元タカラジェンヌの私が、第二のステージにメドレーを選んだ理由 | 私がメドレーに入社した理由
はじめまして、株式会社メドレーの佐脇詩織と申します。突然ですが、皆様は「宝塚」「ヅカ」「タカラジェンヌ」という言葉。どこかで一度は耳にしたことがありますでしょうか?女性だけで構成され100年以上...
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ごきげんよう、株式会社メドレーの山口と申します。
メドレーではオンライン診療アプリ「CLINICS」のカスタマーサポートを務めております。
前回登場した元タカラジェンヌ佐脇ほど華やかな話はありませんが、箸休め的な一話としてご一読頂けますと幸いです。
▼佐脇の記事はこちら
私は新卒で計測機器メーカーに就職し、営業事務を1年経験した後、大学時代にアルバイトとして務めていたメンタルクリニックへ戻りました。その後いろんな偶然が重なってメドレーを知り、ここしかない!とダメ元で応募して現在に至ります。
元々働く事が好きで、学生時代は色んなアルバイトをフラフラと彷徨っていました。中華料理店のレセプションや歯科助手、コンビニ、ドアマンなどなど…(チャイナドレスやナース服が着たかったという不純な動機では決してありません)
アルバイトに精を出す毎日であっという間に大学3年生に。3年の冬に始まった就職活動でしたが、自由な時間を大切にしたい私にとって、辛いイメージばかりが先行していた就職の優先度はかなり低かったと言えます。
しかし当時の自分に何ができて、長い目で見て最終的に何がしたいのかをイマイチ整理しきれていなかったため、自分自身で稼ぐ手段を生み出そうというほどの意欲もありませんでした。ただ「明日死んでも後悔しない生き方」がしたいと、漠然ではありましたが強く思っていました。
父が医師をしており、その父を尊敬していたので、どこかで「私も医療に関わる仕事を通じて社会貢献をしたい」という気持ちはありました。しかし、医師になる道を歩んでいない私が「どうすれば医療を通じた社会貢献ができるんだろう?」と悩んでいたこともあり、中途半端な気持ちでチャレンジするよりは…と就活ではなんとなく医療業界を避けていました。
(父の学会についてポルトガルへ行った時の懇親会)
そんなモヤモヤした気持ちの中、のらりくらりと就職活動に取り組んでいたのですが、幸運な事にそんな中でも直感的に入りたいと感じた会社が見つかりました。冒頭でふれた計測機器のメーカーです。ただ問題が1つ、極力避けていた営業職のみの募集だったのです。
そこで、面接でダメ元で「営業はしたくないがどうしても御社に入りたい。アルバイトも派遣社員も調べたがどこにも募集が出ていないので正面突破した」と想いを伝えたところ、営業事務として採用いただける事になりました。
ちなみに極度のあがり症のため最終面接で声が出ず、面接官の第一声で「お風邪を召されたんですか?」と聞かれた事は今でも忘れられません。
入社後は環境に恵まれ、会社に行きたくないと思った日は1日もありませんでした。
自社製造していた流量計と液面計は文系の私には全く馴染みがありませんでしたが、「どこにいっても困らないようにしてあげる」と言ってくれた上司のきめ細やかな指導のおかげで毎日学ぶ事ばかりでした。
また今時珍しい昭和な会社で、OLを絵に描いたようなリボンブラウスの制服があったのも良い思い出です。(制服フェチではありません)
(会社の同期と先日マッチョカフェに行きました。筋肉はかわいい。)
楽しい毎日ではありましたが、やはり「医療に関わる仕事を通じて社会貢献をしたい」という気持ちがずっと捨てきれず、モヤモヤした日々を送っていました。
そして就職して働くうちにその思いは強くなっていき、「やはりどんな形にせよ医療に携われる仕事がしたい」という気持ちが諦めきれないものになっていることに気がつきました。そこへちょうど学生時代に働いていたクリニックからお声がけいただいた事もあり、春夏秋冬を一巡りした一年後、思い切って会社を辞めました。
クリニックへ戻りしばらくはのんびり働こうと思っていましたが、院長先生の「遠隔診療に興味がある」というお言葉が妙に気になり、自分で色々と調べていた矢先にFacebookで友人がシェアした「遠隔診療の法的整理」という記事が目に飛び込んできました。メドレーのコーポレート本部長で、弁護士資格も持っている田丸による連載記事でした。
内容が興味深いことももちろんですが、随分若い人が書いている記事だなあと思い、「メドレーってどんな会社かしら」と調べるうち、気がつけば入社理由ブログへと辿り着いていました。正直このブログを読んだ時には面白そうと思う一方、個性的で華やかな経歴の人しか入れない会社なんだ…と目を通せば通すほどに諦めようか悩みました。
けれど代表取締役医師である豊田が、あるインタビューで
5年たち10年たったら、『遠隔診療なんてもう古い』ということにさえなるのかもしれません。それならそれでいい。遠隔診療は手段であって、目的ではないのですから。遠隔診療ありきで、CLINICSに携わっている社員はいない。最適な手段で、よりよい医療の姿を実現していくこと。これが私達のチームが目指すところです。
というくだりを読んだ時、自分が地味だとか大した経歴がないとか、そんな事はすっかり忘れてメドレーへ応募していました。この会社が「医療ヘルスケア分野の課題を解決する」ためにどこへ向かっていくのか、中から見てみたいという強烈な好奇心が抑えきれなかったからです。
初回の面接は以前入社理由ブログにも登場した石川でした。
久しぶりの面接でしたし緊張して話せないかと思いましたが、不思議な事に人生で1番まともな面接と言っても過言ではないほど自分の言葉で話が出来ました。石川の聞き上手のおかげだと今でも感謝していますし、この一次面接を終えて改めてメドレーに入りたい、こんな人達と働いてみたいと強く思った事を覚えています。
入社後は、希望した通りCLINICSカスタマーサポートのお仕事やCLINICSのカスタマーサクセスグループに付随する管理系のお仕事に従事しています。
最初は生まれて初めてさわるMacに絶望し、改めて自分のアナログさに衝撃を受けました。
パソコンを使わなければ仕事が出来ないのに、そもそもそのパソコンが使えない。やっぱりメドレーで働くのは無理かも...と初日の帰路は外灯が滲んで見えました。
そんな私でしたが疑問に思った事をすぐ周囲に相談でき、またどんな些細な内容でも無下に扱われず真摯に向き合ってもらえる環境のおかげで、充実した毎日を過ごしています。入社してからあっという間に4ヶ月が経ち、最近では患者さまや医療機関からのお問い合わせ対応にもだいぶ慣れてきました。
(インターンメンバーの送別会での写真。約1名、天に召されかけています)
相手が困っている原因をつきとめ、解消出来た時の嬉しさは何ものにも代えがたいですし、診察が上手くいったとお声をいただく度にもっともっとCLINICSを色んな人に使って欲しい、より多くの方の通院負担を取り除く手段として広まってほしいと感じます。
カスタマーサポートや管理系のお仕事は、メドレーのバリュー(行動規範)にもある通りとにかく「凡事徹底」が求められます。またどんな小さな仕事でも何のためにその仕事があり、それが次にどんな事へ繋がっていくのか、周りの人にどんな影響をあたえるのか、を考えて取り組んでいく事が大切だと考えています。
カスタマーサポートはCLINICSユーザーの生の声が聞けるという点で大変面白いお仕事です。嬉しいお声も厳しいご意見もきちんと受け止めチームにフィードバックしていくことで、CLINICSというプロダクト自体、そしてCLINICSをより効果的に活用していただくためのサポートの仕方も日々研鑽されていきます。
来年の診療報酬改定も控え、遠隔診療はまだまだ成長の余地が残されています。細胞分裂を続けるCLINICSで、一緒に遠隔診療の夜明けを体感してみませんか。
メドレーでは一緒に働く仲間を募集しています。興味のある方、ぜひ奮ってご応募ください!
第1回:ぼくがクックパッドを辞めてメドレーに入った7つの理由
第4回:私がドクターヘリを降りて、メドレーに入った7つの理由
第8回:Googleのエバンジェリストをやめてメドレーに入社した僕が6つに割れたバキバキの腹筋を手に入れるまでに実行した7つのステップ
第10回:年収36,000円のお笑い芸人が、メドレーに入社するまでの7つのステップ
第11回:医者にならずに7年過ごした僕がMEDLEYニュースを書く7つの理由
第12回:何がしたいのかわからなかった私がメドレーの仕事にやりがいを感じる7つの理由
第13回:厚生労働省の医系技官だった私がメドレーに入社した3つの理由
第14回:7年いたリブセンスをやめ、マエダがメドレーでデザインしたいこと
第15回:IPOを経験した私が、次のステージにメドレーを選んだ理由
第16回:アイスランドで生きる理由を考えて瞑想していた私がメドレーに入社した3つの理由
第17回:整体師を11年やっていた私が、34歳でメドレーに転職して「介護のほんね」に取り組む理由
第18回:マザーハウスでバッグを販売していた私が、メドレーで見つけたひとつの目標
第19回:SIerとWEB業界を経験したエンジニアがメドレーに入社した理由
第20回:青春を捧げたチアリーダーを引退した私がメドレーという舞台でクリニックを応援することに決めた理由
第21回:インターンを経て新卒で入社した私が、メドレーを選んだ3つの理由
第22回:なんでもできるようになりたかったエンジニアがメドレーへ入社した理由
第23回:新卒から9年働いた会社を飛び出した私がメドレーに入社した理由
第24回:結婚2年目で転職を考えた私が、メドレーに入社した理由
第25回:「命に関わる仕事がしたかった」私が、MRを経てオンライン診療の未来に賭ける理由
第26回:「何でも屋」街道をワイルドスピードしている私が、「介護のほんね」と共にメドレーに入社した理由
第27回:元タカラジェンヌの私が、第二のステージにメドレーを選んだ理由
・医師たちがつくるオンライン医療事典「MEDLEY」
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