こんにちは!クリエイティブテックスタジオの採用担当です!
今回は、日本一のPMプロフェッショナル集団を作りあげることを目標に掲げ、自身もPMのプロフェッショナルである株式会社クリエイティブテックスタジオ代表取締役の人見さんにインタビューをさせていただきました。
本記事では、
・市場価値が高いと言われるプロジェクトマネージャー(PM)・PMOになる魅力
※PMOとはPM補佐のこと
・代表人見のエピソード
についてお話ししますので、「エンジニアとしてのキャリアに迷っている」「スキルアップして給料を上げていきたい」という方はぜひご覧ください!
プロジェクトマネージャー(PM)・PMOという職種の魅力を教えてください
ー魅力① 年収1500万が目指せる
当然個人差はありますが、クリエイティブテックスタジオでは入社した時点で元の年収より150万〜200万ポンっと上がる人が多いです。
そこからは、単価=年収といった考え方になるので、年収1500万や、さらに青天井で目指せる職種です。
実際に弊社のあるメンバーは、入社時点で年収が150万円上がりました。入社後に修行期間を経て、最近では、単価交渉の効果もあり3年でトータル250万ほど年収が上がっています。
|クリエイティブテックスタジオでは、単価交渉にもこだわっているのでしょうか?
自分が社員なら「ウチは他のどの会社よりも君を高く売れるよ」って会社で働きたいので、営業力にはこだわって常に強めていく努力をしています。
また、PM・PMOは小規模なプロジェクトだとそもそも席数が少ないので、常にとは言えませんが極力チームで仕事を引き受けるような営業活動を意識しています。優秀なチームメンバーと一緒に働くことが成長をさらに加速させ、働いている楽しさもより増すと思っているからです!
お客様のニーズをしっかり汲み取り、中身の伴った提案をすることで、お客様から信頼を得ることができ、結果的に携わるメンバーの単価も上がっていきます。
ー魅力② プロジェクトの管理者として顧客折衝ができる
エンジニアの悩みとして、下流工程で、もう出来上がっている要件をただこなしていくのが面白くないという話をよく聞きます。
実際、エンジニアの中には、「そもそもこの機能を開発してエンドユーザーに対してどういう価値提供になるのだろうか」とか、「本当にこの形がベストなのか」とか、そういったことに気づくことができる人っていると思うんですよね。
でも、お客様と直接対話できるポジションにいなければ、せっかくそういうアンテナを持っていても、強みを打ち消してひたすら作業者に甘んじるしかないと思うんです。
PMになると、そんな気付きをお客様に直接伝えてリアクションをもらえるので、やりがいを感じられると思います。
僕が社会人になりたての頃、ベンチャー企業に常駐して業務支援をやっていたことがありました。お客様と横のデスクで仕事していたので、機能をリリースした瞬間にお客様が喜ぶリアクションをダイレクトに感じることができたんです。
オフィス内でもおめでとうの声や拍手を聞いたり、Slackでリリースの報告をするとお客様から沢山のリアクションをもらったり、そういったことが個人的にもすごく嬉しかった経験があります。
ー魅力③ 裁量が大きい
PMは最終責任者なので裁量の大きさは当たり前として、PMOもプロジェクトにおいて大きな裁量を持っています。
世の中で働くPMOには「アクティブPMO(*1)」と「パッシブPMO(*2)」の2種類があるといいます。
(*1)アクティブPMO…能動的にプロジェクトの課題を発見するところから自分で動いていく
(*2)パッシブPMO…PMが発見した課題やPMが創出したタスクをこなしていく
PMOはプロジェクトをリードしていく側なので、ただ単にタスクをこなすのではなく、何が課題かを自分で発見してタスクを創出するということ、つまり「アクティブPMO」の方がより求められているんですよね。
なので「ここが課題だ」と思うものがある限り、裁量はいくらでも発揮できます。その提案が核心をついていれば、本当に自分が必要だと思っている仕事をプロジェクト内で実行できる立場なので、その点もPMの仕事の魅力だと思います。
|人見さんは具体的にどんな裁量を持って取り組み、プロジェクトにどんな影響を及ぼしたことがありますか?
新卒で入社したシンプレクス時代、要件定義だけで億単位のかなり大規模なプロジェクトが大炎上していて、それに対応する要件定義の火消し & 推進メンバーとしてアサインされたことがありました。
僕はその当時既にPMの経験もあったので、マネジメント目線での課題がボロボロ見えてきたんです。
お客様との今までの会話の履歴や要求の全体像がドキュメントとしてアウトプットされておらず、少数のメンバーの頭の中に集中していました。
要件定義全体の中で何のタスクが残っているのかや、どう動けば良いのかをメンバーが自発的に考える材料が透明化されていない状態だったのです。
そのため、多くのメンバーは、自分のタスクがなくなったら次に何をすればいいのか分からず、自発的に動けていませんでした。
その都度発生するタスク確認の時間もコミュニケーションコストとなり、一部のメンバーの負荷がさらに増えてしまう…そんな悪循環に陥っていたので、僕はそこを最大の課題だと捉えました。
そこで僕は、自ら上司にかけあい、定期的にプロジェクトのアップデートを棚卸しする会を設けました。そうすることで、五月雨に質問が飛ばなくてもメンバーが自立的に動けるような状況を作っていきました。結果的に、チームの状態は明らかに改善し、プロジェクトがスムーズに進むようになったのを実感しました。
ー魅力④ インパクトが大きい
これに関しては良いことと感じるかプレッシャーに感じるかは人それぞれだと思うのですが、、、
個人的には、歯車のように仕事をするのではなく、大きな仕事の全体に取り組めるのはすごく楽しいことだと思っています。
正直、エンジニア1・2年目の頃の心配事は、自分のタスクが終わるかどうかや、自分の作ったプログラムのクオリティが高いかどうかだけでした。
PMになった瞬間に明らかな違いとして感じたことは、心配事がプロジェクト全体に広がるということです。
今まで自分一人の心配だけしてればよかったのが、プロジェクトメンバーが7人いたら心配事も文字通り7倍になるんですよね。しかも、自分のタスクと違って他人のタスクの方がコントロールしづらいという苦労もあります。
その分、やりがいも大きくなります。
PMは最もお客様と直接相対する立場なので、システムを納品したときの感謝を一番に受け取ることができる。
ただ淡々とプログラムを書いていくだけじゃなく、例えばプロジェクトメンバーの個性を活かす適材適所にこだわる、飲みに行く等、メンバーにとって楽しくて心地いい最高の場を作っていくことで、メンバーから感謝してもらえることもある。
色々なシーンでPMにしか味わえない達成感というものがあり、すごくいい仕事だと思います
また、相対するお客様のレイヤーが部長・役員クラスの方になるので、これはエンジニアだけをやっているとなかなかできない経験です。
|単純にプロジェクトへの裁量権が大きいだけでなく、働くメンバーのタスク管理や働きやすい環境作りもPMの大事な役割なんですね。レイヤーの高いお客様と直接仕事ができるのも、PMならではの魅力ですね!
ー魅力⑤ エンジニア以外の才能を存分に活かせる
僕自身、プログラマーやエンジニアなど、技術職を極めていくというキャリアは天職ではないと思っていたんです。
実際、知り合いのエンジニアたちを見ていると「好きこそものの上手なれ」の言葉の通り、自分の技術力を高めるために休みの日も趣味のようにプログラミングをしていたりして、僕が同じように努力してナンバーワンのエンジニアになれるかというと、正直難しいなと思ったんですよね。
そんな中で、2年目からは要件定義にも参加するようになり、上司とコミュニケーションをとりながら業務を進めていくうちに、「自分はコミュニケーションに強みがあるのではないか、、」と気付きはじめました。
一口にコミュニケーション能力といっても交渉力や愛嬌だけではなく、メンバーやお客様に対する説明がすごく分かりやすいとか、理解力が優れているとか、そういうビジネス的なコミュニケーション能力も含みます。
また、PMはその裁量の大きさの対価としてメンタル面の強さも必要ですが、ここも僕はいい意味で鈍感力がありました。こういった、単純にエンジニアをやってても100%は活かせないスキルを、PMという職種で活かしていくことができるのではないかと考えました。
実際、僕のように感じているエンジニアは世の中に沢山いると思うし、僕自身実際に見てきたので、僕と同じような人はそういったソフトスキルを活かす方向でPMになるのもオススメです!
ありがとうございました!自分の様々な「人間力」を複合して活かしてキャリアアップをしていきたいと思う人にもPMはおすすめですね!