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【デザインニュース】vol.30 人々が自然に集まりたくなる、ストーリーのある場作り|【Wondering(ワンダリング)】

■クリエイティブ部メンバー

  • 長津:カドベヤCOO/弊社WEBディレクターの長(おさ)的存在
  • 須田:UIデザイナー/ゲーム・ドラムに日々没頭
  • 古川:PdM/クリエイティブ部マネージャー
  • 飯野:PdM/カドベヤのお兄ちゃん、ゲーム・アニメ・SEOがすき
  • 山口:Webディレクター/カドベヤ新メンバー、Apexにハマり中

🔳 今週のピックアップ【Wondering(ワンダリング)

 UIデザイナーの須田によるデザインコーナーvol.30。

今週の須田的ベストデザインは「Wondering(ワンダリング)のブランドサイト兼オンラインストア」。

引用元:https://wondering.jp/


須田(UID)

今回紹介するのは、北海道の制作会社「Wondering」のブランドサイト兼オンラインストアです。

色々な事業を手掛けているのですが、特に「場所」をテーマにした事業展開がとてもユニークです。

長津(COO)

どんなことやってる会社?単にWeb制作だけじゃない感じだね。

須田(UID)

ブランディングやプロダクトデザインはもちろん、ポップアップストアやイベントスペース、コーヒースタンドの運営も行っているようです。


引用元:https://wondering.jp/


引用元:https://wondering.jp/pages/about


須田(UID)

プロダクトやスペースを含めて”空間デザイン”を展開しているのが特徴ですね。

例えば、札幌のポップアップスペースにはコーヒースタンドが併設されていて、そこでブランディングされたロゴやプロダクトもディスプレイされているようです。


引用元:https://wondering.jp/pages/about


長津(COO)

聞いただけでおしゃれなのが伝わってくるな(笑)

サイトデザインもそういう雰囲気を出してる感じ?

須田(UID)

Webからプロダクトまで統一感があって、まさに「ライフスタイル全般をデザインしている」印象です。

特に商品の展示方法がおもしろくて、一部の商品を比率を変えて大きく見せたりすることで強調したいポイントを上手くつくってますね。


引用元:https://wondering.jp/collections/all


長津(COO)

それって商品登録の順番でレイアウトが変わるやつ?

須田(UID)

その可能性もありますね。自動でピックアップされる仕組みかもしれませんが、明らかに「目を引く工夫」が感じられるデザインです。

引用元:https://wondering.jp/pages/selector#ryo-ueda


須田(UID)

ちなみに代表の上田さんはスウェーデンでの経験を経て、「北欧の文化的な雰囲気を北海道に持ち込む」というコンセプトで活動しているようです。単なる仕事場や店舗の枠を超えた「交流の場」として機能していて、まさに現代のクリエイティブハブですね。

長津(COO)

クリエイティブな場所って、ただ集まるだけじゃなくて人が繋がるための場としてデザインされてるよね。

古川(PdM)

ちょっと海外のコワーキングスペース的な雰囲気に似てますよね。物理的な「場」を軸にして新しい文化が生まれる仕組みを取り入れてる印象。


引用元:https://wondering.jp/pages/about


須田(UID)

あと、「いなくなった場所を再生する」というストーリー性もおもしろいですね

例えば、工場や倉庫だった場所をギャラリーやオフィスに変えることで、ただの空きスペースだったものを新しい価値にして新たに提供しています。そういったバックグラウンドを活かすことで、場所そのものが持つ文化的な意味合いも大事にしているんだなと思いました。

長津(COO)

それってただのリノベーションとは違って、ちゃんとストーリーのある場作りだよな。

人が集まりたくなる理由が感じられる。

須田(UID)

「ここに来たくなる」「ここで何かを生み出したくなる」という心理的なデザインですよね。

長津(COO)

”文化格差の解消”というかユニバーサルデザインの意味合いも含まれてそうだよね。

須田(UID)

物理的なアクセシビリティだけじゃなくて、空間の持つ視覚的・心理的な心地よさもデザインされてますよね。「誰でも受け入れる空間」というテーマがデザインに滲み出ていていいですよね。

長津(COO)

次回もまたこういうおもしろい場作りの話、聞いてみたいわ。

今日はここまで!

アディオス!

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