【募集の背景】
メドレーは、人材採用システムで培った顧客基盤を元に、幅広く課題を網羅できる医療SaaSプロダクトを迅速に開発し展開していくことで、医療ヘルスケア領域のデジタルトランスフォーメーションを実現させるプラットフォームを築いていきたいと考えています。そしてその先には、生活者向けのアプリケーション開発や、患者の課題解決に直接向き合うプロダクト開発の展開を構想しています。
例えば医療機関の予約システムが電話を受け書き込むものではなくオンラインに接続されていれば、患者はインターネットで簡単に空き枠を調べて予約することができ、医療事務作業にかかる時間も負担も削減されます。処方・調剤情報がクラウドで管理されていれば、お薬手帳は自動的に生成され、調剤薬局でのお薬手帳に関するやり取りは不要になります。
このように医療に対する患者の様々なハードルを下げ、「患者が医療を使いこなせる未来」をつくるべく、患者の課題解決に直接向き合うプロダクトの開発を担っていただける方を募集することにしました。
具体的には、
・患者向けの新規プロダクト開発に関わる業務全般
・ユーザの利用状況の分析と改善案の提案
・サービスのアーキテクチャ設計および実装
・サービスの安定稼働に必要な保守運用業務
を中心に、患者向けの新しいプロダクトをつくることにコミットするエンジニアリング業務全般をお任せします。
【開発チームの文化】
・技術選定に関する考え方
単に「流行っている」、「最新技術」という視点で選ぶのではなく「本当に課題解決に必要なものかどうか」という視点で選択することが重要だと考えています。最新のものから安定したものまで、様々な技術を本質的に選択してプロダクトに取り入れています。
・技術理解があるメンバーが活躍する
マネージャー陣も含め全員が自ら手を動かし開発することを大切にしています。そのために、定例会議を特定の曜日に集中させ開発に集中できる時間を確保したり、Atlasian Confluenceを使ったドキュメントベースのコミュニケーションを行うなど情報共有のロスを極力小さくしています。
・開発スタイル
開発メンバーのバックグラウンドや得意領域は異なりますが、一人が1つのIssueを最初から最後まで開発していくというスタイルを取っています。必要があれば、AWSの設定・構築なども行ない、Ruby on Railsでサーバのプログラムを書き、React.jsとTypeScriptでフロントエンドの開発も行うという開発スタイルです。もちろん、得意でない職域の場合は得意なメンバーにアドバイスを受けたり、Pull Requestでレビューが入ることで、強みを活かしつつ弱みは助け合うという文化になっています。
・技術やノウハウのオープン化を促進
自社で開発した技術やノウハウを積極的に公開し、オープンに活用できるようにしていく文化があります。
■日医標準レセプトソフトをRubyからAPI経由でアクセスするためのライブラリORCA API(
https://orca-api.github.io/)をOSSとして公開
■HPKIカードという医療従事者の認証カードにアクセスするための調査結果をまとめて公開(
https://developer.medley.jp/entry/2018/07/12/152331)
■医療機関や調剤薬局、行政などと連携しながら、技術の実用化及び無償解放に向けた研究を推進するために、ブロックチェーンを活用した電子処方せんの管理方式に関する特許を出願(
https://www.medley.jp/release/20180429-03.html)
【技術環境】
■Language/Framework
Ruby / Ruby on Rails / Go / JavaScript(ECMAScript 2019) / TypeScript / React.js / Redux / Swift / Android Java / Kotlin
■Storage
MySQL / MongoDB / Elasticsearch / BigQuery
■Infrastructure
AWS / Docker / Docker Compose
■Workflow
Github / Circle CI / bitrise / deploygate / Sentry / New Relic
■Communication
Slack / Atlassian Conflence