オンライン全社員会議で仲間の顔が見える会社に|コロナを逆手に、情報共有・賞賛の場をオンライン化 | 日常のハレの日を届ける事業/ブランド
コロナ禍に陥り、1年以上。コロナによって社員が集まることが難しくなり、多くの企業で情報共有の機会が減少してしまったのではないでしょうか。そのような状況の中、私たちNSグループは「オンライン全社員...
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みなさんこんにちは、株式会社NSグループ社長の荻野佳奈子です!
朝晩は肌寒くなり、すっかり秋になりましたね。もう少ししたら、きれいな紅葉が見られるな〜と今から楽しみにしています。
さて、NSグループには他社にはないユニークな福利厚生や社内制度がたくさんあります。その中のひとつが「レンタル移籍制度」です。もっと多くのメンバーに本制度を活用してもらいたいと、この度「ワンワンレンタル」という新ネーミングをつけて、リニューアルすることになりました!
今回のオンライン全社員会議では、先行してワンワンレンタルを経験した2人に、実際にどのような成果があったのかを発表してもらいました。
「オンライン全社員会議って何?」という方はこちらをご覧ください。
<目次>
▼「ワンワンレンタル」とは?
▼おもてなし溢れるリゾートホテルの接客を学びたい
▼「お客様は私たちの鏡」
▼まとめ
幅広い事業を展開しているNSグループならではの制度!
NSグループはホテル・レストラン・ブライダルなど、幅広い領域でビジネスを展開をしています。メンバーのキャリアの可能性は、現在働いているセクションや事業部だけではなく、社内に無限大に広がっています。
異動に関する社内制度は「社内転職制度」と「レンタル移籍制度」の2種類があります。
「社内転職」とは、これまで社内で築きあげてきたキャリアはそのままに、全く別の事業部に異動できる制度です。過去には、カラオケ店総店長から本社の宣伝制作室に行った人も!
「レンタル移籍」とは、キャリアアップを目的として一時的に異動できる制度です。お試しで他事業部を経験した後、社内転職をするケースも少なくありません。
これまで、レンタル移籍の期間は1シーズンの1〜3ヵ月間でした。しかし今回、このレンタル移籍の期間が、1週間から可能になったのです。これを「ワンワンレンタル」と名づけました。お休みを含めると、実質5日間のお試し移籍となります。
参加は選抜制ですが、これまでより短期間になったことでハードルを下げ、より多くのメンバーに参加してもらいやすくしました!
最初の発表は、入社3年目のネパール出身のギャワリさん
最初の発表は「安心お宿」新宿南口駅前店副支配人のギャワリさんです。「レンタル移籍のススメ」というタイトルで、アンダリゾート伊豆高原へ1週間(実質5日間)のワンワンレンタルに行ってきた成果について話してもらいました。
外観・内装・客室、どこをとってもリゾート感あふれる伊豆事業部での勤務
これまで、ギャワリさんは同じ現場で働く多くのメンバーが外国人のお客様への接客に苦手意識をもち、フレンドリーさに欠けていると感じていました。そこで、ワンワンレンタルに参加し、改めてホスピタリティを学び、みんなで接客レベルを上げたいと考えたのです。
アンダリゾート伊豆高原でのサービスに感動したそう
5日間「アンダリゾート伊豆高原」で働いてみて、実に多くの気付きがあったそうです。雨の日には傘を持って、お客様が濡れないようバスまでアテンド。お誕生日や記念日のお祝いには、ケーキや花火でサプライズ演出。これらのサービスを目の前にして、お客様を喜ばせたいと心から思っていることが、お客様にきちんと伝わる動きが大切だと学びました。
ワンワンレンタルでの学びを持ち帰って実践
元の職場に戻ってきたギャワリさんは、ワンワンレンタルでの学びを生かして、早速行動を開始!メンバーへ英語教育を実施し、お客様をよく見て個別対応を行うようになりました。
すると、お宿全体の接客レベルが上がり、「スタッフがとても親切」という口コミが増えたそうです。
ワンワンレンタルによって、課題解決につながる学びを得られたギャワリさん。最後に、レンタル移籍はカジュアルなチャンスなので、興味のある人はぜひチャレンジを!と他のメンバーに呼びかけました。
次の発表は、お宿の課題に頭を抱えていた支配人の北川さん
次の発表は、同じく「安心お宿」の秋葉原電気街店で支配人を務める北川さんです。コロナ後、再び売上や利益は回復したものの、口コミの点数やリピーター率に苦戦していました。
何が問題なのかと悩み、様々な施策を試してみるも、肝心のホスピタリティが欠落していては意味がないことに気付きます。そこで、北川さんも「アンダリゾート伊豆高原」に1週間のワンワンレンタルへ。事業部の課題解決という全体の視点を持ちながら、参加しました。
北川さんは、当時は「ホスピタリティが全然なかった」と振り返る
当時、お宿は2日に1回は警察が来るような、非常に荒れた雰囲気でした。そのような背景があり、多くのメンバーはトラブルを未然に防ぎたいという思いから、お客様を非常に厳しい目で見ている状態だったといいます。支配人も含め、お宿全体で接客の話をすることが少なく、お宿自体が重い空気でした。
しかし、それでは「全てのお客様に『感動のお土産』をお持ち帰りいただく」という理念に反しています。そこでこの状態を何とかすべく、責任者から順次、ワンワンレンタルでアンダリゾート伊豆高原に行き、接遇研修がスタートしました。
「お客様は私たちの鏡です」という言葉を持ち帰って店舗の全体テーマに設定
アンダリゾート伊豆高原で、北川さんは「お客様は私たちの鏡です」という言葉に出会い、目から鱗が落ちました。今までお客様ファーストではない接客が、お客様に反映され、トラブルが起きてしまっていたのだと気付かされたのです。
ワンワンレンタルから戻ってきた後、北川さんはこの言葉を秋葉原店全体のテーマとし、口コミ点数とリピート率の向上に取り組んでいます。早速、今年に入ってからは、接遇の口コミ点数が8.0→9.1と、1.1ポイントもアップ!
レンタル移籍は、個人の課題解決の他、事業部や店舗全体の課題解決にも大変役立ちます。NSグループは、一口にホテルと言っても、カプセルホテルからシティホテル、リゾートホテルまで様々な種類のホテルを運営しています。幅広い接客を学べるレンタル移籍は、非常に有意義だと振り返りました。
今回は、リニューアルしたレンタル移籍制度「ワンワンレンタル」について紹介しました。NSグループでは、様々な事業領域と幅広いグレードでビジネス展開をしています。メンバーには積極的にこの環境と制度を生かし、得た経験や学びを自分の事業部や店舗で、どんどん表現していって欲しいと願っています!
現在、株式会社NSグループでは以下の職種を募集中です。互いに切磋琢磨できる環境で、新たな挑戦をしたい方からのご応募をお待ちしています。