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ディップの創業を調べるお(※1)、ということで採用説明会などでよく聞かれる創業の物語について答えするコーナーを始めますm9( ゚Д゚)ドーン!
冨田という創業者が始めたこの会社にも、創業のドラマがありました。こちらを徐々にお伝えしていきます。冨田のひとりがたりスタイルです。第一弾は一つの夢を達成したこの瞬間から始まります。
600人の仲間からの祝福
「11年前にディップを設立したとき、私はたった1人でした。しかし、今は皆さんがいる。もう1人ではないですよね」
2008年3月14日、静岡県熱海市で開かれた第12期社員総会の壇上から、私はこう問いかけずにはいられませんでした。嬉しいことに会場からは、大きな拍手と歓声が返ってきました。ホテルの大会場を埋め尽くす600 人の社員の熱狂に、私は感謝の気持ちで胸が熱くなりました。
1997年3月4日、今から11年前、私はたった1人で会社を立ち上げました。その頃の生活といえば、家族4 人で冷暖房もない6畳のアパートに住み、その家賃さえも滞るほど。電車代もなかったので、2つ、3つの駅を歩くのは当たり前。営業で東京都内を歩き回り、靴は2カ月で穴が開いてしまうほどでした。
当時の私にはおカネも社員も人脈もなく、あるのは夢とアイデア、そして情熱だけ。この、Dream、Idea、Passion の頭文字を取り、「DIP」という社名に込めたのです。
それが今は、たくさんの仲間と喜びをともに分かち合えるまでになったのです。
社員総会は、毎年社員が中心となって会場の予約から当日の運営まで手づくりで進められます。冒頭の熱海での第11 期社員総会も、開場の直前まで大友常世COO が陣頭に立ち、入念なリハーサルが行われた結果、イベント会社のプロ顔負けの素晴らしい出来となっていました。皆、この日に備えて、仕事の合間を縫って準備を進めてきたのです。
タキシードとドレスを着た司会進行の男女2 人も、ディップの社員です。11周年を祝う、各サイトのロゴが入った大きなバースデイケーキもあります。会場は祝賀ムードでいっぱいです。
しかし、会社設立の頃、私はたった1人。本当に貧乏でアイデアが唯一の財産の起業家でした。次の第2 幕からその悪戦苦闘ぶりを、私の生い立ちも含め、さかのぼってお話ししたいと思います。
第二弾もお楽しみに。
転載:ダイヤモンド社制作「ファンダーズスピリット」