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新卒採用の概念を変え、新たな「採用文化」を根付かせていくための伴走【カスタマーサクセス・フィールドセールス社員インタビュー】

新卒採用時の最終面接に進んだ学生のみにアプローチ出来るスカウトサービス『ABABA』を提供している株式会社ABABA。就職活動を頑張っている就活生の、その過程が正しく評価される社会の実現を目指し、事業を運営しています。現在は創業から3年を迎え、人事や学生からの共感者が増えている状況です。“就活”に対する考え方に変革を起こそうと尽力するカスタマーサクセス(CS)・フィールドセールス(FS)職を兼務している浅妻さんに、話を聞きました。


浅妻隼誠 / カスタマーサクセス兼フィールドセールス

早稲田大学法学部を卒業し、武蔵コーポレーション株式会社に入社。採用担当として新卒採用の経験を積んだ後、日本リビング保証株式会社へ転職。経営企画部人材開発チームにて中途採用担当として従事。その後、新卒採用の立ち上げを行う。2023年株式会社ABABA入社。

想いに共感し、人事経験を活かしたいと転職

──これまでの経歴について教えてください。

大学卒業後は、投資用不動産を扱う不動産ベンチャーに入社しました。実家が不動産関係の士業を営んでいるということで、将来的に家業を引き継ぐ際に必要な不動産知識・スキルを最短で身につけたいという想いの元、就職を決めました。友人のほとんどが大手企業への就職を選ぶ中、あえて「周りとは違う進路」を歩もうという天邪鬼な部分もあったのかもしれません(笑)。

入社後は人材戦略グループで新卒採用を担当。年間約30名の採用に向け、リクルーターとして会社説明会に登壇したり、お会いした学生様へのフォローを行ってきました。その後、物件の仕入れ・販売に挑戦する機会もいただいたのですが、「別の業界でも自分の力を試してみたい」と思い、転職を決意。第二創業期を迎えていた日本リビング保証株式会社へ入社しました。

入社当時は従業員130名規模でしたが、同じ大学出身の先輩も多く、心強かったですね。業務として最初に任されたのは中途採用。派遣社員・正社員も含めて、年間約50名の採用を行いました。その後、さらに仕事の成果を出していきたいと思っていたことと、会社としても新卒採用に着手していきたいという思いが重なり、社長にお時間をいただいて、新卒採用企画についてプレゼンをさせていただくことに。無事に提案が通り、新卒採用の立ち上げに挑戦するという貴重な機会をいただきました。

たくさんの困難があったのですが、いろんな方に助けていただき、6名の新卒社員を採用することができました。実はこの時に使っていた媒体がABABAだったんです。

ABABAは最終選考まで進んだ学生のみが登録できるスカウトサービス。登録している学生様は皆、非常に優秀ですし、サービスの着眼点も非常に良いと感じました。代表の久保さんから、就職活動をきっかけに命を落としてしまう学生がいるという話も聞いて、人事として学生様の「不採用後のキャリア」を本気で考えられていたのか、恥ずかしながら自身の人事キャリアを見つめなおすきっかけにもなりました。新卒採用市場のあり方を見つめ直し、「就職活動の過程そのもの」を評価しようというABABAの考え方に強く惹きつけられたのを今でも鮮明に覚えています。

──ABABAに入社しようと思われた決め手は何だったのでしょうか?

ユーザーとしてABABAを利用するだけでなく、代表の久保さんともプライベートで交流を深めていました。お会いするたびに「今はこういう事業を進めている」「会社をもっと大きくしたい」と話を聞き、「ABABAの力になってみたい」と思うようになりました。

人にも機会にも恵まれていたので、前職に一切不満はなかったです。ただ久保さんの想いの強さを知るうちに、心を動かされました。着実にクライアント様もファンの数(かくいう私もABABAの大ファンでした)も増え、メディアでもABABAを目にするようになり、一人の友人として事業の成長を肌で感じていました。社会的に認知されはじめていく様子を見て純粋に自分もこのプロジェクトの一員として関わりたいという気持ちが強くなりました。このサービスは日本を変えていくサービスだなと感じましたし、忙しそうに働いている久保さんの様子は、魅力的でした。

前職を退職する日は、心苦しかったです。特に新卒社員として入社してくれた社員からのコメントに涙が止まらなかったです。本当に良い組織、良い仲間に恵まれていたなと思っています。役員の方々への挨拶では、リスクがある中で新卒採用に挑戦させてくれた感謝の念はもちろん、自分勝手ですがもっと恩返しが出来たはずという悔し涙もこみ上げてきました。それでも自分の力をABABAに投じてみたかったですし、飛び込んでみたいと思いました。

自分次第でいくらでも工夫できるCS・FS職の魅力

──いずれの会社でもご活躍されてきたように思います。

実はそうでもないです(笑)。今振り返ってみると、前々職でも、前職でももっとできた部分があったと思います。ABABA入社後に大きく価値観が変わり、過去、先輩方にかけてもらった言葉の本当の意味に気が付くことができました。これまでなんとなくで仕事をしてきてしまっていたんだと感じると同時に、「自分の時間は有限で会社にとっては資産だ」と思うようになりました。

ABABAでは、社員1人が担当する業務範囲が広いです。だからこそ、この”時間”をいかに有効に使うかが、成果を出すために重要になります。前職までは「自分はこんなに時間をかけて頑張った」と自己評価しているだけだったと痛感しています。

今は見える世界が変わりました。クライアントの業界はさまざまですし、採用だけではなく人材の考え方、経営、社会構造などの理解も深まりました。だからこそ、今改めて「あの時、もっとやれたことがあるのではないか」と悔しくなります。

──現在担当されている業務について教えてください。

カスタマーサクセス(CS)・フィールドセールス(FS)を兼務しています。5名のチームで対応しており、うち3名は新卒入社です。毎日30分の研修を実施し、未経験入社であってもコツコツと学べる体制を整えています。

CS職はクライアントの採用成功に伴走するプロ。クライアントが掲げる採用目標を一緒に決め、達成に向けたサポートを行います。具体的には、ABABAのサービス内に掲載されている企業ページ・設定ページの作成や、スカウト文面の添削、マッチングしそうな学生へのスカウトメール配信などを進めます。クライアントによっては、月1回の定例ミーティングを通じて、コンサルティングも実施。「スカウト承諾が取れたが採用に至らない」「イベント後の接触ができずフォローしきれていない」といった採用課題をヒアリングし、改善策を打っていきます。

この仕事のやりがいは、成果が短期間で見える化されるところ。人事とのチームプレイによって、採用成功に向けた導線設計ができます。仮説が思い通りに当たるのも、面白いですね。業界ごとの課題、求める学生像の違いによって選考フローはそれぞれ異なります。前職で新卒採用の経験はありましたが、まだまだ勉強になることが多いです。だからこそ、世の中の動きや採用についての情報を常にアップデートしていく必要があります。

採用の知見以外で今の仕事にも活かされているのは、過去2社で染み込んでいる「カスタマーファースト」の考え方です。顧客にとって何が良いかを常に意識し、動いています。

──FS職はどのようなことをされているのですか?

FS職は新規顧客を開拓しています。ナショナルクライアントのような、超大手企業には代表の久保と共に、自力でアポイントを獲得する部分から行っています。イベントやカンファレンスで名刺交換をさせていただき、その場で簡単にプレゼン。その後、興味を持っていただければ人事部長へつないでいただき、アポイントを取って対面で商談します。

お問い合わせいただいたクライアントとはオンラインで商談。対面とオンラインを使い分けながら、提案しています。

──ABABAの「会社としての魅力」はどこにあると感じていますか?

任される業務の幅が広いので、自分次第でチャレンジできる仕事が多いところが魅力です。採用コンサルティングの要素もあるため、クライアントのニーズを深く掘り下げることもできます。

また一緒に働く仲間も、本当に素敵な人ばかりです。まず、サービス自体が温かい想いから出来ているので、そこに共感して入社する人たちは、やはり素敵な人が多いです。そしてそのメンバーが、入社年次に関係なく全員がフラットな関係で意見を述べあえるところも魅力です。常に「ABABAのためになっているか」を考えることが共通言語になっていますね。最近も、新卒入社のメンバーから「それってABABAのためになってますか?」という言葉が自然に出てきて、メンバーがフラットで向いている方向も同じであるところが良いなと改めて思いました。

会社の成長とともに「新しい採用文化」を広げたい

──これから目指したい目標についてお聞かせください。

ABABAは偉大な企業になると確信しています。壮大なビジョンがあり、応援してくれているクライアントも増えてきました。これからさらに成長できる大きなポテンシャルを持っています。

私たちの提案が日本の「新しい文化」になると信じています。ABABAは優秀な新卒人材を採用できる「完全成果報酬型のサービス」として、企業の人事を支えています。そして学生に対しても、就職活動のプロセスそのものを応援する「お祈りエール」を導入しています。

最終面接で採用できなかった就活生には「不採用だったとしても、ABABAを通じて今後の就活を応援します」とのメッセージを「お祈りエール」として送信。実際にメッセージを受け取った学生の反応も好意的なものが多いです。

「魅力付けをして、落として終わり。」ではなく、一度関わった学生のキャリアを応援しつづけることで、企業にとっても学生にとってもウェルビーイングな状態を保ち続けられるサービス。これは、人的資本経営の一歩先を見据えたサービスの形ではないでしょうか。結果として「あの企業は本当に人材を大切にして、応援してくれている」という気持ちが伝わり、企業の成長戦略にもなるはずです。

企業の魅力を理解してくれた人材のキャリアに、責任を持つ。その考え方を広め、日本社会をもっと良くしていきたいと思っています。


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▼ABABAが取り組む「お祈りエール」とは?
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「不採用」の3文字を前向きに捉えられる就職活動へ。新卒採用の当たり前を変え、新たな概念の浸透に挑む。【"お祈りエール"紹介記事】 | 株式会社ABABA
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