6人の新卒メンバーがマネーフォワードを選んだ理由 | MoneyForward's ROOM
こんにちは。マネーフォワード広報です。本日は代表の辻と、4月に入社したばかりの新卒メンバーの対談をお届けします。前回は辻と新卒採用担当の土江との対談をお届けしましたが、今回は人事部長の服部をファ...
https://www.wantedly.com/companies/moneyforward/post_articles/66368
こんにちは。17新卒でデザイナーの稲毛です。
僕は、2016年7月からインターンを開始して10月に内定をいただき、2017年4月から新卒としてマネーフォワードに入社しました。
現在は、自動家計簿・資産管理サービス『マネーフォワード』を開発しているPFM(※)サービス開発本部でデザインを担当しています。
今月で新卒1年目も終わりです。1年間マネーフォワードで過ごしてみてどうだったか、振り返ってみたいと思います。
※「Personal Financial Management」の略。マネーフォワード社内では自動家計簿・資産管理サービス『マネーフォワード』のことを「PFM」と読んでいます。
まずは、なぜ新卒の僕がブログを書こうと思ったかをお話します。マネーフォワードでは従業員だけが見ることができる社内の情報共有ツールとしてesaを利用しています。esaの主な利用用途は仕事に関する情報共有です。
そこには直接業務には関係ないけど、個人が考えていることを自由に投稿する「ポエム」というタグがあります。そこに昨年の全社半期総会の帰り道、僕がこんな投稿をしたところ...
広報の青木さんから「ブログ書いてみれば?」と言われたので、僭越ながら筆を取らせていただきました。
入社のきっかけは、就職活動中にベンチャー主催のイベントに参加していたところ、マネーフォワードのデザイナーに出会い、インターンに誘っていただいたことでした。
当時はデザイン初心者だったので「デザイナーとしてインターンができる!」と喜んでいましたが、はじめに持っていた印象は正直こんな感じでした...(笑)。
・ Fintech?なんだかかたそう。。。
・ベンチャーって言っているけど従業員200人以上?多くない?
金融業界といえば、堅い雰囲気でスーツの人がたくさんいるんだろうな…人が多くて自分に任されることってそんなに多くないんじゃないかな…と、もやもや想像していました。
しかし、いざ働きはじめてみると第一印象とはガラッと変わりました。オフィスでは社長がその辺を歩いていて、フランクに挨拶してくれるような自由な雰囲気です。
従業員数はベンチャーとしては多いという印象かもしれませんが、複数のプロダクトを提供しており、スモールチームでの開発が行われています。
当時の僕のインターン業務としては、簡単なバナー作成からはじまり、徐々にアプリ内のUIも任せてもらえるようになり、自分の頑張り次第でどんどん仕事を任せてもらえました。
自由な雰囲気を感じながら、そんな風にスモールチームな環境で楽しく働いていく中で、入社の意思を固めていきました。
入社前にインターンとして働いてみて、自分が会社を選ぶ上で大切にしていたことに当てはまっているとわかったし、新卒一期生で入れるタイミングは「今しかない!」ということで入社を決めました。
そして、決め手として大きな理由となったのは「理念」と「環境」でした。
良いサービスを作るためには、同じ目標を共有しているチームである必要があると思います。そのために、当時就職活動中だった僕は、企業理念を大切にしているベンチャー企業を探していました。
マネーフォワードは、「お金を前へ。人生をもっと前へ。」というMissionを掲げています。僕も自分自身が貯金ができないズボラ学生だったこともあり、「めんどくさくて難しいお金の課題を何とか解決したい!」と思い、入社を決めました。
また、マネーフォワードは2017年が初の新卒一括採用で、新卒一期生であり、新卒のデザイナーとしては1人目だったというのも決め手のひとつです。
過去に新卒として入社していた先輩エンジニアはいましたが、新卒一括採用は会社として初めてなので、当然周りは中途入社の方々ばかりになります。(ちなみに、先輩エンジニアのうち一人はグループ会社MF KESSAIの取締役、もう一人は『MFクラウド経費』のエンジニアです。)
デザイナーでもUXリサーチが得意な方がいれば、前職で広告をやっていてグラフィックが得意な方、ロゴ・タイポグラフィーが得意な方…など様々なバックグラウンドの方がいて案件ごとにそれぞれの得意分野、知見を持っている社内の人に、いろんな相談をしに行くことができます 。
デザイナー以外にも他の職種、企画やマーケ、開発の方々とも近い距離で働くことができているので、仕事の進め方についてのアドバイスをいただくことも多いです。
インターン時代からそんな時間を過ごすことができ、先輩方から学ぶことはとても多いと感じ、「これを独り占めできるなんておいしい!」「今しかないぞ!」と思い入社を決意したのでした。
僕と他の新卒同期の入社理由はこちらでも取り上げていただいています。
冒頭で少しお話しましたが、僕は、自動家計簿・資産管理サービス『マネーフォワード』の開発をしているPFMサービス開発本部というところで、デザイナーとして働いています。
詳しい部署の紹介は、iOSエンジニアの玉井さんが書いてくださっているので、良かったら読んでみてください。
左から内定者インターンの西村さん(18新卒)/メンターの池内さん/稲毛(17新卒)
PFMに所属しているデザイナーでは、案件を割り振って仕事を進めています。
マネーフォワードのデザイナーが担当する業務領域は、上流のユーザー調査から、UIデザイン・グラフィックデザインまでと多岐にわたります。
僕は先輩と相談し、この1年間
・得意・好きな領域を見つけられるよう幅広い領域をやってみよう
・デザイン基礎力を高めるためにデザインアウトプットをたくさんだそう
という方針で案件を振っていただき、仕事を進めていました。
1年間を振り返って良かったことは、基本的なデザイン力がついたことです。
今年担当したオンボーディング(初回ダウンロード〜登録まで)のデザインでは、はじめてアプリをダウンロードしたユーザーがつまずく点・サービス理解度に関するユーザー調査を実施しました。
チーム内では、どの順番で何を伝えるのが効果的かを議論しながら構成を決めていきました。そして、調査でわかってきたユーザーが「わかりづらい」と感じている点が解消されるよう、導入部分のデザインを作成しました。
入社時は使い方を調べながらデザインツールを使っていたり、レイアウトや配色などデザインの基本も理解できていませんでした。
しかし、先ほど記載した先輩と話して決めた方針の通り、1年間で色々な案件に挑戦したことでデザイン基礎力がつき、身をもって仕事の進め方も知ることができたと思います。
一方で、今後改善していくべき点はスケジュール管理です。一般的なことではありますが、良いデザインを作っても締め切りに間に合わなければ意味がありません。
UIやバナー、イラストなどはある程度デザインできるようになりましたが、この1年、期日までに仕事が終わらずチームに迷惑をかけることが多くありました...。本当にごめんなさい。
ユーザーの皆さんへより早く価値を届けられるよう、直近はタスクの分解、優先度付け、工数の見積もりが正しくできるよう改善していきたいと思います。
まだまだ修行中の身ではありますが、1年前の自分と比べるとできることがかなり増えたと思います。2年目はUXリサーチのスキルを高めて、新しい企画を支えられるデザイナーになっていきたいと思います!
僕は未経験からデザイナーをはじめ、わからないことがとても多く、苦しい時もありました。今も試行錯誤の日々ではありますが、UIやイラストをデザインする中で先輩にレビューをいただき、見違えるようにデザインがよくなっていく過程が本当に楽しく、とても学びになっています。
今後も、デザインの引き出しや新たな視点が増えていく自分の成長を楽しみながら、日々の仕事に取り組んでいきます。
「まだまだやりたいことの1%もできていない」
社長の辻は、よくそう語っています。僕は、そんなマネーフォワードのミッションである「お金を前へ。人生をもっと前へ。」の達成にむけて、会社やプロダクトのこれからに心躍らせながら、社会人生活を過ごしております。
これから会社を選ぶ人たちは、「自分がココロオドルのはどんなときなのか?」を考えてみて、ぜひ楽しい「ニオイ」のする方へ、まずは走って行って欲しいなと思います!
拙い文章を最後まで読んでくださり、ありがとうございました。