミーのどんなところに魅力を感じましたか?
土戸:一つ目は、とにかくコミットメントするという風土です。事業に対する熱量と、「オールスクラム」というバリューを体現しながら一丸となって取り組む社風があり、一人ひとりが惜しみなく常に基準の高いアウトプットをしています。
もう一つは、風通しの良さ。1,000名を超える大きな組織ではありますが、代表をはじめ役員クラスとの距離も近いです!インターンの立場からでも、改善策などがあればきちんと発言させていただくことができるので、仕事を進める上で気持ちの良いカルチャーだなと思っています。
── 備海さんはこの3daysインターンを通じて25年新卒としての入社を控えていますが、ファーストキャリアとして入社を決意した理由をぜひ教えてください!
備海:プロダクトも社員の皆さんも勢いがすごく、“ここからもっとすごい会社になる!”と実感しました。その理由の一つとなったのは、この3daysインターンを通して感じたメンターのレベルの高さです。そしてこの優秀な方たちがこんなにも学生に向き合い、一緒に熱い想いを持って取り組んでくださる企業は他にはないと思いました。
自分も実際にリアルな事業立案をしてみて、「インフラをつくる」ことを実現していくことで幅広い事業展開が叶うビジネスだということも確信したので、タイミーの事業を一緒につくっていけることにワクワクしています!
── タイミーで、挑戦したいことはありますか?
土戸:事業開発部での取り組みでは徐々に成果が目に見えてきているので、さらに社内の定着を図り、企業の成長フェーズに合わせた自動化・仕組み化を実現していきたいです!最近は、3daysインターンで立案した施策と類似している新規事業の「キャリアプラス」に携わってみたいという願望もあります!
備海:今タイミーは「はたらく」を通じて人生の可能性を広げるインフラをつくるというミッションの中で事業を拡大していると思いますが、自分自身もこの価値観にものすごく共感しています!タイミーの一員として誰かの可能性を広げられるような新規事業の展開に携わり、社会に大きなインパクトを与えていきたいです。
2024年も開催!エントリーお待ちしております。
密度の濃い3日間を過ごし、一生付き合える仲間との出会いも創出できるのが「次世代経営会議」の特徴。タイミーのサマーインターンシップを通して、熱い志を持った新しい仲間と、リアルなビジネスに触れてみませんか?
エントリーを心よりお待ちしております。