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【社員紹介】5年越しで決めた入社。曖昧な組織設計だからこその苦労と楽しさ

山田 恭平(やまだ・きょうへい)

プレイドに入社する前

東京大学を卒業後、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)に新卒入社。約10年間勤務し、医薬品業界の営業改革、消費財の店舗内配置、金融業界など幅広いプロジェクトを担当していました。ただ当時、パートナー(コンサルタントとして最も高い階級)に抜擢されるほとんどの人は中途入社の社員で、外の世界を知ってる方たちには、圧倒的に人生経験含めて魅力的な人たち多かったように思います。だからこそ、自分もそういう経験を積みたいと思ってました。だから「いつかは外に出よう」と思っていました。

そんな時に起業したBCGの先輩に誘われ、不動産スタートアップにジョイン。これまでの仕事との違いに苦戦しながらも、それなりに楽しんで働いていました。

実はCTOの柴山は大学時代のクラスメイト。BCG在籍時からプレイドに来ないかと誘ってもらっていたんです。でも当時はプロダクトは良さそうだと思いつつも「今のプレイドに俺が必要だとは思えない」と断っていたんです。

しかし、その後も何度も諦めずに誘い続けてもらい、未知の領域への興味もありましたが、「トータルで5年、ここまで誘うなら何かあるのだろう」と。入社の決定打は柴山の熱意でした。最終的には根気負けをしたような形で入社を決めたんです(笑)。

入社からこれまで

プレイドは職種の縛りがないので、入社直後はKARTEのサーバーサイド周りに関わっていました。その中でメンバーの話を聞いていると、「これを実現させたい」という思いが強いのと同時に、「やれていない」ことも多々あるということが見えてきました。

「多くの人が課題だと感じていてやれていないことがあるのなら、やればいい」というシンプルな考えで、かなり大人数のメンバーへ一気に課題ヒアリングをしました。

そこからは優先して取り組むべき課題を整理し、プロジェクトの進行サポートを担ってきました。でもプレイドならではの組織運営のユニークさに戸惑うこともありましたね。これまで一緒に働いてきた、世界や日本を代表する企業ではトップを社長としたピラミッド型の組織で役割や責任分界点も明確なことが多かったです。一方プレイドはかなり曖昧でフラットな組織設計で、各々がプロダクトにその時々で必要なことを考えて動いています。

職種や役割をあえて曖昧にしている組織なので、新しいプロジェクトを推進するのは難しさもあります。それでもこの組織設計だからこそ目指せる高い目標があると思っているので、目標に向かうまでのチームとしての強さやスピード感に責任を持ちプロジェクトを進められるよう意識しています。

今後、挑戦したいこと

僕たちの意思決定軸の1つは「世界で勝てるか」。ときには非効率なこともあるかもしれないですが、単純な発想のもとでは絶対に進まない道もあえて選択肢に入れてしまうところが、プレイドのいいところです。既存の概念にとらわれていては、世界を変えるような新たな挑戦はできないと考えています。このチャレンジングな環境だからこその変化や難易度の高い課題を楽しんで、世界を代表するような会社にしていきたいですね。

編集後記(HR 清藤)

BCG在籍時にはクライアントから「履歴書を持ってきて」と引き抜きにあうことも多かったという山田のエピソードで印象に残っているのは、入社1週間ほどのタイミングに自らやるべきことを定義し取り組み始めた姿。ほぼ全メンバーにヒアリングをしながら、ホワイトボードにプレイドの課題や理想とのギャップをひたすら書き出し、ものすごい勢いで課題の整理をしていたことです。

組織もプロダクトも比較的複雑なプレイドで、誰からどんな角度での意見が出てきてもしっかり理解し受け止めている姿に驚くと共に、圧倒的な行動力・推進力とスピード感に感動したのを覚えています。

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