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「ユーザー目線の設計を」自由な環境で仕事も育児もフレキシブルに取り組む、企画・設計エンジニアの話

西村 隆信 (にしむら たかのぶ)
2017年入社|システム開発部 企画・設計グループ

証券系SIerとオンライン証券で、証券システムの設計・開発等に従事。
現在は証券基幹システムの内製強化プロジェクトや、株式関連のシステム企画に携わっている。
明るく前向きな性格と自ら率先して働きかける行動力により、周囲からの信頼は厚い。

出向が、マネックスとの最初の出会いだった

―自己紹介をお願いします

中途入社2年目の西村です。社会人歴だともう17年目になるかな。

大学では経営工学を専攻しており、主に製造業での経営、生産性向上について学んでいました。残念ながらその分野にはあまり興味を持てなかったのですが、一方で金融業界には学生の頃から関心がありました。お金は僕らの生活に密接に関わっているため、その分社会的意義も大きいだろうという考えがありまして。理系でエンジニアを志望していたこともあり、その2つの希望が叶えられる証券系SIerに新卒で入社をしました。

―これまでの経歴を教えてください

1社目は客先でのシステム開発が主な業務でした。そこでマネックスに出向したのが、会社を知った最初のきっかけです。当時のマネックスは僕の勤め先から証券基幹システムのASP提供をしており、そのシステムの設計・開発のために僕が出向したという形です。毎週のシステムリリースや他社との統合による顧客システムの切り替え対応等、本当に様々なプロジェクトを担当させてもらいました。素人の僕に根気強く金融商品の基礎を教えてくれたりと、親切な社員が多かったのも印象的でした。出向期間は5年ほどだったかと思います。

そんなこともありつつ1社目で約13年間勤めたのち、マネックスとは別のオンライン証券会社に転職をしました。そこではスマホアプリの設計・開発を担当しており、仕事自体はとても楽しかったです。しかしながらマネックスのことはずっと頭の片隅に残っていて。いつかまた一緒に仕事ができたらいいなとずっと考えていました。そんな状況が2年程続いたある日、出向時にお世話になった知り合いからマネックスが証券基幹システムの内製化を進めている話を聞かされました。ちょうど僕が携わっていたようなことを自社で賄うために準備を進めているという話でしたので、これはまたとないチャンスだと思いすぐに応募しました。無事合格し、社員として再び戻ってくることができた時は本当に嬉しかったですね。

最大の魅力は、自由で横断的な設計ができること

―現在の業務について教えてください

大きく2つあって、1つは証券基幹システムの内製強化に向けたプロジェクトの推進と、もう1つは株式チームのチームリーダーを担当しています。

1つ目の業務ですが、前述の通りマネックスはこれまで証券基幹システムは外部のベンダーからASP提供を受けており、設計や開発も委託をしていました。しかしながらそのような体制では設計に関するノウハウが溜まらず、また開発スピードやコスト、機密などの面から競合優位性を保てない状態が続いていたんです。この状態から脱するために内製化へと切り替えたのが2017年で、現在はさらなる体制強化を目指して設計書の解読や要件定義、システムリリースまでの一連の対応をプロジェクト単位で進めています。

もう1つの株式チームの業務ですが、所属先の企画・設計グループでは2つチームがあり、僕は「株式関係・新システム」チームでリーダーとしてメンバーのサポートや案件のプロジェクトマネジメントを行っています。これまで株式決裁期間短縮化制度対応や、信用取引関係の新たなサービスの企画・設計などを担当してきました。株に付随する機能やサービスは、はじめにプロダクト部で議案が作られます。その議案をシステムに反映させるために必要なことを僕らがヒヤリング、最終的に外部のベンダーと要件・設計を摺り合わせて形にしていきます。本来であればリリースまで社内で完結して進められるのが理想ですので内製化を進めています。

―マネックスで、エンジニアとして働く上での魅力を教えてください

横断的に、自由度の高いシステムの企画・設計ができる点です。
特に1社目のSIerでは、顧客の希望に基づいた設計が基本なので、自分たちの意思を反映できる機会は少なかったです。また会社によっては画面・商品・全体まとめといったように担当領域が細分化されていたため、断片的にならざるをえない環境だったりもしました。しかしながらマネックスだと一担当者の裁量は大きく、かつ領域間での垣根も低いため、お互いの意見を積極的に交換しながら進めることができています。自由度の高い設計という点は、当社が事業会社でかつ自社開発をしている環境だからこそ実現できるのだろうと思います。

あとは組織的な魅力になりますが、上には気軽に相談しやすい社風ですね。比較的穏やかな人が多く、また物事を合理的に進めていこうという理解もありますので、何かあればすぐに相談ができますし、それを受け止めて解決に尽力してくれます。

―入社時期にお子さんが生まれたとのことで、家庭との両立はいかがですか?

フレックス勤務がかなり重宝しています。コアタイムが11:00-14:00と短めで、仕事をコントロールできていれば比較的自由に働けるため、例えば子供が熱を出して病院を受診した後でも、余裕を持って出社することができています。お子さんがいるエンジニアは結構多いため、みんな家庭を優先した働き方が実現できていると感じます。お休みも取りやすく、9連続休暇で家族旅行に出かける人もいますよ。
またこうした制度は周囲の理解があってこそ成立するものですから、お互いを尊重し、認め合いながら仕事ができている現れなのかなとも思っています。

より「ユーザーファースト」な設計を目指して

―今後の目標を教えてください

最近は親しみのあるデザインを特に意識しています。
投資経験が浅いと既存の取引画面やシステムが複雑に感じ、それだけで投資を毛嫌いしてしまう人が一定数いるのではと考えているためです。使われてこそのシステムなので、これまで以上にユーザー目線を強く意識して、設計に反映させていきたいです。差別化の難しい証券業界でシステムの操作性やUIのデザイン性は貴重な訴求ポイントになるため、社内の専門部隊である「UX推進室」の助けを借りながら、日々勉強しています。

あとは家庭の目標として、1歳半の子供がすくすくと成長できるよう、引き続き父親としての役割を最大限果たしたいです。もう少し大きくなれば家族でゆっくり旅行にも出かけられますので、妻への労いも兼ねてみんなでハワイ!って目標も立てています。
仕事も家庭も日々たくさんの変化が生じますが、1つ1つを楽しみながらこれからも前向きに取り組んでいけたらいいですね。

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