福岡のお店と経済を盛り上げる!福岡天神ショールームがオープンしました | 株式会社スマレジ
9月21日より、スマレジ福岡天神ショールームがオープンしました!新たな拠点が加わり、ますます多くの地域でスマレジを拡販していくことができます。 今回は、そんなできたてほやほや~な 『福岡天神ショールーム』 の様子をお届けします! ▽公式リリースはこちら! ...
https://www.wantedly.com/companies/smaregi/post_articles/349054
昨年2021年9月にオープンしたばかりのスマレジ福岡天神ショールーム。
開設当初は営業メンバーのみが駐在する拠点でしたが、今年2月に待望のエンジニアメンバーが入社し、晴れて開発拠点が立ち上がりました。
その第1号社員こそ、今回の主役 開発本部CTO室(福岡)のUさん。
前職では開発部門の統括責任者を務め、経営陣への昇格もうっすらと見えてきていたタイミングだったそう。一見すると順風満帆なキャリアの途中で、なぜUさんは転職を決意し、当社を選んだのでしょうか?
今回は、Uさんの選考から入社に至るまで、そして現在も採用活動で伴走する管理部 人事課のYさんとともに、入社後の今だからこそ話せる内容も深堀して聞いてみました!
✔エンジニアとして次のキャリアをどうしようか悩んでいる……
✔30代後半に差し掛かり、転職はラストチャンスかもしれないと焦っている……
そんな方に参考になる内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください!
▽福岡天神ショールームについては、こちらの記事でご紹介しています。
Uさん(開発本部 CTO室)
◇長崎県出身。新卒では営業として入社したが、業務の一貫で管理ツールを自作した経験から、“作る楽しさ”に目覚め、その後Webエンジニアに転身。PHPやRuby on Railsを中心に経験を積み、iOSやAndroidアプリの制作にも携わる。
◇2022年2月にスマレジに入社し、現在は福岡天神ショールームのエンジニア組織立ち上げに取り組む。
◇お酒と焼き鳥が大好き。華金はもっぱらお酒を嗜み、休日はしっかり睡眠を取るところからスタート。
◇小学3年生の娘と、小学1年生の息子の父。休日は息子のサッカーの練習の送迎や応援に熱が入る。
Yさん(管理部 人事課)
◇長崎県出身。メーカー、人材などさまざまな業界・規模の企業にて、約10年間一貫して採用に携わる。
◇2021年4月にスマレジに入社し、現在は人事課のチームリーダーを務める。
◇海外旅行と動物が大好き。6匹のハムスターとブリーダーの資格を持つ夫と暮らしている。
◆U:
エンジニアとしての専門性が失われていくのに不安を感じたことですかね。前職では、社員数1,000人くらいの規模の会社でエンジニア組織の統括責任者をしていたので、どうしても社内の調整業務やマネジメント業務の比重が高かったんです。
自分で手を動かすことはほとんどなく、気づけばエンジニアというより“エンジニアをマネジメントする人”になっていて。もちろん、ジェネラリストのキャリアを否定するわけではないのですが、ちょうど年齢も40代に差し掛かり、経営に携わる選択肢も視野に入ってきた頃だったので、この先の5年、10年を考えた時に経営層としてこの会社で勝負していきたいのか、それともマネージャーとしての経験を持つ技術者として戦っていきたいのかという迷いがありました。
◇Y:
確かに、Uさんくらいの年代の方にありがちな悩みですよね。もっと具体的に言うと30代後半くらいのSIer勤務の方に多い印象です。割と早いタイミングで現場から離れてマネージャーになったものの、実は経営方針が合わないと感じている方や、マネジメントだけのキャリアに不安を感じている方など、採用活動をする中でもよくお会いします。
◆U:
そうですね。僕の場合は、結局迷った末にマネージャーとしての経験も活かしつつ、エンジニアとしての専門性を守りたいなと。欲張りですよね(笑)。
ただ、直近の3年くらいはマネジメントに傾倒していたので、技術的なブランクを取り戻さなければという焦りもありました。
◆U:
エージェント経由で紹介を受けたのが最初だったのですが、純粋に「福岡オフィスの1人目のエンジニア、めちゃくちゃ面白そうじゃん!」と思いました(笑)。
自分は元々技術的にすごく尖っているタイプではないし、どちらかというとマネジメントも含めて広く浅く経験を積んできたと自負しているので、逆にそれを強みとして活かせるポジションだと感じましたね。
スマレジという会社自体も入社前から知っていましたが、最初は「新拠点立ち上げ」のインパクトに魅力を感じた部分が大きかったです。
◇Y:
実は、社内で福岡オフィスでもエンジニアを採用しようということが決まった時、まず最初に一番信頼していたエージェントに相談したんです。
そうしたら、福岡オフィス専属の担当者をつけてくれて、早々にUさんをご紹介いただきました。「もうこの人を逃したら絶対開発組織立ち上げられないですよ」なんて担当者が言うから「またまた〜、そんなこと・・」と思ってご経歴を拝見したところ「あ、これはほんまやな」と(笑)。
選考前にこれだけハードル上げられてしまうと人事の目線もどうしても上がってしまうので「冷静に見なきゃ」と自分に言い聞かせていましたが、それにしても期待を超えてきたなという印象でしたね。
◆U:
ははは(笑)前職では自分自身ががっつり採用サイドに入っていたので、僕もエージェント使ってみたかったんですよね。どういう感じになるんだろうって。
◇Y:
それはこちらも意識していましたよ。面接の時も裏で「逆に私たち(選考官)が見られてるよ」ってCTOと話していましたもん(笑)。
◆U:
家族がいるので、生活スタイルが変わらないというのは前提条件としてありました。なので、福岡で働けるか、在宅勤務はできるかなどは見ていましたね。
仕事内容としては、自分たちで価値あるものを作って、世の中に対してアウトプットしたいという気持ちが強かったので、自社開発企業がいいなと。
あと、スマレジを選んだ観点として大きかったのは、福岡にいながら全国区のサービス開発に携われることですね。やっぱり規模が福岡に限定されていると経験の幅が狭まってしまったり、一緒に働くメンバーの知見も凝り固まってしまいがちですし、特に前職が東京の会社だったので、その点は強く感じていました。
◇Y:
まさにそういうお考えの方、大歓迎です(笑)。ご家族がいれば尚更、福岡で働き続けられることは大きな魅力ですよね。そういえば、転職に関してご家族の反対などはなかったですか?
◆U:
ありがたいことに、それは全然なかったです。あまり仕事のことで口出しされることはなくて。
◇Y:
Uさんを尊重してくださる奥様なんですね。採用でお会いする方の中には、最後の最後で家族の反対にあってしまう方や、「これ絶対怖い奥さんに聞かれたんだろうな」みたいな質問をされる方もよくいるので……(笑)。
◆U:
過去にも何回か転職していますが、基本的に全部自分で決めてきましたね。昔から、“同じ職場でずっと働いている=安定”というのは幻想だと思っているからかもしれません。
特に若い頃は、別の組織や環境に行った時に通用しないこと自体が不安でした。どこの職場に行っても能力を発揮して組織に貢献できる人間でありたいし、それを継続できることの方がよっぽど安定だよなと個人的には思っていて。
◇Y:
最近では転職も珍しいことではなくなってきましたが、若い頃からそういった感性をお持ちだったのはすごいですね。私も長崎県出身なので何となく分かるのですが、九州という土地柄的にも保守的な考えがまだまだ根強かったりするので、Uさんのお考えは結構先進的だったんじゃないかなと思います。
◆U:
不安はもちろんありましたよ。大阪本社の開発メンバーとは遠隔で1から関係性を築くことになりますしね。その組織ならではの“暗黙の了解的な仲の良さ”って、なんだかんだあるじゃないですか。例えば「質問はどんどんしてね」という雰囲気なのか「それくらいは自分で調べてね」という雰囲気なのかって、遠隔だとなかなか掴みにくいというか。そういう小さなことが積み重なって「ちょっと、あいつはダメだ」みたいになったらどうしようって(笑)。
◇Y:
転職前に体感しづらい部分なので、難しいですよね。内定後、CTOの宮崎が福岡に赴いて何度か直接お会いしていたと思いますが、少しは安心材料になりました?
◆U:
そうですね。オファー面談をしていただいたのですが、すごく話しやすい雰囲気だったのもあり「1人でもやっていけるんじゃないかな」と思えました。Yさんも本当に明るく接してくださって心強かったです。
◇Y:
ありがとうございます(笑)。
実際のところ私はエージェントを介してお話しすることの方が多かったですが、Uさんのご志向は細かく伺っていたので「スマレジならこれはできる、これはできない」というのを誠心誠意お伝えしようと思っていました。
あとは、先ほどのオファー面談も含めて、CTOがちゃんと時間を作ってUさんに向き合ってくれたのも大きかったのかなと。Uさんクラスの方ともなると、経営陣の考え方への共感は重要な判断軸になるので、入社前にしっかりと情報交換できたのは良かったですよね。
◆U
そうですね。普通、“会社に入りたい人”と“採用したい人”が話している状況って、絶対堅くて真面目な雰囲気になってしまうじゃないですか。それなのに、これだけ楽しく話せている時点で、すごく健全な関係性だなと思ったんです。等身大で話せるということは、相性が良いんじゃなかなって。
面接の時から何となくは感じていましたが、直接お会いしてより確信に近づいたという感じです。仕事もこんな風にできそうだなと自信につながりました。
◆U:
考え方の面でのギャップはないのですが、技術的には自分に足りていない部分を改めて再認識しています。直近3年はマネジメントをメインに携わっていたので、技術的なブランクはどうしてもありますし、これまで受託開発のキャリアが長かったこともあり、長く使われているシステムを継続的に改善していく部分はあまり経験がなくて。
長期的に変更がしやすいような開発や、アーキテクチャの検討や運用パフォーマンスの改善など、考えなければならないことは想像以上に多い。どちらかというと広く浅く経験してきた自分にとっては、今こそキャリアの“深み”を作るタイミングだなと思っています。スマレジの開発部門には若くて優秀なメンバーがたくさんいるので、色々と学ばせてもらっていますよ。
◇Y:
他社との比較の観点で、入社してみて気づいた“スマレジらしさ”ってありますか?
◆U:
経営陣が皆エンジニア出身なので、意思決定がとにかく早いですよね。業務報告や要望を伝える際に、“非エンジニアにも伝わること”を意識せずとも本質的な話がすぐできるからだと思います。あとは、エンジニアが中心となってリリースの計画や内容検討などのプロジェクトを進行していく開発スタイルも特徴的だなと感じます。
◇Y:
まさに、“エンジニアドリブン”で事業が作られていくイメージですよね。
◆U:
そうですね。その他だと、まさに今回の転職のきっかけにもなったわけですが、キャリア形成として広く経験していくことも深く追求していくことも可能である点は、スマレジならではだと思います。
言うなれば、プロジェクト進行も、実際に手を動かしコードを書くことも、フロントもバックも垣根なく幅広く経験できる。サービスやチームビルディング力を高めたい人、技術的に特化していきたい人、もちろん両方したい人も(笑)誰もが活躍し、評価される環境があるなと感じています。
◇Y:
なるほど。人事としても、マネジメント領域まで幅広くご経験されているUさんの存在はすごく心強いです。開発拠点立ち上げの経験は、上野さんにとっても、人事とっても非常に良い経験になると思うので、これからも共に二人三脚で頑張っていきたいですよね。
◆U:
採用に関してはもうやる気満々ですからね(笑)。
飲みながらよく言ってますけど、将来的には大阪本社の開発メンバーが「福岡、なんかめちゃくちゃ面白いことやってるじゃん!」って羨むくらいの面白い組織を作りたいと思っています。
仕事の中身でも、勉強会やってるとかコミュニケーション施策やってるとか、内容はどんなことでも良くて。“同じ釜の飯を食う仲間”みたいな、温かい組織づくりをしていきたいですね。
◆U:
僕くらいのミドル世代って、どうしても環境を変えることへのリスクを考えてしまいがちですよね。でも、個人的には“変わらないことの不安定さ”の方を常に意識しています。
仮に今40歳だとしてもあと何十年も働くことになるけれど、今の仕事をずっと続けることはきっとできない。そんな10年後、20年後に、自分の能力や経験がなくて仕事を選べなくなったら、めちゃくちゃ怖いと思うんです。
だからこそ、できる時にチャンスを掴む意味での転職は一つの手段だと思いますし、もし失敗したとしても「転職したらダメだ」ということが分かることすらプラスじゃないですか(笑)。動かないリスクはあっても、動いたことによるリスクはないよというのは伝えたいですね。
◇Y:
やっぱりUさんには「変わらないこと=不安定」という考えが昔から根付いているんですね。
◆U:
そうですね(笑)。ただ、僕にも家族がいるので、迷惑をかけられない部分というのは当然あります。
なので、例えば転勤がなくて地元で働けるとか、そういった譲れない点はしっかり大事にしてほしいなと思います。
いかがでしたか?
今回は、これまでエンジニアとしてさまざまなご経験をされてきたUさんならではの視点で、ミドル世代の転職やキャリアについてお話を伺いました。
現在Uさんが立ち上げに奔走している福岡オフィスでは、エンジニアを大募集中です!
✔️地元の福岡で大きなサービス開発に携わりたい!
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そんな方はぜひ、お気軽にお問い合わせくださいね。
▽当社の開発文化については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。合わせてお読みください☆