玉津まちの駅 夢むすび
大分県豊後高田市にある玉津まちの駅 夢むすび。高齢者が楽しい”プラチナ通り”に位置する夢むすびは、地元の新鮮野菜や毎日変わる日替わり弁当などを販売している直売所です。
病院やデイサービスの施設が近くにあるため、高齢層の利用者が多くスタッフとお客さんが顔見知りであることも多々あります。
”まちの市” 始動!!
そんな直売所である夢むすびにて、11月より新たな取り組みを始めました。
その名も”まちの市”です。毎月最終土曜に月ごとのテーマ・地域に合わせて
全国の商品を夢むすびで見つけることができるイベントです。
”まちの市”とは
”まちの市”のコンセプトは2つ
1つ目は「普段の食卓にプラスワンの選択を」
夢むすびを利用してくださる方々は新鮮野菜の良さがわかり、食卓を大事にしている方々。そんな方々に、普段とは一味違った楽しみや体験をご自宅の食卓を通して感じて欲しいという想いがあります。「あれ、今日の食卓少し違うね」そんなプラスワン!な体験を夢むすびで見つけてほしいと考えています。
2つ目は「全国のまちx豊後高田」
全国のまちの食文化や商品と豊後高田の野菜や食を掛け合わせることで、食卓をさらに豊かにできたらいいなと考えています。豊後高田の野菜の流通量をあげることに貢献できるのはもちろん、他の地域の食文化を届けることで豊後高田の食の可能性も広げることができると思っています。
こうしたワクワクした買い物体験を提供するために、「玉津まちの駅」であることを活かして全国のまちと繋がる場所として”まちの市”をスタートさせました。
毎月変わる各地の商品
さて、11月から始まった”まちの市”はこれまで3回開催してきました。
初回のまちの市は〈東北鍋フェア〉きりたんぽやせんべい汁など、東北の鍋は人気が高く密かに毎年頼んでいたというお客さんの声も聞かれました。
12月は〈クリスマスチキン〉と〈おでんフェア〉昨年も大好評だったクリスマスチキンは予約制に。おでんフェアでは長崎の竜眼を仕入れ、普段のおでんにプラスワン!を提供しました。
先月1月は〈恵方巻き〉と〈全国健康フェア〉流行風邪が気になる皆さんに免疫力をプラス!初の試みだった恵方巻きも予定を超える予約をいただきました。
夢むすびだからできること
これらの企画や仕入れの背景に夢むすびの強みがあります。それは冒頭でお伝えしたように夢むすびでは他のスーパーとは異なり、お客さんとの距離が近いことです。お客さんの好みを知った上で、欲しいものや商品を仕入れておすすめする。そんなお客さん一人一人に向けたサービスを心がけています。
こんな風に豊後高田の食生活と掛け合わせていきたい
全国から集まったまちの市の商品をみて、お客さんから「知り合いが住んでいる」「昔遊びに行ったことがあり懐かしい」など思い出を語ってくださる方もいました。
今後、”まちの市”を通して、夢むすびの常連客には全国のまちと豊後高田の掛け合わせで生まれる体験を楽しんでいただきたいです。
「夢むすびにきたら普段の食卓(豊後高田の食)が楽しくなる・豊かになる」そんな体験を提供していきたいと思っています。
また、「移住の町」としても有名である豊後高田にはスーパーを利用しているファミリー層も多くいます。普段夢むすびを利用しない方々でも、チキンや恵方巻きを通して【夢むすび・豊後高田の食を知る】という効果もありました。全国のまちを伝えると同時に、豊後高田の良さを発信する機会にもなっています。
まちの市を通して提案される食事を通して、「夢むすびにきたらいつもの食卓が豊かになる」という体験をしていただくこと。それに伴い、豊後高田が持っている食の価値にお客さんが気づいていくことで、人々の食生活と地元で作られた野菜とが繋がっていく。そんな繋がりが豊後高田で増えるようにしていきたいと思っています。
FoundingBaseコラボ
FoundingBaseは全国に拠点があり、何よりその地に移住し入り込んでいるからこそ知っている”地元の食”が強みです。これまでも、拠点間協力として福島県国見町よりりんごを仕入れたり、2月の〈四国のご飯のお供〉に向けて高知県東洋町:海の駅より、おすすめ商品の仕入れを開始しています。また、メンバーの出身地は全国各地。これからより、拠点間・自分達の地域の食と魅力を”まちの市”から届けて行きたいと思っています。
3月は、今までよりさらにバージョンアップして、生産者・加工品事業者とのコラボイベントを企画中。案外知らない大分県の食や、自分達の商品を素敵な商品にしている加工者さんがたくさんいます。イベントそのものを地元の事業者とも繋がり、巻き込んで進めて行くことで、お客さんにプラスワン!な体験を提供していきたいと思っています。