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【社員紹介】心を動かされたのは、創業者のぶれない哲学と言行一致の組織風土

辻村 陽介(つじむら・ようすけ)

プレイドに入社する前

新卒入社したヤフーを皮切りに、グリー、コイニー、インティメート・マージャーとIT業界で10年以上に渡って働いてきました。営業から始まり、企画やディレクター、管理会計などビジネスサイドの業務は一通り経験したかと思います。

前職では管理部門の統括や内部監査を担当をしていたこともあり、もう一度現場で事業開発に携わりたいという気持ちが強くなって。次の挑戦の場を探していたころプレイドに出会いました。

当時は選択肢が複数あり悩んだのですが、最終的にプレイドを選んだのは経営者の人柄と、その想いに沿った仕組みが社内に落とし込まれていたから。CEOの倉橋や当時CTO(2019年よりChief Product Officer)だった柴山と初めて会った時に、「器の大きさ」を感じたんです。

通常、組織が大きくなるほど、さまざまな場面において細かいルールを決めた方が経営は楽になりますよね。でも2人はメンバーの創造力や熱意を最大限尊重して、その上で事業が圧倒的に伸びるのがベストだという思想を持っていて。それが制度や文化など「ハード」として社内に根付いていたんです。

その様子を見た時に「あぁ、ここには揃ってるな」と感じました。

印象的だったのが、倉橋・柴山からKARTEの説明を受けていた時に、彼らが知らない内にUIがひっそりとアップデートされていたこと。つまりエンジニア・デザイナーメンバーが“自発的に”開発していたんですよ。

プレイドは全体的に性善説に立っていて、社員を無条件で信じようとしている側面があります。経費精算の無駄を省くため、事前に全社員へ一律で同じ金額を支給している「PLAY-AID Allowance」などもまさにその典型例です。

僕はプロダクト自体は変わっていくものであり、それを支える人や組織こそ「本質的なプロダクト力」だと思っています。その点ではプレイドはプロダクト力がある会社でしたし、そこに「SaaSビジネスに携わってみたい」という自分の想いも重なって、入社を決めました。

入社からこれまで

2018年9月に入社して以降は、セールス担当として仕事をしてきました。ただ特定のロールを決めない文化があるため、セールス後のカスタマーサクセスを支援する自社開催セミナーの運営など、周辺領域の活動もしています。

プレイドは組織のあり方が一般的な企業と違ってピラミッド構造ではなく、横の敷居すらもビジネスかエンジニアか、くらいの違いしかありません。「マネージャーに相談して、稟議を通して…」というスタイルは存在せず、慣れるまでかなり苦戦しました。

最終的にはもう開き直って「自由にやっていい」という周りの言葉を信じ、今足りていないと思ったことを自らの意志で“勝手に”やり始めたんです。そうすると思いの外、トントン拍子に進みました。何人かに声をかけてみると、主体性を尊重しつつも惜しみなく協力してくれるメンバーばかりで。

それが1つの分岐点になったというか、そこから仕事の領域も広がり楽しさも増しました。

今後、挑戦したいこと

半年ほど働いて感じているのは、プロダクトも組織も伸びしろだらけだということです。

KARTE自体がまだまだ未完成ですし、今のパッケージングが今後もずっと正解だとは思っていません。もっと新しい市場を切り開き、世界で戦えるプロダクトになり得ると考えています。

プレイドには一芸に秀でたメンバーが揃っていますが、僕自身はそういうものを持っていないと思っています。一方で、足りない部分を広範囲に渡ってカバーしていくのは得意なこと。だからこそ、他のメンバーが安心して全力で突き抜けられるように、同じ速度で伴走しながら会社の成長を支えていきたいですね。

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