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グランピングイベント開催! (高知県大月町)

大月町でグランピング体験イベントを実施しました。今回はイベントの様子をご紹介します!

大月町ってどんなところ?

世界的にも有数のダイビングスポットでもあるエメラルドグリーンに輝く透明度の高い海。船の影が海底に映し出され、「船が宙に浮いて見える」ため、まるで楽園のようとSNS上で注目を集める柏島があることで有名です。海には日本で確認できる魚種の約1/4である約1,000種類が生息していると言われており、海の魅力で溢れた町です。夏の間はこの綺麗な海を目的に、全国各地から非常に多くの観光客の方々が町を訪れています。

大月町の「樫西園地」にてグランピング事業を計画しています!

現在、そんな海の魅力で溢れた大月町の「樫西園地」という公園スペースを利活用した新たな観光拠点となるような「グランピング事業」を計画しています。
そもそも樫西園地はどんな場所なのでしょうか?
「樫西園地」は足摺宇和海国立公園内にあり、園内からは観光名所の弁天島や沖の島などが、太平洋に浮かぶ風景を見ることができる魅力的な公園です。その景観の良さで地元住民からも散歩ルートとしても愛されています。

樫西園地にてグランピング体験イベントを開催!

今年度はそんなグランピング事業の計画策定にあたって、現地調査を実施しています。調査活動では、公園の利用者にインタビューを行ったり、地域事業者のリサーチを行うことで、新たな観光地づくりにつなげるべく活動を行ってきました。そんな活動の一環で、地域の住民の方に計画について共有させていただくと、「グランピングってどんな施設?」「樫西でグランピングを立てたらどんな感じになるんだろう?」との声があり、次第に計画について興味関心をもっていただけるようになってきました。
それでは、「まずは実際にやってみよう!」ということで、樫西園地グランピング事業の第1弾として、樫西園地グランピング体験イベントを開催する運びとなりました。

今回イベントとして体験できるようにしたのコンテンツの内容は、以下の3つです。
①BBQ体験
②焚き火体験
③グランピング滞在体験

イベントの日はグランピングテントを設営して、いつもと違う樫西園地の魅力をお届けできるように企画を進めてまいりました。
また、そんなコンテンツづくりのために、地元の事業者さんにもご協力をいただけることに。今回はBBQ体験での連携ということで、浜田精肉店様、山田海産鮮魚店様に食材をご提供いただきました!
浜田精肉店様は何よりも牛肉の品質にこだわり、宮崎牛、高知牛の両方を仕入れている大月町のお肉屋さんです。今回は優雅なグランピング体験にピッタリのこだわりのお肉を仕入れさせていただきました。

さらに、イベントではお肉だけでなく、豊かな海に囲まれた大月町の特色を活かして新鮮な海産物もBBQで提供することにしたいと考え、山田海産鮮魚店様にご協力いただきました。「お客様の笑顔を見るためにやっている。喜んでもらえるためにどうするか」をコンセプトにされているご主人からは、BBQに合うお魚や貝の提供にあたって、たくさんのアドバイスをいただきました。このように地元の事業者様とタッグを組み、ご相談させていただきながら魅力的なメニューを組み立てていきました。

イベント参加者の声は?

結果として、参加者の方から以下のようなコメントをいただきました!

・樫西園地のロケーションでグランピングは最高。話題になるのでは。
・今回は泊まれなかったが、次回は泊まってみたい。
・パノラマのように海を見渡しながらBBQができるのは価値になる。
・雨や風の対策をしっかりしたら、より良い施設になるのでは。
・BBQは肉のイメージが強いが、魚介もたくさんあって、とても良い。高知県外の人にとってはもっと魅力的なのでは。

総じて、樫西園地でのグランピング体験イベントに関してポジティブなコメントをいただきました。やはりコメントにもあるように樫西園地の魅力はなんといっても太平洋を望むダイナミックな景観。イベントを通じて、この場所の持つ魅力を少しでも引き出すことができたのではないかと思います。
参加者の方より評価いただいた点、改善点を基により良い計画づくりを目指していきたいと思います!

今後に向けて

私たちFoundingBaseがこの地でグランピング事業を計画しているのは、「樫西園地を滞在型観光拠点とする」ことで地域経済を活性化させるためです。

現在の大月町の観光全体として魅力的な海を有していますが、海水浴をして’’終わり’’という「通過型観光」が主流になっています。「人は来ているんだけれども、経済が回らない」「外貨が落ちず、事業者の所得向上や新規雇用、新規事業を行いづらい」という問題意識も町内で高まっています。
そこで、私たちが滞在型観光拠点を創ることによって、宿泊体験で町内への滞在時間を増やし、様々なアクティビティ、飲食や宿泊といった地域内で消費する機会を増やしていく。その結果、樫西園地でのグランピング宿泊事業を軸に、地域経済の活性化へと接続させることができるのです。
さらに、この滞在型観光の拠点づくりは私たちだけで完結するのではなく、地域の方々と連携をして創り上げていきます。
たとえば、今回のイベントでも大月町内の各事業者様に食材提供いただき、地域の住民からもたくさんの期待の声をいただきました。
そして、協力してくださった事業者様からも
「樫西園地でのグランピング事業が大月町が盛り上がるきっかけになってくれたらと思います。頑張ってください。」
「樫西でのグランピング事業が定着すれば、町にとって良いこと。大月町のたくさんの良いところを知ってもらうきっかけになってくれたら嬉しいです」
と計画に対してとてもポジティブなご意見もいただきました。

私たち自身がプレイヤーとして地域に入りこみ、町の方々と連携しながらこの場所に価値を創っていく。その結果として、お客様にとっても魅力的なサービスづくりをすることができ、町の未来を創っていく重要な事業へと成長していきます。
それこそが私たちFoundingBaseが大切にしている「地方共創」のスタンスであり、地域を活性化していくための重要な考え方です。
さて、今回の振り返りやいただいたお声を活かして、3月には更にパワーアップしたグランピングイベントを実施予定ですので、乞うご期待ください!

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