美祢市(山口県)|株式会社FoundingBase
美祢市とは? 日本最大級のカルスト台地「秋吉台」を有し、山口県の中山間地に位置する美祢市には現在約23,000人の人々が暮らしています。市全域がMine秋吉台ジオパークとして日本ジオパークに認定されており、名水百選に選ばれている別府弁天池や、日本最大級の大きさを誇る秋芳洞など、自然資源が豊かなことが特徴です。 ...
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公設塾minetoの毎週土曜日の挑戦のトビラ授業では、昨年10月から行っている観光マッププロジェクトの「プロモーション編」を実施しております。
JALさんと観光協会さんの多大なるご協力の元、今回、山口の宇部空港と東京で、minetoの塾生が作成した観光マップを使ったプロモーションをすることが決定し、7/9(土)のプロモーション本番をもって、全ての活動が無事終了しました!
今回は、そのプロジェクトの集大成をお伝えします!!
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今までの観光マッププロジェクトについてはこちら
昨年の10月から取り組んでいる「観光マッププロジェクト」ですが、3月にマップが完成し成果発表会を実施しました。今年度からは、観光マッププロジェクトの「プロモーション編」が始動し、実際に山口の宇部空港と東京に行ってマップを使ったプロモーションを塾生自ら行います!
東京でプロモーションする会場は、なんと「JALプラザ有楽町」…!!
今回のプロジェクトにご協力いただいているJALさんより会場を貸していただけることに!!
そんな山口・東京プロモーションに向けた授業の前半では、実際にJALプラザの様子を動画で見たり、マップを見て美祢に来た観光客に対して、minetoとして何ができるのかのアイディアプレストを行いました。
出てきた案としては、
・ツアーを企画して美祢を案内する・minetoを観光案内所にして穴場スポットに連れて行く・クーポンや特別なお土産などをプレゼントする
などなど、より美祢を楽しんでもらうためのアイディアがたくさん出ました!
配布会場でより「美祢に行ってみたい!」と思ってもらうために、何ができるかのアイディアを出し合い、その中で「実現可能性が高く、効果がありそうなもの」を整理しました。
その後、確定したアイディアを実際に作成する作業を行いました。その中でも、JALプラザで飾っていただくポスターは、入口入ってすぐ目の前の壁ということもあり、「中学生が作成したこと」と「このマップができるまでのストーリー」を分かりやすく伝えるために構図を工夫しました!
プロモーション本番を1週間前に控えた直前の授業では、美祢市の観光地を舞台に一回リハーサルを行うことにしました!
行った場所は、名水百選にも選ばれている「別府弁天池」。
土曜日ということもあり、市外県外の観光客が多く訪れておりました。1時間3グループに分かれて実際にプロモーションを行いました。最初は、声をかけても「時間ないです」や「大丈夫です」と冷たくされることで、「心が折れました」と言ってくる塾生が続出、、!ですが、だんだんと当たって砕けろ精神で、とにかく声をかけることをしたりや最初の声かけの仕方を工夫したりするなどを通して、自信がついたと話す塾生も現れました。
結果的に、70枚以上のマップをしっかりと生徒のみで配布することができ、実際にそのマップを見てここに行ってみると言ってくださる観光客もおりました。塾生にとってはかなり難しいチャレンジでしたが、本番に向けての良いチャレンジの機会となりました!
プロモーション本番7/9(土)に、東京と宇部空港の二手に分かれて、自分たちが作成した観光マップを用いて美祢市をPRしてきました!
東京組は、「JALプラザ有楽町」の街頭で、多くの方々が行き来する中、マップやパンフレットを配布しました。その後、日本橋にある山口県のアンテナショップ「おいでませ山口館」に移動し、店内のお客様に直接マップを配布しながら、美祢市の説明をしてきました。
当日は、JALプラザの方々が、塾生たちと一緒に街頭配布を手伝ってくださったりJALの素敵なTシャツを貸してくださったりと、全面的に協力してくださいました。
山口の宇部空港組は、到着ロビーの前で、到着した観光客やビジネスマンにマップを用いて美祢市のおすすめスポットなどを紹介してきました!
塾生は、最初は緊張してなかなか知らない人に話しかけられませんでしたが、場数を踏む中で、堂々と声かけをする様子が伺えました。マップ作成中のインタビューで知ったことを話したり、おすすめのスポットを紹介したりするなど、それぞれが美祢の魅力を伝えるために工夫を凝らしていました。最終的には、良い意味で「当たって砕けろ精神」が身につき、一歩踏み出すことができました!
このプロモーションで、合計約300枚の観光マップを塾生自身で配布。
自分たちで作成したマップを自分たちで配布し、その場で意見や感想がもらえる活動そのものが、塾生にとって素晴らしいチャレンジになったのではないかと思います!
今後は、余ったマップを活用して、美祢市に来る観光客に対してツアーを自ら行う機会を探しています。実際に、7月末には、慶應義塾大学SFCの学生が15名訪れ、美祢市を観光するとのことで、塾生6名で実際にツアー案内することが決まっております!
このように、自ら作成したアウトプットを第三者に直接感想を伝えてもらったりフィードバックをもらったりする機会は、自分ごと化の醸成に繋がり、子供たちの成長を後押しするとても良い機会だなと改めて実感しました。
新たな挑戦のトビラ授業として、観光マッププロジェクトの次は、「ジビエプロジェクト」が始動します!
地域で活動する猟師さんやデザイナーとコラボをし、ジビエの商品開発やブランディングなどを行い、10月のイベントで開発した商品を販売することを予定しています。フィールドワークを通して地域課題を体感することで「地域の中の自分」を再認識し、視野を広げる新たなプロジェクトに挑戦していきます!
今後もminetoでは、塾生の挑戦の場を作り続けていきますので、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします!