2024年9月入社の経営メンバーを徹底解剖!『ビジネス×システムの視点をもってサービスに更なる付加価値を』
こんにちは、クリエイティブテックスタジオの採用担当です!
今回は経営メンバーとして2024年の9月に当社にジョインした立石さんにインタビューを行いました。
本記事では、
・立石さんの経歴と当社に入社した理由
・クリエイティブテックスタジオが目指す更なる価値提供
・入社する方へのメッセージ
についてお話ししますので、「PM/PMOとしての経験を活かして更なるスキルアップを目指したい方」や「ビジネス×システムの両輪について興味がある方」はぜひ最後までご覧ください!
目次
ー立石さんの経歴について教えてください
ー何故ITエンジニアからコンサルタントという異なる職業にチャレンジしたのですか?
ーシンプレクス株式会社とボストンコンサルティンググループではそれぞれどのような業務をされてきたのですか?
▍シンプレクス株式会社でのプロジェクト事例
▍ボストンコンサルティンググループでのプロジェクト事例
ーCTSに入社したきっかけは?
ーそこから入社を決めた経緯について教えてください
ー立石さんがジョインしたことで、CTSのサービスはどのように変化していくのか教えてください
▍自社プロダクト『アイプロモート』の開発を通した最新技術の習得
▍PM/PMOとしてのさらなる付加価値の提供
ー最後に入社される方へメッセージをお願いします!
ー立石さんの経歴について教えてください
大学は東京大学です。大学院まで行って、土木について学んでいました。
卒業後、2016年4月に金融システムを開発するシンプレクス株式会社に入社。
同社ではシステムエンジニアとして開発や運用などの業務を約5年間経験しました。
現場仕事に従事し、ITスキル・知見ともに身に付いたところで、次のステージに選んだのが戦略コンサルタントの道です。
2021年1月にボストンコンサルティンググループという会社に入社し、会社の中期経営計画をつくったり、新規事業の立ち上げに携わったりして、売上1000億円以上の大規模案件を主に担当していました。
ー何故ITエンジニアからコンサルタントという異なる職業にチャレンジしたのですか?
学生のときから自ら開発したプロダクトを武器に起業したいという考えをもっていたからです。
実現するためには、プロダクトを開発するITエンジニアのスキルとビジネスの知見が必要だと思い、それぞれのキャリアを選択してきました。
まずは理想のプロダクトをつくれるようになるためにITエンジニアに。
シンプレクス株式会社に勤め、簡単なアプリをつくるくらいの技術力は身に付けたので、そこから独立しようとも思ったのですが、正直ビジネスとして成功する未来のイメージが湧かなかったんです。
当時、自分よりも技術力を持った先輩たちが私と同じ想いで独立していったんですが、なかなか上手くいかない例も見てきました。
技術的には最新のものを実装しているが、その技術を使うことに囚われ、ニーズとアイデアの不均衡が生じたんだと思います。
そこで私は、戦略コンサルティングの会社に入社してビジネスをイチから学ぼうと考えたわけです。
ーシンプレクス株式会社とボストンコンサルティンググループではそれぞれどのような業務をされてきたのですか?
▍シンプレクス株式会社でのプロジェクト事例
▼銀行のミドルリスクシステムの導入
クライアントは大手都市銀行で、同銀行の海外拠点にミドルリスクシステムを導入するというプロジェクトです。
▼協同組織金融機関のデータ整備システムの開発
ある協同組織金融機関が扱っている膨大なデータを名寄せして、分析できるようなデータに整備するシステムをつくっていました。
▍ボストンコンサルティンググループでのプロジェクト事例
▼中期経営計画
4、5年程度の中期経営計画の策定に携わっていました。ロードマップの作成や具体的な数値目標の決定のほか、アクションプランへ落とし込む業務に至るまで、細かく管理していました。
▼新規事業の戦略づくり
保険会社の健康保険アプリ制作プロジェクトに参画。
すでに健康保険のアプリは複数リリースされている状況だったので、アプリ単体で収益を出していくという戦略は取らず、いかにして本体の保険事業に送客して収益を得るかという考えで、戦略を立てていきました。
結果として、このプロジェクトは上手くいき、新たな顧客基盤もできましたし、保険営業にもつなげられて業績にも貢献できました。
戦略通りに成功を重ねられた事例だと思います。
▼企業の組織改革
組織改革と一口に言ってもさまざまですが、例えばリストラもそのひとつです。
私が担当したクライアントは従業員数が3万人くらいの巨大企業。
赤字が続き経営が芳しくないため、人員整理を行わかなければならない状況でした。
削減数は5000人です。それぞれの社員に家庭や生活があるわけですから、簡単に基準を設けることなどできません。
また不当解雇があってはいけませんので、法律や専門家とも何度も話し合いを行い、慎重に進めていったのを覚えています。
ーCTSに入社したきっかけは?
代表の人見が新事業を立ち上げるから、相談に乗ってくれないかと声をかけてくれたことがきっかけでした。
人見とはシンプレクス株式会社の同期で、会社を退職した時期もほぼ一緒だったということもあり、その後も半年に1回くらいのペースで会っては近況などを報告し合っていました。
ですから人見がPMO事業をやっているのも知っていましたし、事業の好調ぶりも間近で感じていました。
そんななか、人見が新事業を起こすから相談に乗ってくれないかと声がかかったんです。
内容は事業計画の作り方や立ち上げ前後のプロセスについての相談でした。
今思えばこの相談に乗ったことがきっかけだったとは思いますが、当時は転職を考えるところまではいきませんでした。
ーそこから入社を決めた経緯について教えてください
人見から絶妙のタイミングで連絡があり「プロダクトを売り出すから一緒にやろう」と誘われたんです。
最初の相談から1年くらい経過していたその当時、ビジネスに関する知識も身につけることができ、そろそろ独り立ちして次なるステップへと考えていたところでした。
意外ですが迷いはあまりなかった気がします。
自分が関わった事業ですから愛着もありますし、経営者の右腕として裁量を持たせてくれて、ある程度自由に仕事ができるのも自分を成長させるにはいい環境かなと思ったんです。
先にもお伝えしたように、「いつか起業したい」という思いを抱える中で、いきなり1人で大きなリスクを抱えて会社を経営し、動きが鈍ってしまうよりも、人見が既に整えてくれた会社の基盤や仲間の力を借りて、挑戦したいことに集中できるこの環境は、大変魅力的で、入社の決め手にもなりました。
ー立石さんがジョインしたことで、CTSのサービスはどのように変化していくのか教えてください
▍自社プロダクト『アイプロモート』の開発を通した最新技術の習得
CTSでは、SES事業とは別に自社プロダクトの開発も行なっています。
案件に携わる中で様々なスキルを身につけることもできれば、自社開発に携わり実験的なことにチャレンジしたり、最新技術に触れたりと、新たなスキルや知識を身につけられる環境が備わっています。
今後、生成AI技術のオープンソース化が加速していくと思うのですが、CTSではMeta社の外部APIを使って、自社プロダクトに何が組み込めるのかを開発エンジニアが模索しています。
こういったチャレンジ的な開発が可能なのはSES事業との両軸が成り立っているからで、「SES事業で売上は一定担保しつつ、自社プロダクトの開発の経験値を高めていく」ということが実現できています。
▍PM/PMOとしてのさらなる付加価値の提供
PM/PMOの場合は、単なるPMとしてのアサインではなく、もう一段階上のレベルを目指せると思っています。
実際に当社のシニアPMがプロジェクトを管理したことで、クライアントのメンバーのスキルが向上したという事例がありました。
PMとしてスケジュールの管理を行うだけでなく、プロダクト視点で”今必要なことは何か”を考え、プロジェクトに落とし込むことで、組織全体の底上げにつながったのではないかと考えています。
CTSのPMサービスにおいて、よくあるプロジェクトの管理ではなく、第三者的な目線をもって一石を投じることができるということは、価値としても非常に高くなっていきます。その”付加価値”として、私がこれまで経験してきた「ビジネス×システムの両輪」といったノウハウを提供することで、さらなるサービスの向上を目指し、CTSとしての価値に磨きをかけていきたいですね。
ー最後に入社される方へメッセージをお願いします!
CTSでは単なるサービスの提供を目的とした会社ではなく、メンバー一人一人のスキルを向上させ、より高いレベルの付加価値を提供できるSES事業を目指しています。
だからこそ、教育体制にも力を入れておりますし、様々なバックグラウンド・経歴をもつメンバーのノウハウを体系化して誰でもキャッチアップできるように整えています。
「未経験からエンジニアやPMに挑戦したい」という方だけでなく、「エンジニアとしてフルスタックを目指す」「PMとしてさらなる価値提供ができる存在になりたい」という方にとっても成長できる環境として提供できるものは多くあると思います。
この記事を読んで、ご自身のキャリアと重なる部分が少しでもあるなと思っていただけましたら、ぜひカジュアル面談にてざっくばらんにお話ししましょう!
ーありがとうございました!