みなさん、こんにちは。株式会社メドレーでエンジニアをやっている平木です。ネットなどでは大体Layzieという名前で活動しています。
現在は、オンライン診療サービスである「CLINICS」の担当をしています。11月でちょうど入社して1年経ちました。ついでに入社してから40歳を迎えました。入社した瞬間から社内の平均年齢を引き上げています。
前回の入社ブログのインパクトが強すぎるので、とてもつらみがありますが自分がメドレーに入社した理由について書いていこうと思います。
メドレーに入社する前
自分はもともとはWeb業界とは全然別の業界で働いていて、20代の頃はパソコンは使えるけどプログラミングはしたことありませんでした。Web業界に転職したのは31歳の時なので、エンジニア歴はここ10年くらいです。
この業界に入ってからは、まず受託の制作会社を数社経験しました。ディレクターやったり、マークアップエンジニアやったりフロントエンドエンジニアやったりと、いろいろやりました。
前職は株式会社サイバーエージェントで、ソーシャルゲーム部門のフロントエンドエンジニアを3年ほどやりました。やっていたこととしては、
- サービスチームにジョインしてフロントエンドの開発
- 共通基盤を作っている部署でブラウザを使っているサービスのパフォーマンス改善の手伝い
- フロントエンドで技術的な問題を抱えてるサービスの問題解決
- ゲーム部門のフロントの技術方針の策定
などなど、色々なことをやらせてもらいました。同僚などにも恵まれていて良い環境でした。
メドレーに入社するきっかけ
そんな感じで、前職では充実していたんですが、一方で「ゲーム以外の事業を仕事にしたいなー」と思うようになりました。
ソーシャルゲームでのフロントエンドは普通のWebサービスと比べて特殊な部分があるので技術的に面白いし、アクセス数が多いサービス特有の気遣いポイントなども学べたのでとても良かったのですが、だんたんとユーザーの生活に役立つようなサービスをしたいなと思うようになってきたのです。
もっというと、ユーザーという前に自分が使って役立つようなサービスですね。 そんな中、以前にとある縁で知り合った現在弊社で採用を担当している青野と話す機会があり、そこでメドレーを初めて知りました。
漠然と生活に役立つサービスというのは頭にあったものの、すぐに転職を考えていたというわけでもなく、医療系の事業をやってる会社というのも全くのノーマークでした。というかそもそも 「医療系の事業」というのが正直あまりピンと来なかったです。
「転職するんであれば教育系とか人材系かな?」などと勝手に思ってはいたんですが、しっかりした転職活動みたいのは全然してなくてちょっと話を聞きに行ったりする程度でした。
そんな感じで最初ピンとは来てなかったんですが、自分含めて病気とかケガとかそういうのが若干多くなっていたという当時のプライベートの事情や、青野から「会社自体、面白い会社ですよ」という言葉もあり興味が出たので話を聞きに行くという段取りになりました。
カジュアル面談をやった後に、興味が出たので改めて面接をしてから入社の運びになりました。面接が終わってからすぐに代表の瀧口が面接していた部屋に来て、そのまま「ちょうど飲み会があるから来ません?」とカジュアルに誘われて 「すげえなこの会社!」と思ったのも良い思い出です。(その後は普通に飲み会にお邪魔してきました)
メドレーに入社した理由
ということで入社を決めた理由ですが、一言でいうと色々な意味で「面白そうな会社だなー」と思ったのが決め手でした。とはいえ、これだけだとブログにも何にもならないんで細かい理由を考えてみました。
働く環境が面白そうだったから
自分の中ではこれが一番の理由です。弊社は代表取締役医師を始めとして常勤の医師が社員として6人もいるんですね。最初に聞いたときは「なんて病院ですか?」くらい思いました。他にも理学療法士、看護師などの資格持ってる方たちが社内でガリガリ働いていたりします。
同じ業界で働いていると、どうしても似たような職種の人たちと働くことが多くなると思います。もちろんそれも大切ですし、価値もあると思っています。だけど、「自分とは全く別の価値観や思考をする異業種のプロフェッショナルの方たちと一緒に働くとどうなるんだろう?」と考えたらメドレーへの入社はとても魅力的でした。
普通にエンジニアをやっていて医師や医療従事者と対等に仕事できる機会(顧客の関係とかではなく)はそんなに多くないんじゃないかなと思い、チャンスだと考えたのが一番の大きな理由です。
実際入社してから、わりとエンジニアと医師の考え方とか勉強の姿勢とかが近いなーなどと思ったりもしました。
開発環境が今風だったから
ちょっと語弊を生みそうな理由のタイトルですが。開発環境がイイ感じに今風だなと感じたのも理由の1つです。 イイ感じ というのが感覚的ですが、レガシーな環境ではないけども頑張りすぎていない というバランス感です。
弊社では現在4つのサービスがありますが、それぞれ大枠はモダンな環境になっています。大体のサービスはRuby on Railsを使っており、GitHubでPull Requestしたものがマージされれば、Circle CIからAWSにデプロイをしていく…というもの。
CLINICSを除いてはシングルページアプリケーションではなく普通のWebアプリの構成になっています。言葉にはしづらいのですが、最近の技術を追ってはいるが必要なければわざわざ導入しないみたいな感じでしょうか。もちろん便利なものがあればリプレースなどもするし必要があればRubyに拘ってるわけでもなく適材適所…という判断が自然とできてそうという感じ。
書いてみるとすごく当たり前なんですが、自然にメンバーができるようになる土壌というのはなかなか難しいのではないかと思っていて、そこが レガシーな環境ではないけども頑張りすぎていない というバランス感と感じました。
これは入社前にエンジニア陣と話していて感じた印象だったんですが、入社後も印象は全然変わってないです。
また、脱線しますが元々フロントエンドとかそういうのを抜きにして開発体制としてはサーバー・インフラ・ネイティブアプリ・フロントエンドといったん全部やろうぜという雰囲気なのも自分の指向にあっていました。
おかげで現在はRuby on Rails / iOS / Android / フロントエンドと幅広く仕事させてもらっています。わりと短期間でやらないといけない感じなんで脳ミソがパンクしつつありますけど。
ユーザーに役立つようなサービスを作っているから
前にも書いた通り、今度関わるならもっと生活に根差したようなサービスに関わりたいと思っていました。メドレーで最初にとても良いなと思ったサービスはMEDLEY(メドレー) - オンライン病気事典です。知ってからは自分でも病気のことや病院でもらった薬を調べてみたり、近くの病院を探すのに活用したので、「こんなサービス作ってる会社なら入ってみたい」と考えるようになりました。
入社後に自分が開発しているCLINICS(クリニクス) - オンライン通院システムもそうですが、直にユーザーの役に立ってるし自分がドッグフーディングできるようなサービスを開発できてるというのはわりと心の支えになるということが分かりました。特にリリース前の忙しい時期…とかでもかなりポジティブに開発できたのは地味にこの「ユーザーに役立つサービスを作ってる」という感覚な気がします。
(番外)社長達を始めとして、飲んで楽しそうな人が多かったから
先に書いたように面接後すぐに飲みに連れていってもらったおかげで、早い段階で「飲まなくても楽しいが、飲むともっと楽しい」という環境なのが分かりました。代表の豊田やCTO平山を始めとして経歴的には華々しい人達なのに、飲んでるとくだらない話題から仕事の話題までバラエティに富んだ内容の話がバンバンと飛び出してきます。
番外って書きましたが、異業種の人達と一緒に仕事できて楽しいなーと思う機会が一番多いのはこの飲み会だったりするかもしれません。 職種関係なく面白くて魅力的な人が集ってるのは入社後さらに分かってきた事実です。
オン・オフの切り替えがきっちりしててステキですね。
まとめ
1年前のことなんで、もう忘れかけてる気もしないでもないですが自分がメドレーに入社した理由を書いてみました。
自分が入社した当初より開発部も会社自体もずいぶんと人数が増えてきました。が、まだまだ人材が足りません!今回書いた入社の理由のどれかで「お、いいかもな」と思っていただいたエンジニア・デザイナーのみなさまはぜひ弊社に遊びに来てください!色々お話しましょう。
エンジニアインタビューはじめます。
最後ですが、このWantedlyのブログで弊社のエンジニアインタビューのコンテンツを近日開始したいと思っています。「会社は面白そうなんだけど、いったいどんな人が働いてるんだろ」など思うのが人情です。なので、どんな人が働いているのかを手っ取りはやくお伝えするためのコンテンツにしたいとおもいます。近日公開できるかと思いますので、その時はぜひ読んでいただけると幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
◆過去のメドレー社員の記事
第1回:ぼくがクックパッドを辞めてメドレーに入った7つの理由
第2回:現役ダーツプロの僕がメドレーに入社した7つの理由
第3回:デザイナーの僕がメドレーに入った7つの理由
第4回:私がドクターヘリを降りて、メドレーに入った7つの理由
第5回:ライフセーバーの私がメドレーで働く理由
第6回:私がヤフーを辞めてメドレーに入社した2つの理由
第7回:外資系投資銀行出身の私がメドレーに入った理由
第8回:Googleのエバンジェリストをやめてメドレーに入社した僕が6つに割れたバキバキの腹筋を手に入れるまでに実行した7つのステップ
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