一人では辿り着けない頂に、チームで挑む面白さ【マーケティング社員インタビュー】 | メンバーを知る
ABABA広報担当の尾上です。企業が他の企業の最終面接まで進んだ学生にアプローチできるスカウトサービス『ABABA』。そのサービスを支える社員の皆様に株式会社ABABAでの働き方やカルチャーにつ...
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ABABA広報の尾上です。
ABABAメンバーの働き方や考え方を、インプットに使っている本やサイトという側面から深ぼる新企画「ABABAメンバーのインプット」をスタートします!
今回は
のインプット素材を大公開!
これを読めばABABAの業務への解像度が少しだけ高くなるかもしれません。
業務で壁にぶち当たると本を読んで知見を広げるという樋口さん。
新卒で入った会社ではセールスを担当しており、マーケティングは大学時代にXの運用を行っていた際に触れた程度とのこと。基礎知識のインプットに使ったものから、現在読み進めているものまで6冊の本を持ってきてくれました。
現在は学生会員獲得のためのマーケティングの実務・管理全般を管轄していて、インターン生のマネジメントも行っています。
まずABABAに入社したときにマーケを任されました。マーケティングに関しては学生時代にXとInstagramの運用を少ししたことがあるくらいだったんですが、ABABAでは他のSNSや広告、アンバサダーなど、知らないチャネルをたくさん扱わなければいけませんでした。
なのでまずはマーケティングに関する基礎知識を幅広くインプットしようと思って、Amazonで「マーケ 本」みたいな感じで調べて評価が高かったこの本を買ってみました。
全体的なマーケの方法論、例えばペルソナ設計の方法や訴求する中身の作り方みたいなところはこの本から学べたなと思っています。
これは入社して最初の年の10月か11月くらいに読んでいた本です。その時期って4年生は就活が終わっているし、3年生はまだ最終面接なんてほとんど受けていないしで、『ABABA』のサービスの構造に鑑みるとほとんど会員獲得ができません。「今できることがない めっちゃピンチ!」と思っていたときにこの本に出会いました。
選んだきっかけは、インターン生のマネジメントを任されて、チームで成果を上げることを学ばないといけないと思ったことです。著者の木下勝寿さんが社長を務める「北の達人コーポレーション」の事例をベースに、チームで成果を上げるための方法論がまとめられています。一つの目標を達成するためには網羅的な形で複数の施策を動かさないといけないというのが結構刺さったポイントですね。
学生時代にPython触ってて、大学卒業して1年ちょっと法人営業として全くPython触ってない時期があって、ABABAに来ました。で、データを活用しましょうってなったときに「あ、そういえばPython触れるな」と思って久々に触ってみたら全然コードも分からなくなってたんですよ。それで学び直しのために100本ノックをしました。
具体的には学生ユーザーの属性やスカウトの分析。あとはどういうスカウトが送られたらどういう子たちに承諾されるのかとか、学生の希望条件とマッチしたスカウトが届いた時にどんな反応が返ってくるのかみたいな。学生ユーザーやスカウトに関するデータについて分析を進めています。
この本はマ「これまでやってきたことの強化」から「より広い面を取りに行く」というふうにマーケティングの戦略が変わった時期に読みました。そもそも認知とは?みたいなことや、何をどのようにつなげていけば認知になるかという点が分からなくて参考になる本を探していて、「"つながる"って書いてるやん」って思って買いました。
すごくタメになったのは「想起が大事」という話です。ある言葉があったときにそこからABABAが何番目に想起されるかとか、じゃあそれの順番を上げていくためにはどうしたらいいか。他のワードでも想起してもらうためにはどうしたらいいのかみたいなことが分かりました。
例えば"スカウト系の就活サービス"と言われたら、 まずOfferBoxさんを思いついて、その次にキミスカさんとか、理系だったらTECH OFFERさんとかLabBaseさんが頭に浮かぶと思うんですけど、ABABAって何番目かな というようなことです。
「チームX」のくだりで、学生の流入が少ない時期の話をしたと思うんですけど、"最終面接"でABABAが想起されない時期には他のワードからABABAに入ってきてもらうようにしないといけない、といったことを考えられるようになって、実際数字にもそれが表れています。
これは④の本をの中で紹介されていたので読みました。以前は結構「細かい各論で考えすぎ」という指摘をされることが多かったんです。
上流の仕事になればなるほど抽象的な話が多くなってくるので、話す相手と話の抽象度を意識的に揃える必要があります。その必要性が高まってきたタイミングでこの本がすごく役に立ちました。
評価制度がしっかり整えられたのを機に、ABABAのミッション・ビジョン・バリューについて考え直そうと思って読んでいる本です。ABABAではミッション・バリューとして「隣人を助けよ」、バリューとして「いいザコでいよう」「尖ろう」「10X(10倍成長思考)」というものを掲げています。
「隣人を助けよ」「いいザコでいよう」「尖ろう」は行動に落とし込むとしたら…ということまで分かるんですけど、「10X」ってなんだ?具体的に何をすればいいんだ?と思って買いました。
結論、大前提として量をこなすのは大切だけど、一定以上のラインでは質にこだわってより大きな成果を狙いにいきましょうという話です。
2倍成長を目指そうと思ったら、何か既存のことをめちゃくちゃ頑張ったら2倍になるんです。例えば、TikTokの動画を月10本上げてそれぞれが1万再生でした。全体で10万再生いけました。このとき、倍の20万再生を目指そうと思ったら10万稼げたやり方で倍の本数作ればいけるけど、新しいフォーマットを作ってそれがちゃんとハマれば1本で100万再生の可能性もあるよねという。
限られたリソースでこれを実現するには、ふだんの仕事のうち誰でもできる仕事は他の人に任せる勇気を持って、自分だけができる仕事に集中することが必要です。そうすることで仕事の総量に占める質の良い仕事の割合が上がって当たり前の水準も上がり、よりいいものを生み出せるという構造になっています。
他にいいなと思ったのは、「理想と比べすぎない」ということ。
例えば、目標に向かって頑張っているけど全然目標に近づけてないって落ち込むことがありますよね。そんなときって大きな目標とのギャップだけを見るんじゃなくて、過去の自分と比較してみることで自分の成長が分かって、モチベーションも上がり、より成長できるという話です。
これらのWebコンテンツも定期的に見て、他社の事例などをインプットしています。
地方テレビ局の報道記者からジョブチェンジして人材系スタートアップ広報の道に飛び込みました。
広報のことはもちろん、スタートアップのことも人材業界のことも全然分からないまま来たのでインプットしないといけないことが無限にある状態です。
現在はこうした採用広報をはじめとした自社広報コンテンツの作成、企業様にABABAを知ってもらうための広報活動、広く社会にABABAを知ってもらうためのメディア露出の獲得などなど…を行いながら広報部門の基盤を整えています。
基本的にWeb上で事例や最新情報を見まくるというスタイルでインプットを進めている私が参考にしているものたちは以下のとおりです。
前職時代からのバイブルです。
ひらがな・カタカナ・漢字が入り混じるこの国の言語を使うにあたって、どの表記が最も分かりやすいのかという指針になります。例えば、「様々(さまざま)」や「色々(いろいろ)」はひらがな表記の方が分かりやすいとされています。
これはあくまでも「これらの表現が分かりやすいので、広く国民にものを伝えるマスコミの皆さんはこちらをルールとして使っていってくださいね」というもので、ここに載っている表現が全て日本語的に絶対正しいんだ!というものではありません。ビジネス文書の世界では独自のルールが発達していたりしますしね。(なんか先日Xでそういうポストがちょっと炎上していた。)
何か物事を伝えるときに文章が分かりにくかったり、ちょっと引っかかる表記があったりすると、その点を理解することに頭のリソースが割かれてしまい、本当に伝えたい命題を理解する際のノイズになります。どうせなら使えるリソースの全てを本来の命題の理解に使ってほしいですよね。
人に会社のことを"伝える"立場として、分かりやすい言葉の追求は欠かせません。
他社の取り組みのキャッチアップにはnoteを活用しています。
参考にすることが多いのは
・株式会社トライエッティングさん
週一投稿を続けられていて、会社のカルチャーやメンバーの見せ方についてとても参考になる点が多いです。
・Maki Asanoさん(キャディ株式会社PR)
Wantedlyの運用をこういうふうにしてきました!的なテクニカル部分もそうなのですが、PRという枠組みに囚われず、会社の成長フェーズに合わせてさまざまなことをやってこられた中での気づきや考え方から学ぶことがとても多いです。
あとはトップページに「採用広報」「ひとり広報」「広報の仕事」etc..な感じで知りたいテーマのコンテンツが流れてくるようになっているので、手が空いたタイミングで記事を見に行くようにしています。
スタートアップ界隈(この言い方あんまり好きじゃないけど)の動向や知識は広報用にログインしている久保さんのXのタイムラインからキャッチしています。
特に特定の誰かやメディアをのアカウントを定期的に見ているというわけではなく、タイムラインの全体的な流れの中で最新の情報をインプットしている感じです。
めちゃくちゃ余談ですが私は何か新しいことを学ぶとき、まずはそれ用のXのアカウントを作ってタイムラインを眺めるという手法をとっています。一番ラクで、知らぬ間に結構な量の情報をインプットできているので。鬼のツイッタラー(死語)がゆえにたどり着いた結論。
久保さんのアカウントはこちら
広報向けのSlackグループ「#PRFunho」に入って他社の広報さんたちの情報交換の様子や仕事の実例などを眺めています。(現状見る専)
樋口さんは本を中心に、尾上はweb上のコンテンツを中心に、と各自のインプットスタイルの個性が出るような形になりました。
ちなみにABABAでは福利厚生の一つとして書籍購入代負担制度があります。
社内の本コーナーにはメンバーがこれまでに購入した本がずらっと!お金のことを気にせずに勉強できます。
今回はマーケ・PRチームの私たちがどんなことを考えて業務に活かしているかを少しイメージしてもらう記事でした。
現在ABABAではマーケティング人材を募集中!
既存サービス『ABABA』で対象としていた就活後半期の学生に加え、新サービス『REALME』のリリースによって就活前半期の学生の獲得も獲得することが急務となっています。また、弊社のサービスを導入いただく企業様の獲得も並行で進める必要があり、toC toB両軸でマーケ人材を必要としているフェーズです。
就職活動に挑む学生の数は毎年約40万人。我々が挑むのは決して小さなマーケットではありません。
就活生の苦悩に寄り添いたい。そんな気持ちがABABAの事業を前進させます。
少しでも興味が湧いたそこのあなた!まずはカジュアル面談でお会いしましょう!