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社内の結びつきを強化するために自社独自のコーポレートウェアを製作・配布している会社は少なくありません。しかし、Wantedly Peopleユーザー1万人以上に対して「自分の会社のオリジナルグッズやノベルティを愛用している」かどうか聞いたところ、80%の人がNOと答えるという悲しい現実も……。
一方、私たちウォンテッドリーの社内で同様のアンケートを行ったところ、およそ8割のメンバーが日常的に使っているWantedlyのオリジナルアイテムが「ある」と答えるという正反対の結果が!
そこで今回は、インナーブランディングの一環として「愛されるコーポレートウェア」を作るために行ってきた工夫について、実際のアイテムとともにご紹介します。
作例①:「志」で個性を表現するマスク
2020 Corporate Mask (designed by @yanAoym)
2020年、新型コロナウイルスの感染拡大により私たちは自らのアイデンティティーである「顔」の大半を隠して社会生活を送ることを余儀なくされされました。しかし、このマスク必須の時代にあっても、あなたの「志」はあなた自身について何より雄弁に語ってくれるはず。
そこでウォンテッドリーは今冬、「志」をフィーチャーしたマスクを社内で製作。ウォンテッドリーに関わる人が、「自分が自分であること」への誇りをもってシゴトに打ち込めるよう、「NEVER MASK YOUR PASSION(情熱を隠すな)」という標語をマスク全面にあしらいました。
不織布マスクの上からマスクカバーとしても使用でき、「シンプルながらもインパクトのあるデザインが外出時の気分をあげてくれる」「会社の宣伝としても使える」と好評です。
作例②:情熱の源泉を持ち運ぶトートバッグ
2019 Corporate Bag (Designed by @MaoSugaya)
2019年に制作したトートバッグもまた、「ユーザーの自己実現を支援する」というWantedlyのプロフィール機能に込められた思想を反映した社内プロダクト。
コーポレートミッションである「シゴトでココロオドルひとをふやす(Create a world where work drives passion.)」に基づき、メンバーひとりひとりが各々のモチベーションの源泉を自由記入できるデザインになっています。
「シンプルにデザインがかっこよく、使い勝手のいい大きさ」「好きなアーティストの缶バッジを空欄部分につけて楽しんでいる」「間口が広く丈夫なので、ジム通いや買い物に重宝する神アイテム」など、愛用者の声も聞こえてきました。
作例③:「皆で着る」を楽しむTシャツ
Corporate T-shirts/Summer Intern T-shirts (Designed by @MaoSugaya)
自社主催の大規模イベントや毎年のサマーインターンなど、一体感を醸成することが大切なイベントでは、やはりお揃いTシャツが気分を盛り上げます。
2019年に製作した写真左のTシャツは、黒地にコーポレートロゴを配したシンプルなデザイン。オンラインの打ち合わせ時に画面に収まるよう、ロゴを胸元の高い位置にレイアウトしています。
「ロゴの主張が激しすぎないので電車に乗るときでも着れる」「採用イベントで重宝する」「普段着のローテーションに入れている」など、デイリーユースから勝負時の一着まで幅広く役立っているようです。
自社ブランドとともに歩む楽しさを
今回の社内アンケートを通じて、「(社外の人に)デザインがかっこいい、欲しいと言われた」「家族に社名を覚えてもらった」など各アイテムが社外関係者とのコミュニケーションを引き出していることがわかりました。コーポレートウェアを着用したメンバー自身がWantedlyブランドの”歩く宣伝塔”となってくれているようで嬉しいですね。
しかし、対外的なブランディングにも増して大切なのが、インナーブランディングやカルチャー浸透に活かせるアイテムを作ること。そのために私たちは着用時のカッコよさだけでなく、「カルチャーの表現」としての意匠をこめることに何よりこだわってデザインをしてきました。
各メンバーが思い思いに着こなしを楽しみながらチームへの帰属意識をさりげなく感じたり、オンオフを問わずライフスタイルの一部としてWantedlyブランドとの接点を持ったりと、着られることを通じてインナーブランディングにも貢献するコーポレートウェアをこれからも作り続けたいと思います。