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採用チームの田村です。
CEO山田がFindyで実現したいことや想いをまとめました。Findyに少しでもご興味いただけた方は、是非ご一読いただけたら幸いです。
経営理念「つくる人がもっとかがやけば、世界はきっと豊かになる。」
最も大切にしていることは、経営理念の「つくる人がもっとかがやけば、世界はきっと豊かになる。」です。
その背景はWebサイトでも掲載しているのですが、以下の通りです。ちなみに、このnoteで書いてあることの中で、一番言いたいのは以下の数行だったりします。
つくる人がいなければ、何も生まれません。
つくる人が能力を発揮できる組織がなければ、イノベーションは実現しません。この国は、過去にモノづくり大国と呼ばれました。
だけど、いつの間にか、つくる人をないがしろにしてしまったのかもしれません。本当は、技術もアイデアも解決策も、常に現場にある。
つくる人がもっと尊敬され、もっと影響力を持ち、もっと輝く世界になったとき、社会は前に進み、未来はもっと豊かになるはずです。
本当に世界を変えてきたのは、つくる人だから。
Findyは、つくる人を応援することこそが、 豊かな世界につながると信じています。
豊かな国を作り、後世に残したい
実は学生時代に最も関心があったのは開発経済や途上国支援、特にODAの活用方法などでした。当然、憧れた職種は国連やJICA、国際NPOなど。ただ、NPOで働く経験もする中で効率性の観点から企業へと関心が移り当時流行っていた京都議定書をベースに作られた排出権取引などをやっているビジネスに関心を持ち、新卒の三菱重工業やその他にも受けた商社や日揮などに至りました。(&ぶっちゃけ国際機関のようなところで働けるほど勉強を続けられる性格ではなかったのですがw)
浅い表現になってしまいますが世の中の矛盾や不合理、貧困のようなものを自分の力で変えたいと真剣に思っていた学生時代だったりします。ただ、当時はまだまだ日本が高度経済成長の遺産もある時代で上記のような「日本→海外」という視点で物事を見ていました。実際に、バックパッカーで海外に行くと空港やホテルには日本製品が溢れており、日本の勢いを感じる時代でした。
その後、10年以上の時を経て強く感じるようになったのは日本の衰退です。以下のグラフを見ていただくとわかりやすいですが、一人当たりのGDPを見ると新しい産業が起こり続ける米国やドイツ、韓国はずっと右肩上がりで、日本もギリギリ維持をしているものの、油断をするとイタリアやギリシャのようになってしまいそうな状況です。
Google Public Data Explorerより
明らかに先進国である欧米と比較して伸びていないGDP、増える税金、重くのしかかる高齢化社会の負担増加。現在は借金で問題を先送りしていますが、我々の世代は是が非でもこの問題に向き合わざる得ない未来がこの先10〜20年以内にやってくると思っています。その時にいかに軟着陸させることができるか、それは僕らの世代がイノベーションの数を最大化し、国内の社会をデジタルで効率化しつつ、ソフトウェア含めて海外で稼げるようになるしかないと思っています。
なぜ豊かさが大事だと思うのか
最近、アメリカは給与が高い、シンガポールはデジタルが進んでいるというTweetをよく見かけます。悔しいですが、すでに日本と先端にいる国との差は大きいし、今後も広がるばかり。海外にいる人から見ると簡単にマウントを取れるのが今の日本です。しかしながら、現実的に海外で活躍できる人、海外の成長性を享受できる人はほんの一握りです。普通の人に恩恵が届くためには、高度経済成長時代に製造業で実現したように日本発で外貨を稼げる会社を増やすしかないと思っています。
じゃあ、みんなで貧しくなれば良いのではないか、あるいは自分だけは稼げる業界で働いているから良いのではないか、という声もあるかもしれません。ただ、所得水準の低い国、あるいは格差の大きい国はなんだかんだで治安も悪いことが多いです。少なくとも仕事で何度か訪れたフィリピンやブラジルは日本ほど夜、安心して出歩くことはできません。できれば治安の良い国を維持したいものです。私個人の意見ですが、自分の子供達の世代に少しでも良い状況を残したい、あるいは残していく義務があると思っています。
また、経済力が弱まった国はどうなっていくのか。信じたくない話ですが実際に、世界では強い国が弱い国に対して、武力で侵攻する事態なども起こっています。そこまで行かなくとも、多くのインフラや基盤が強い国の基準のもとに動く社会になっていくわけです。これを良しとするのかどうか、一度考えてみても良いテーマかもしれません。
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