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海の京都移住体験ツアーを開催しました!(宮津市)

京都府宮津拠点では、コワーキングスペース「クロスワークセンターMIYAZU」を中心に関係人口創出事業に取り組んでいます。12月17日〜18日にかけては、宮津市にてシティプロモーション業を行っている一般社団法人MITEMIさんと共催で、海の京都移住体験ツアー『REAL MITEMI TOUR vol.0』を実施しました!

クロスワークセンターMIYAZU(京都府 宮津市)|株式会社FoundingBase
宮津市で運営している『クロスワークセンターMIYAZU』での取り組みをご紹介します。
https://foundingbase.jp/m/m1b47329cc232

今回お邪魔したのは、養老地区在住の移住者である橋本美有希さん宅。応募多数により抽選となった本ツアー、遠い順から群馬、東京、大阪、京都の計4名の方にご参加いただきました。遠方からお越しいただきありがとうございました。

今回そんなツアーができるまでと、実際のツアーの様子をご紹介します!

■なぜやるのか?ツアーができるまで

Founding Baseの関係人口事業のミッションは、『モノ・コト・トキを想像し、地域ならではの遊学働』を創ること。人が地域に関わりたくなるにはには「まちを知る→訪れる→好きになる→定期的に訪問する→仕事や家を見つける...」など無数のステップが必要です。そのため、移住はあくまで結果であり、そこに至るプロセスをどう形作っていくかが大切だと私たちは考えています。

そして、移住を検討するにあたって必要不可欠なこと。それはそのまちの当たり前の日常。ありのままの暮らしを魅力的だと感じてもらうこと。

移住をすると、毎日をそのまちで暮らすことになります。だからこそ、特別なイベントや観光だけでななく、当たり前の暮らしを少しだけでも一緒に味わってほしい。そして、宮津での当たり前の日常の中に豊かさや価値を感じてほしい。

そんな想いから本ツアーの企画は始まりました。ツアーの目的は、『宮津に住む人たちの、ありのままの暮らしを味わい、また戻ってくる理由をつくること。』そして、目的達成のためのポイントは、『自分たちが整備した竹林があり、春は筍ほりに、夏は流しそうめんをしに戻ってくるための居場所を創る』こと。ツアーに参加して終わりではなく、ツアーをきっかけに参加者とまちが今後も関わり続けることができるプログラムを目指しました。

■ツアーの様子ハイライト

(初日)
養老地区の年末恒例の餅つきにご一緒し、竈門で餅米を蒸して、杵と臼でつく。一緒にお餅を丸めるといった体験をさせていただきました。様子を見に来られたご近所の方々とも交流ができました。

夜は橋本家特製のジビエ料理はもちろん、地域の方々や漁師さんたちから「せっかくだからこれもお食べ」とたくさんの差し入れをいただき宮津の山と海の幸のフルコースを堪能しました。橋本さんの暮らしや仕事にまつわる様々な質問も飛び交い会場となった橋本家は大盛り上がりでした。

(2日目)
早朝は狩猟罠の見回りから1日がスタート。前日の降雪もあり、罠に獣の姿はなし。朝も雪が降り続いていたのでみんなで雪かきをして終了かと思いましたが、たけのこ組合の方が「作業をみるくらいならできるだろう」と竹林整備を実施してくれました。(ありがとうございます。。。!!)

そして、参加者もせっかくだから見るだけではなく自分達も作業をしたい!と整備に参加。来年の春に美味しい筍が育つように想いを込めてお手伝いをさせていただきました。

橋本家のある地区のお母様方が運営するカフェでお昼をいただいたのち、伊根の舟屋で有名な伊根町(実はご近所!)を観光して解散。

ツアー中は雲がさっと引き、一瞬で晴れ間が広がる瞬間など、この地域ならではのあっと息を飲むような絶景をたくさん見ることができました。冬の丹後の自然は厳しく、そして美しい。そんな魅力を感じていただけるハイライト動画を共催のMITEMIさんが編集してくれたのでぜひご覧ください!

■参加者や地域の方々の感想

参加者の声

・これまで参加した、移住体験ツアーの中で一番良いツアーだった。
 その時の状況や天候に合わせて、一番大切な瞬間を切り抜きアテンドして 
 くれた。満足という言葉じゃ足りないぐらい満ち足りたツアーだった。
・表面上だけでなく、良いところも厳しいところも真剣に伝えて向き合って
 くれて、移住して何がやりたいか/どう生きていきたいかを考えるきっかけ
 になった。
・竹林整備が一番楽しく、人生で初めての経験と刺激をたくさん受けた。
 春は絶対に筍ほりに宮津に戻ってきます。

地元の方の声

・最初はこんな田舎にわざわざなんで来るのだろう。と思っていたが、
 参加者が楽しそうでこちらまで楽しくなった。若い人たちがたくさん
 きて、集落に久しぶりに活気が戻って楽しかった。またきてね。
・ツアー参加者の視点を通して、自分達の当たり前の暮らしには価値がある
 ことを再発見できた。この営みを継承して多くの人に届けることができる
 ように集落の若手として頑張っていきたい。

■ツアーを終えて:宮津中に出番を創り、共創の出発点を提供する。

クロスワークセンターMIYAZUのコンセプトは、『居場所と出番を創り出し、共創の出発点を提供する』です。

施設に来てくれる人はもちろんのこと、
宮津でありのままの生活をしている人にも、スポットライトを当てて、共創していきたい。

私たちの日常は、誰かにとっての非日常。
外からの視点で、当たり前の日常に出番が生まれて、新たな価値となる。

そんな想いも込めた企画でしたが、ツアー中の養老地区の皆さんや参加者の様子をみて、改めて宮津中で共創の出発点を創り続けていきたいと想うことができました。

もちろん、このツアーで終わりではありません。春は自分で整備した筍を掘りに、夏は一緒に流しそうめんをする。など、宮津に関わり続けて、仮に移住に至らなくてもこのまちの循環の一部になることがゴールです。スタッフも地元市民の1人として定期的に竹林の整備などのお手伝いをしながら参加者がいつでも帰ってこれるよう万全の体制を整えていきます。

そして、このようなツアーを開催できたのは宮津でシティプロモーション業を営み、まちや集落と信頼関係を築いている一般社団法人MITEMIさんと共催できたからです。

MITEMIさん、橋本家、養老地区の皆様。そしてツアーに関わってくださった全ての皆様、本当にありがとうございました!

これからも、「共創」を大切に宮津の魅力を最大化できるようなツアーやイベントを作って行きます。以上、関係人口ツアーの取り組みのご紹介でした。

■ツアーのハイライト動画

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