坂和 貴之 / Manager|株式会社FoundingBase
パートナーコンサルティング部 Manager 1990年生まれ。東京出身。慶應義塾大学在学中にFoundingBaseの前身となる島根県津和野町の町長付プログラムに参加。就農後継者プロジェクトを推進。大学卒業後、FoundingBase設立とともに入社。2019年10月より、Community ...
https://foundingbase.jp/n/na5be805b49b5
10月14-15日に、FoundingBase社の2023年度下期キックオフ合宿が開催されました。大分県豊後高田市の拠点に全メンバーが集合し、下期戦略およびその先の成長戦略へとつながる中期経営計画実現に向けた、これからのFoundingBaseにおけるターニングポイントとなる合宿でした。その様子をマネージャー坂和より報告させていただきます。
記事執筆者 パートナーコンサルティング部 マネージャー
FoundingBaseは全国21拠点で事業を展開しており、総勢82名のメンバーとなりました。全国各地でコトを進めており、なかなかリアルで会えないメンバー同士だからこそ、合宿は経営含む全社のコミュニケーション機会として大切な場。また地域共創を掲げるFoundingBaseにとって、合宿は個々人が「組織の現在地」と「目指す方向性」を確認したり、他事業の業務内容を理解したりと、自らをupdateする機会にもなっています。
私自身は、創業時から関わっていますが毎年の合宿タイミングが組織が大きく変化するポイントになってきたと感じています。各地で事業を展開する中で、事業をより広く伝播させ、再現性高く提供するために、会社組織としてのあり方や戦略/戦術が形を変えて進んできたという実感を持っています。
とはいえ、自らを変化させることはストレスが伴います。実際、地域の中にいるメンバーにとって変化を受容し、自分ごととして取り組むためにはメッセージとして伝えられるだけではなく、コミュニケーションを通じてその背景や思いに共感する時間が必要だと思っています。合宿はそうした組織と個人のコミュニケーションの質を高め、メンバー同士が日々のお互いの健闘を讃え合い、全国の拠点の壁を超えて全社一丸となって進むための結束を強める機会でもあるのです。
今回の合宿では、FoundingBaseの中期成長戦略を象徴するテーマとして、「Boost Our Value」が発表されました。これまでFoundingBaseが積み上げてきた事業、組織の価値をより加速させ、社会に対してより大きな影響力を発揮していこう、という宣言です。
まちづくり会社FoundingBaseは、より多くの地域に関わり、事業を通じてエリア価値を向上させ、地域という選択肢を提供する。この領域において名実ともに日本で一番価値を提供している組織であること、「まちづくり会社No.1」になることを全社で目指します。
創業から9年。これまでにも様々なチャレンジや困難がありましたが、また一段とステージを上げた挑戦として、まちづくり会社No.1を掲げて進みます。小さな取り組みが一つずつ実を結び、関わる地域も増え、メンバーも増えてきたこのタイミングだからこそ、目指すべき目標だと思います。一メンバーとして、大きな挑戦をともにできることにワクワクするとともに、まちづくりとは何かを思考し続け、まちとそこに関わる生活者に対して誠実に価値を提供していきたいと改めて思いました。
FoundingBaseでは“「自由」をUpdateする”というMISSIONのもと、VISIONおよび各種戦略が定められています。今回定めた中期経営計画を支える事業・組織戦略を設定するとともに、これまで掲げていた3つのVALUEを「行動指針」と「価値観」に分けて設定することとしました。行動指針は、VISION達成のために個々人に求める行動であり、価値観は会社が大事にする考え方です。
◎価値観
2014年に創業して10年ほどの間に多くのメンバーが関わり会社は大きく成長しました。そうした中でも、価値観や行動指針といった表現は変われど、込められた思いは変わらず当時の想いのまま愚直に進んできました。
今回の戦略実現に向けた組織のUpdateに際し、価値観を設定するにあたっては、あらためて全社で議論し、アウトプットしたことを土台として組織として大切にする5つの価値観を絞りました。FoundingBaseらしさを表す価値観は、会社が成長しても変わらず個々人が持ち続け、組織として揺るがない文化をつくるために、共通して持つ素地であると考えています。
次の10年も会社のフェーズはどんどん変わっていくと思いますが。どんな状況においてもFoundingBaseという人格の下で創られる揺るがない価値観を引き継いでいきながら、日々の行動を通して私たちFoundingBaseはこういう存在である、というメッセージを発信していきます。
◎ 行動指針
まちづくり会社としての価値を広げ、高めるために、FoundingBaseメンバーとして持つべき3つの行動指針を設定しました。今後はこの行動指針をもとに、全社一丸となって、「まち」と「ひと」の豊かさをUpdateしていきます。
株式会社FoundingBaseは、“「自由」をUpdateする”というMISSIONの実現のために、事業や組織をUpdateし続けてきました。今回合宿で発表された向こう3カ年の中期経営計画や、それを実現するための行動指針の発表などは、「会社が大きく前に進むんだ!」という意思を全社で共有する機会となりました。Boost Our Valueを合言葉に、ここからさらに事業/組織の価値を加速させ、全国へと拡げていきたいと思います。
今回の中計の下、私が所属するCOC事業部もパートナーコンサルティング事業部という名称に代わり、新たなスタートを切りました。地域が抱えるさまざまな課題に対して、私たちがパートナーとなり協働共創を行っていきます。組織がこれから大きく変わるという宣言をした合宿ですが、私自身もまだまだ挑戦し続けたいと思います。創業からここまで関わり続けてきたことや、最も多くの自治体の方とコミュニケーションを取らせていただく立場であるということを活かして、FoundingBaseの可能性を広げ、FoundingBaseを通じて豊かな地域を増やすきっかけや事業を生み出していきたいと思います。
今回の合宿記事、お読みいただきありがとうございました。いかがでしたでしょうか。
あらためて、取り組みが広がるからこそ、言葉や認識をすり合わせ、お互いを讃え激励し、そして全社として方向性を揃えて進んでいくために、合宿の場の重要性は高まっていると思います。これからも変わらず、FoundingBaseらしく事業を推進していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
引き続き、仲間も絶賛募集中です!!
今回はさかわ目線で切り取った合宿記事でしたので、合宿全体の様子がわかる写真とともに、お伝えしきれなかったコンテンツをお届けします!
・合宿のコンテンツ内容:1泊2日みっちり真面目に行いました。
・入社者紹介:新入社員が9名、24年度の新卒者7名も加わり、総勢82名となりました。
・24年度の新卒者に向けた佐々木からのメッセージ:「自分自身の可能性に蓋をせずチャレンジしてほしい。まちづくりを通じて地域の可能性を探求してほしい。」といった力強いエールをいただきました。
・Best Value賞、Best Project賞の発表:
受賞者インタビューはこちら
Best project賞
Best Value賞
・2日目は全体でワークを実施:採用候補者へ会社を魅力的に伝えるプレゼンテーションを役員に対して行っていただきました。遊び心を入れて、というポイントを各チームが考え抜いた結果、それぞれオリジナリティのある内容に仕上がっていました。