こんにちは。
株式会社サマリーの人事・採用を担当しているカニンガムです。
今回はカジュアル面談や面接の中で「プロダクトについて」よくいただくご質問をご紹介いたします。
皆さまの疑問解消に少しでも役立ち、ジョイン後のイメージをよりお持ちいただけたら幸いです!
サマリーポケットについて教えてください!
サマリーポケットは、月額275円から605円でお荷物をお預かりする収納サブスクサービスです。
ユーザーが専用ボックスに預けたい荷物を詰めて送ると、空調・セキュリティが徹底管理された環境でお預かりします。 荷主自らが足を運ぶ従来のトランクルームとは異なり、宅配便を活用することで居住地域に関係なく、預けたモノを確認したいときも、取り出したいときも、自宅にいながらスマホ一つで操作が可能になります。 またプラン選択によっては、ユーザーが専用ボックスで預け入れた荷物を1点ずつ写真で管理することができ、クリーニングや無酸素保管などオプションサービスを利用することが可能です。
ユーザーはサマリーポケットに何を預けているのですか?
保管アイテムはアパレル用品が約44%占めており、小物や靴・かばんなどのファッションアイテムも多く預けられています。 続いて本や雑誌、ホビーグッズ等も多く保管されています。
さらにサマリーポケットは都市部在住者を中心に、多くの方に活用いただいています。宅配便を活用するサマリーポケットは、日本全国一律料金でご利用いただけます。
衣替えやお引越しの際にご利用いただくことも多いです。
ぜひ下記のご利用者の声をご確認ください。
ご利用者の声:https://pocket.sumally.com/journal/
保管コストが結構かかりそうな印象ですが1箱275円〜で収支は取れているのですか?
最初にご注文いただいたボックスをお届けする送料やボックス代、お預けいただくアイテムを撮影する人件費は弊社持ち出し(先行投資)になりますが、一定期間お預けいただければ十分に箱単位で収支が成り立つ形になります。サマリーポケットではサービスの継続率も非常に高く、サービス開始当初から現在までご利用いただいているユーザー様も多数います。
上記に加え、宅配型トランクルームということで「保管場所にとらわれない」サービスであるからこそ
- 保管センターを郊外の拠点にすることで地代を抑えて保管コストを最適化する
- EC物流の倉庫などが好まない天井高が高い倉庫を敢えてチョイス。専用ボックスでのお預かりにすることで、縦にも横にも隙間なく並べて体積あたりの保管効率を高めることでコストを抑える
という取り組みを行い、保管コストを最適化しています。
コロナ禍での影響を教えてください。
2020年のコロナ初期においては、「リモートワークの拡大」や「長く過ごす自宅の環境の見直し」など多くのユーザー様にご利用いただき、平常時以上の伸び率でご注文をいただき、弊社事業にとっては+の影響を及ぼした形になります。
海外競合はいますか?
海外には弊社のようなサービスを展開している会社はほぼありません。(2023/4/10時点)
近い将来、香港やシンガポールなどアジア大都市を起点に海外向けのサービス拡大を進めていきたいと考えております。
事業の今後の展望を教えてください。
今後の展望については、サマリーポケットの成長とFUTURE PRODUCTに分けてご紹介します。
サマリーポケットの更なる成長
WMS(倉庫管理システム)の自社開発
現在、Webだけで完結しない物流領域もテクノロジーでハックをすることに力を注いでいます。
2021年10月に自社開発のWMSをリリースし、現在は事業の進化に合わせて追加開発を進めています。もともと外部システムを活用していたものを内製化したため、「開発の自由度を上げること」と「事業の成長スピードをより早めること」に成功しています。
なお、この取り組みで「物流領域のハック」が進んでいます。例えば、IoTの技術で庫内の生産性を可視化できたり、MLの技術で人が行なっていた作業を代替するいわゆる「DX」的な取り組みも行なっています。
今後はWMSも含め「物流領域をハックしていく」ことでさらに成長を目指しています。
新オプションの提供
プロダクト・システムを一気通貫で自社管理できることで事業の推進スピードも早まりました。
例えば、「大型アイテムプラン」という箱に入らない大型荷物の保管を開始しました。構想から半年でリリースを実現し、今ではスーツケースやゴルフバック、スキー/スノーボードなどをお預けいただけます。
さらに、直近では「無酸素保管」というオプションサービスもスタートしました。 無酸素保管は、専用機械を用いてお預かりした荷物の酸素濃度を0.1%以下にすることで、カビや虫食い、黄ばみによる劣化を防ぎながら荷物の保管ができるため、革製品やフォーマルウェア、着物など自宅での保管が難しいアイテムなどを、より安心してお預けいただけます。
ToB(法人向けサービス)領域の拡充に向けて
現在サマリーポケットはさまざまな事業と提携を行うことで、おかげさまでより多くの方にサマリーポケットをご活用いただいています。
代表的な提携事例:
今後は上記だけでなく、より広い意味でのToB領域サービスを拡充していきたいと考えています。
例えば、下記のようにユーザーの方々がもっと利用しやすくなるようなアイデアを模索してします。
- コロナ禍によってリモートワークを導入し、オフィスを一部減らしたいと考えている企業へ向けて専用サマリーポケットを提供する
- 不動産と提携して収納のない物件に付帯サービスとして『サマリーポケット』を提供することでより住まいを快適に使ってもらう
今後も物流領域のハックを起点としたサービスラインナップの強化や品質の向上で顧客への提供価値を高めていきたいと考えています。
FUTURE PRODUCT
将来的には「預けたモノの『今』の価値が確認でき、モノを『資産』として管理できるサービス」を展開したいと考えています。
例えると、「RPGの世界を現実に持ってくる」ということです。ゲームの世界では自分のアイテムが今、いくらで売れるのかすぐに分かります。アイテムの価値が分かれば、すぐに手に入るようなモノは売って換金したり、高価なモノは大事だから取っておこうなど、資産価値の情報をもとに自分で決めることができます。この考え方を現実世界に拡張させることで、モノの“所有”を変化させるプロダクトを作りたいと考えています。
サマリーポケットでは、『リアルに持っているアイテムをデジタル上で管理できる、“四次元ポケット”のようなサービス』を実現してきました。今後は、我々が持つモノのデータと世の中の需要や価格のデータがアルゴリズムを持って結びつき、アイテムが売買できたり、使っていない間はシェアリングができたりする仕組みを作りたいと考えています。
サマリーのプロダクトに関する疑問は解消されましたか?
今回はカジュアル面談や面接の中で「プロダクトについて」よくいただくご質問をご紹介させていただきました。
引き続き皆さまの知りたい情報をたくさん発信させていただきますので、次回の投稿もぜひチェックしてみてください!