先日5/14 に日本最大のHRイベントといわれる「HRカンファレス 2019春」の東京会場にて
弊社の代表取締役副社長 戒能が登壇いたしましたので、様子をレポートします。
大変ありがたいことに定員以上の方がお越しくださり、急遽の増席。
運営スタッフのメンバーもますます気合いが入ります。
今回は「組織と人を変えるために何をすべきか?」をテーマに、当社のクライアントであるヘンケルジャパン株式会社より後藤様をお招きし、ヘンケル社の組織変革の具体的な実践事例をお話いただきました。
Turn Aroundに向けた『変革のレシピ』
後藤様は、2017年にプロ向けの美容用品を扱う事業部の本部長に就任し、組織や人の変革に着手し、短期間で業績をV字回復へと導いた立役者です。当時の部門は、長らく続く厳しい事業状況によりチームモラルが低下し、お客様からの信頼も低下した厳しい様相だったとのこと。その苦しい状況から組織や人を変えていく際に、トップは何をどう考え、どのように変えていく必要があるかをご経験から裏打ちされた『変革のレシピ』とともにひも解いていただきました。
先読みが難しく、変化の絶えない環境の中で、いかに短い間にTurn Aroundできるかの肝は、ただ闇雲に思いつく打ち手を素早く実行することではありません。組織の変革に不可欠な要素を掴み、どのように実行するか、順序だてて戦略を描くことが求められます。
Turn AroundからGrowth Accelerationのフェーズへの移行、そして更なる飛躍の加速ツールとしての「研修」の有効な活用法について、具体的なプロセスやストーリーを交えてお話しいただきました。
参加者の皆様からは、
「変化に対する恐怖や不安を、どうポジティブにすることが出来たのか?」
「組織の全員を巻き込んで組織変革がなされていると、どのように確認するのか?」
「ドラスティックさを許容する外資企業には効果がありそうだが…そうでない企業では?」
など、矢継ぎ早に多くのご質問をいただき、皆様の関心の高さ、熱量をひしひしと感じました。
後半では、ヘンケル社の変革事例を受け、「自社を変革へと導くためのリーダーシップの開発」をテーマにワークショップを実施しました。まずは、成功しているリーダーが持つ6つの特性を計測するアセスメントツール「HPTi(High Potential Trait Indicator)」を実際に体験していただき、その後、どの特性がより自社で求められるか、をグループに分かれてシェアし、話し合うセッションへとうつります。参加者の皆さんが次々にポストイットに書き出していく内容は様々。改めて、企業、そして組織は、1つとして同じものはなく、独自性をもっているのだと再認識しました。
インパクトジャパンの提供価値とは?
人や組織の変化の節目において、望ましい変化を起こしたい。
しかしながら、ありたい姿に向けた組織変革や人材育成において、すべての企業に通ずる魔法のような最適解はありません。
だからこそ、私たちインパクトジャパンは、クライアント企業との対話を通じて、個社の企業戦略に紐づいた「ベスト・フィット」なソリューションをクライアントと共に創り上げることに、こだわりと誇りを持って日々取り組んでいます。
プログラムに参加する一人ひとりの心を揺さぶり、
深層から「変わりたい」という変化の気持ちを喚起し、
本質的に個人と組織を「変革」へと導きたい。
そのために「参加者に人生最高の体験」を提供したい。
インパクトジャパンは、この信念のもと、様々な組織の人材育成・組織開発の支援・共創を通じて、世の中に「働く価値のある組織を増やす」ことを目指しています。