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広報、ウエディングの経験から「トキハナで色々な選択肢や可能性を見出したい」社員インタビュー【渡辺優子さん】

今回ご紹介するのは、12月からリクシィズにジョインされた渡辺優子さん。

広報歴10年・ウエディング歴11年という経歴を持つ渡辺さんに「結婚式への想い」と、今後リクシィで実現したい目標などたっぷりお話を伺いました。


Q.渡辺さんはリクシィでどんなお仕事を担当しているのですか?

現在は、トキハナアドバイザーとして、Zoomによるオンライン相談会、LINE相談などのお客様対応をメインで行なっています。
加えて今後はSNSに関する業務、業界イベントへの参加、会場取材やその記事化など、広報領域としての業務も担当する予定です。

 お客様のことを一番近くで知ることのできる接客に常に関わりつつ、広報領域でトキハナの体験価値を伝えられるような発信ができればと思っています。

 Q.リクシィに入る前にされていたお仕事や、学生時代のことなどを教えてください。

振り返ると、私は学生時代が鍵となり、それが今に繋がっていると思います。
高校から大学卒業まで、日本赤十字社の学生広報をしており、その活動の中で「言葉をうまくつかえるようになりたい」と、アナウンスや文学の勉強もしていました。
どうしたら相手に心地よく、深く残るような伝え方ができるのか、学生時代にずっと考えていたことが、今に繋がっているんだと思います。
携わってきた仕事は様々ですが、基本軸には「言葉で人の背中を押したい」という想いがありました。

経歴は、広報歴10年・ウエディング歴11年です。
社会人の最初は、広報としてまちづくりに関わっていたのですが、そこでウエディングにも興味を持ち、土日にウエディングの仕事にも携わるようになりました。とはいえ、ノウハウも何もなかったので、最初はウエディングプロデューサーの方にお話を聞きに行ったり、実際に現場に入らせていただき、プランニングの仕方やコンセプトの考え方など勉強したりしました。

その後、会社でブライダル事業部を立ち上げました。
しかし、平日は広報、土日はウエディングプランナーという2本軸で働く中で体力的にもキツく、約8年間一生懸命向き合っていましたが、抱えきれなくなってしまっていました。
もっと一組一組の人生と向き合いたいという思いが強くなる一方で、もうこれ以上この仕事はできないかもしれない、と思った時期もありました。

そんな時「人生と向き合った結婚式」をコンセプトにした、IWAI OMOTESANDOという場所と出会い、創業期より3年半プロデューサーを経験しました。コロナ禍で辛いこともありましたが、どのお客様との出会いも宝物で、人生丸ごとぶつかることのできたあの3年半の記憶は今でもお守りになっています。

(Kuppography/ クッポグラフィー Instagram @kuppography_wedding)

Q.ウエディング業界で働く上でのモチベーションは何でしたか?

結婚式には、人生そのものが詰まっているからです。
ブライダルを教わった師匠の方から、こんな言葉をいただいたことがあります。
「今まで経験してきた嬉しいことや辛いこと、全部を人のためにつかえる日が来る。それがウエディングだし、あなたはそれを喜べる人だから、大丈夫」

 私は、この言葉をずっと思い続けていました。
良いこともそうでないこともたくさんあるのが人生ですが、全ての選択は幸せであるための選択だと思っています。結婚式や準備過程はその最たるもの。これから生きていくための力になるものだと思います。思いを深化していくことで、見えないものが見えるようになる。自分のそばにあった幸せや愛に気づいていくことって確かにあると思うんです。

そんなことを考え、自分の人生ごとぶつかりながら、お客様のいろんな話を聞いたり、一緒に人生を振り返り伴走させていただいたり。嬉しそうな顔を見ていたり、思いっきり抱きしめあっている姿が嬉しくて、幸せで、気が付いたら11年経っていた、という感じです。

 どの人生も、どの選択も、本当に素晴らしい。
しかし、それを綺麗事のように言うのは簡単でも、自分一人だとなかなか感じられないこともある。ウエディングプロデューサーという仕事は、結婚式を通してそれを心から思ってもらえるようにできる、見せることのできる仕事だと思っています。

Q.リクシィに入ったきっかけは?

IWAI OMOTESANDOが、私のしたいことを体現していた分、退職する時にはウエディング業界からも卒業するつもりでした。全身全霊をかけてやっていた分、他の場所でウエディングを続けるというイメージが湧かなかったんです。
退職してからの1年間は広報として全く違う仕事をしていたのですが「人の人生と触れ合いたい」という想いが募り、悶々とした時間を過ごしました。

 そんな時、これまでいただいたお手紙や、自分がつくってきたものを見返したんです。
以前担当させていただいたお客様と、久しぶりにお会いする機会もあり「自分がやってきたことは間違いじゃなかったんだ」と思えました。お客様やクリエイター仲間に「ウエディングの仕事を続けてほしい」と言っていただいたこともありました。

 一緒に仕事をしていた方からも「現場だけではなく、外からお客様と関わることも向いているんじゃないか」とアドバイスをもらい、それをきっかけに新しい可能性に気づくことができて、どうすればまたウエディングに関われるか、考えるようになったんです。

 トキハナは、以前から知っていたサービスで、とても良い印象を持っていました。
ここなら!と思い、応募したのがきっかけです。

 Q.リクシィで働くとなった決め手は

代表の安藤さんと初めてお話しした際「やりたいのはパーソナルサポート」と仰っていたんです。
それが印象的で、結婚式一日だけのことだけではなくやはりそこなんだなと、とても腑に落ちたものがありました。

山口さんが「結婚式における情報の不平等さをなんとかしたい」と仰っていたことも心に残っています。それは私もずっと思っていたことで、一つの会場にいるだけではどうにもできず、もどかしさを感じる部分でした。思考の深い部分で共感できたというのが決め手として大きかったです。

 また、フルリモートの会社ということもあって、ジョインまで9回の面談をさせていただきました。
いろんな方とお話をしていく中で、「結婚式や業界に対するマイナスイメージをどうにかしたい」というような、自分が心のどこかで諦めてしまっていたものと本気で向き合っている人たちがこんなにいるんだ、と感動したことを覚えています。自分も諦めずにまた挑戦したいと、リクシィで働くことを決めました。

 Q.リクシィの雰囲気は?

思った以上に“温かい会社”です。
入る前は、カッコいい、キレ者、洗練されたイメージがあって、バリバリやっている感じだと思っていたのですが、実際はみなさんそれぞれ熱い想いを持たれていて、人間らしさを感じました。

トキハナもAI要素が強いイメージを持っていたのですが、そんなことはなく、会場様含め助け合っていて、関わる人全員に、人間的な温かさを感じています。

 Q.お客様と関わる中で大切にしたいことは?

「人として向き合うこと」です。
私の役目は背中を押し、支えることだと思っているので、最終の選択はお客様に委ねます。
その決断に至るまでに必要なもの、提供できるものは適切に提供すること、エゴではなくプロであることをしっかりと意識した上で、人として接したいと思っています。

 お客様がちゃんと納得した上で、必要だと思うものを気持ち良く選択することがすごく大切で、一つひとつの選択にものすごく大きな気持ちが乗っかっているんです。
お二人が本当に求めていることは何なのかを、人としてフラットに考え捉え、導きたいと思っています。
今までも心がけてきたことで、これからも大切にしていきたいことです。

(Kuppography/ クッポグラフィー Instagram @kuppography_wedding)

Q.渡辺さんからみるトキハナの魅力は?

お客様がわざわざ手を動かしてLINEで相談をしたり、行動したりすることってすごく勇気のいることだと思うんです。
お客様から相談をいただくLINEメッセージを拝見していても、相談する手前でどうしたらいいのか分からず、その段階で結婚式自体を諦めてしまう方がまだまだたくさんいるんだろうなと想像しています。

 結婚式を控えた方や、ご検討され始めた方が悩みを打ち明けたり、相談したりすることのできるトキハナのサービスは絶対に必要なものだし、より気軽に利用できるよう、もっと広まるべきだと思っています。

 私たちの役割は、橋渡しでもあるし、繋ぐことでもあります。
お客様と会場の間に入ることで、色々な選択肢や可能性を見出せることが、トキハナの魅力だと思っています。
トキハナもリクシィも、変化と受容に対して、とても豊かな柔らかさを持っているなと感じます。
現在、ウエディングだけではなく、生き方そのものに様々な変化と可能性がある中で、トキハナは今後、それらを受容しながら必要なものを提供していける可能性に溢れているなと思います。

Q.今後の目標は?

リクシィの温かさや真摯に向き合っていること、会場様の素晴らしさを、どんな方にもできるだけ手に取りやすい形で伝えたいと思っています。
私たちが考えていることや取り組んでいることを、必要な情報と合わせて伝えて「リクシィらしいな」というような、説得力のある立ち位置の確立にも繋げられたらいいなと思います。

 また、個人的には、様々な選択肢があることだったり、選べる環境が増えたらいいと願っています。今はマイノリティであっても、支えたい。
国際結婚や同性婚など、いろんなパートナーシップを選択されている人の背中を押せるコンテンツの提供や、表現の仕方を考えられたらいいなと思っています。どの人生も、どの選択も、本当に素晴らしいものなので。


取材する過程で、渡辺さんの言葉の伝え方や物事の考え方に感銘を受けました。
引き続き、リクシィで働く仲間を紹介していきますのでお楽しみに!


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