北海道安平町では、平成30年より活動を開始し、情報発信分野の取り組みを多数手がけてきました。
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情報発信の活動においては、常に町のシビックプライド(町民としての誇り)の醸成を意識し、できるだけ町民の方と協働しながら、町の将来に誇りや希望を感じてもらえるアウトプットを大切にしています。
▼町内で放送されるエリア放送「あびらチャンネル」の運営
町の情報発信の領域が拡大していく中、昨年度から町の中心地である道の駅を活用した「回遊交流促進プロジェクト」がスタートしました。
全国トップの道の駅をどう活用するか
安平町には、「日本人に人気の道の駅ランキング2020」にて、全国1,180か所中15位を獲得した道の駅があります。開業から約1年で来場者100万人を達成する人気スポットとなっていますが、この道の駅を訪れた人が町内を回遊する次の仕組みが求められていました。
他方で、安平町は多くのキャンプ客が訪れる「キャンプの聖地」としても知られています。そこで、令和2年度は道の駅を訪れた人に対して、安平町のキャンプの魅力を紹介しつつ、町内の商店・飲食店の魅力も伝えるPRプロジェクトを行いました。
町内にあるキャンプメーカー「LOGOS」の正規販売代理店の団体と協働し、キャンプグッズを販売すると同時に、あびらキャンプの魅力をPRするブースを作成し、“安平町といえばキャンプ”のイメージの定着を図りました。
▼町内のスポットをご紹介する巨大ポスターやPRチラシ等を作成
新型コロナの影響もあり、年々キャンプ人口は増加しています。札幌から車で1時間圏内と好立地の上、キャンプ場が4つもある安平町では今後もキャンプ場利用客の増加が見込まれています。
そこで、今年度は昨年度の取り組みよりも一歩踏み込み、道の駅やキャンプ場利用客の町内商店・飲食店の回遊をさらに促す為のプロジェクトを実施しました。
安平町に来てくれた方へ、自信を持っておすすめする「あびらキャンプ飯」
このプロジェクトでは「あびらキャンプで"しか"できない体験」をテーマに、安平町のキャンプに訪れたら「食べてほしい食事」「遊びに行ってほしいスポット」を紹介し、道の駅及びキャンプ場利用客の町内の回遊交流を促します。
【特設PRブース @道の駅&キャンプ場】
道の駅と2箇所の町営キャンプ場では、安平の魅力的な食と遊びを紹介するブースが設置されました。
▼タワー型ブース・ハンガーラック型ブース
正方形の枠組みが3つ積み重なり、町内の数ある食の中から「あびらキャンプ」と相性抜群の食を厳選し、その特徴やオススメの食べ方を紹介しています
▼キャンプ場での展示
キャンプ場にはタワー型のブースを展示。ブース用ポスターには耐水性能の素材を利用し、長期間屋外で展示できるようにしています。
▼店舗掲示用ポスター
ポスターは町内の各店舗や温泉などキャンプ場利用者が訪れる場所に掲示します。
▼配布用パンフレット
パンフレットにはお店や遊び場の紹介の他、「オススメの安平の1日の過ごし方」などを紹介しています。
本プロジェクトを通して、「あびらキャンプでしかできない体験」を楽しんでもらいながら、多くの方に安平町の食の魅力・遊びの魅力を知っていただけたらと思います。
今後も、安平町では積極的にデザインを生かした情報発信プロジェクトを生み出していく予定です。
是非、実際に安平町を訪れてみてください!