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人生と仕事は楽しく!誠実に真摯に!

※このストーリーは、noteで発信した記事を転載しています。

人生と仕事は楽しく!誠実に真摯に!|高橋 新平
はじめましてでお話させていただく方やディスカッションをさせていただく方に少しでも私のことを知っていただくためにこのnoteを書くことにしました。 現在やっていること 現在は自身の会社を経営しながら、SaaS企業の役員を担わせていただいたり、コンサルタントとして複数社の支援したりしています。 フェイス株式会社 代表取締役 ourly株式会社 取締役COO 京都芸術大学非常勤講師 ...
https://note.com/fcshimpeit0820/n/n686bbadc409c

はじめましてでお話させていただく方やディスカッションをさせていただく方に少しでも私のことを知っていただくためにこのnoteを書くことにしました。

現在やっていること

現在は自身の会社を経営しながら、SaaS企業の役員を担わせていただいたり、コンサルタントとして複数社の支援したりしています。

  • フェイス株式会社 代表取締役
  • ourly株式会社 取締役COO
  • 京都芸術大学非常勤講師
  • 営業支援、人事/組織/採用支援等を複数社

手前味噌になってしまう部分もありますが、これまでの人生がどんな様子だったかを書かせていただき、少しでも僕を知ってもらえたら嬉しいです。

生まれ ~ 小学生時代(千葉県市原市)

ちーばくんのおなかあたりに市原市はあります

千葉出身の父と京都出身の母のもとに生まれる。父も母も独身貴族というほどの貴族ではないですが、独身を謳歌していたのでかなりの晩婚での結婚、出産だったようです。
父は千葉県の大手の化学メーカーに高専を出て新卒から定年退職、再雇用まで40年以上勤め上げた人でした。すごく真面目な人で間違ったことや誠実ではないことは静かに諭すような人。
母は友禅染の着物職人をしてみたり、山小屋で住み込みで働いてみたり、色々と興味関心が多い人で、更に教育熱心な人でした。

教育熱心な母の影響もあり、小学校時代は習い事や様々な体験をさせてもらいました。

  • サッカー
  • 柔道
  • 水泳
  • ボーイスカウト
  • ピアノ
  • 塾(中学受験のため2ヶ月だけ)
  • スキー(両親はゲレンデ婚)
  • キャンプ

自分自身も色々なことに興味を持ちやすい性格で、両親が様々なことを体験させてもらったので、大抵のことは器用にこなせるような気がします。笑

小学校のころはとにかく目立ちたがり屋で、運動会、生徒会などとにもかくにも何でも目立つことが最優先。なので運動も勉強も何事も頑張る。リーダーをやれる機会があれば必ず立候補する!みたいな性格でした。
小学校の最後に母からそそのかされて茨城県つくば市にある茗溪学園という中高一貫校を受験することになり、2ヶ月間だけ塾に通い1校だけの受験で中学受験に成功しました。

中高時代(茗溪学園中学高等学校)

中学校に合格してみて、もちろん分かっていたことなのですが寮生活がスタートします。(よく言われるのですが全寮制でも男子校でもありません)
遠方からの受験生は寮生活がもれなくついてくることになり、学年の5%ほどの人数が寮生活を選択することになります。
学校としてはイギリスのパブリックスクールを参考につくられた私立校で男子はラグビーが女子は剣道が校技となっており、男子は毎週ラグビーの授業と年に1回クラス対抗のラグビーのトーナメントが開催されます。

茗溪学園寮ホーム茗溪学園寮が目指すものsites.google.com

学生時代は寮生活とラグビー漬けの日々で寮はとくに規則が厳しく、携帯/ゲーム/マンガ/テレビなどが禁止品指定されており、世の中の娯楽と呼ばれるものとの縁がほぼ切れます。そんな何も無い環境でどうにかして有り余っているエネルギーを遊びに使うことを考えると、鬼ごっこをしたり、水をかけあったり、人を驚かしてみたり、廊下でドッチボールしたりなど生活することや遊びを工夫することを覚えたのは寮生活があったからだと思います。

茨城県予選で優勝したときの写真

ラグビー部では全国大会で優勝したこともある強豪校だったこともあり、中学時代は関東大会、東日本大会と優勝。高校時代は花園に出場してベスト16で佐賀工業高校に引き分け抽選負けをして引退するというなんとも不思議な競技生活でした。
今振り返るとラグビーを通じて様々な人格が形成されたと感じており、もともと体格が小さかったものの、努力して体重を増やしたり、副キャプテンとして全国大会に出たりとコツコツ真面目に積み上げる、工夫して積み上げれば大抵のことはできるというマインドセットを強烈に植え付けられたように感じています。

勉学の方は中学時代はものすごい低空飛行で通知表で体育と音楽しか「5」が無く、あとは2~3がほとんどであるという無能っぷりを発揮しましたが、「高校に上がったらきっと推薦とか色々あるだろうから成績をあげておこう!」と思い立ち、高校1年次から一気に成績を上げることに成功し、指定校推薦で大学に進学を決めることになりました。

大学時代(早稲田大学~大学院)

大学では早稲田大学基幹理工学部に進学しました。高校時代に花園に出たものの早稲田のラグビーと言えば日本の大学で最高峰の一つに数えられるので「理工学部との両立は無理だろう」と諦めてラグビーに挑戦すらしませんでした。これは僕の中で後々まで挫折と言うか、黒歴史というか自分の中でも結構ひきずることになりました。

大学入って友達のできなさ、大学の授業のつまらなさに絶望して、ひたすら授業中にモンスターハンターをやるか、バイトでお金を稼ぐかの二択になりました。寮生活という禁欲生活を送っていたこともあり、バイトで数万円が振り込まれたときには自分が無敵になったような気持ちになったことを今でも覚えています。

大学の授業よりもバイトで世の中や社会との接点を持っていたほうが色々と勉強になるなと思っていた私はどんどんバイトばかりするようになり、バイトでサラリーマンの初年度の年収くらいは稼ぐようになっていました。
これまでにやったバイトは下記

  • サイゼリヤ(つらすぎて6ヶ月で辞めました)
  • NHKの深夜バイト(結果大学院含めて5年間)
  • コンサルティング会社の社長のバイト(上記同様5年間)
  • ラグビーのデータ入力のバイト(2年間)
  • ベイブレードをひたすら回し続けるバイト(突発的に)
  • 家庭教師(3年間)
  • 無印良品の店舗(3年間)

といった形で様々なバイトを通じて社会の仕組みや構造を学ぶということを大事にしていました。特にコンサルティング会社の社長のもとでのアルバイトでは多くの経営者に囲まれて仕事をさせていただいたこともあり、「いつかは起業してみたい」「いつかコンサルタントとか言ってみたい」と思い始めたきっかけはここにあったなと思います。

経営者に誘われて学生時代にトライアスロンを始める

とはいえ就職活動では「まずは事業会社できっちりやろう!」「事業を知らずにコンサルなんかできないだろう!」という考えのもと周囲の理系大学院生と同じようにメーカーを受けて一番最初に内定をいただいたダイキン工業に入社することになります。
ダイキン工業を選んだ理由としては

  • リーマン・ショック後も順調にビジネスが伸びているか?
  • BtoBとBtoCの両方を経験できるか?
  • 最終製品を販売しているか?
  • 国内マーケットではなく海外マーケットがメインになっているか?

という観点でダイキン工業を選びました。

大企業サラリーマン時代(ダイキン工業)

ダイキン工業と言えばぴちょん先輩

ダイキン工業では東京支社配属で技術営業という職種につくことになります。僕自身、めちゃくちゃ尖っていたため新卒研修中に人事に噛みつきまくっていました。外部の研修講師の方が講師をしてくださるのですが、人事に対して「僕らに時間守れって言うなら、講師にも終了時刻守らせてください!」とか言って人事に文句を言うとんでもない新卒でした。
そういった情報もあり、配属先では「今年一番のクソ生意気なやつが配属されてくるらしい」ということで上司や先輩方は息巻いていたようですが、なんと上司もチームリーダーの方もその上の部長も[ラグビー経験者] [ラグビー愛好家]ということで、その経歴だけで一気に気に入られることとなりました。
本当に運に恵まれていると思うのですが、気に入られるだけでなく上司もその上の上司も国内ではどこからも一目置かれるほど活躍している方で、その環境で仕事の向き合い方、お客様への向き合い方を叩き込んでいただいたなと思います。

ダイキン時代の同期と納涼祭かなにかで撮った写真

新卒で最初の上司に叩き込んでもらったこと

  • とにかく目の前のお客様の役に立つこと、それを徹底する
  • 社内での事務員さんや製造の方々がいて初めて販売ができるから、その方々の分までちゃんと利益を出すことにこだわって仕事を日々すること
  • 仕事を通じて、自分のやりたいことや、いきたいところで仕事をつくる

などなど今でも自分自身の仕事に対する価値観のベースになっているものは最初の上司に叩き込んでもらったと思います。
この上司とは未だに年に1度は食事をご一緒させていただくなど、ご縁が未だに続いています。

ダイキン工業での仕事も充実していましたし、仕事も楽しかったのですが2年目の冬のボーナスをもらったときにふと「成長スピードが遅いのではないか?」「このままだと40歳くらいでダイキン工業でしか通用しない自分になってしまうのではないか?」という危機感を強烈に覚えて辞めることを決意します。
不思議なもので辞めることを決意したその1週間後に大学時代にお世話になった経営者からご連絡をいただき食事に行き、転職が決まることになりました。

ベンチャー時代(ENERGIZE-GROUP)

学生時代に半年だけインターンをさせていただいたコンサルティング会社のENERGIZEに出戻りという形で拾ってもらうことができました。

当時のENERGIZEは14名しかいなかったですが、オシャレでイケてる感がMAXな会社でめちゃくちゃワクワクしていました。
ENERGIZEに入っていきなりサラリーマンだったにも関わらず経営者に対して自分自身を商品としてコンサルティング提案をすることになりますが、デカイ壁にぶち当たることになります。

  • 経営者で数百万円のコンサルティングを購入できる人に会えないと営業できない
  • 紹介営業100%の会社だったので、経営者を紹介してくれる人、知っている人が周囲にいない
  • そもそもコンサルティングの実績が全く無いので説得力が無い

などなどで、まったく先行きが見えなかったのですがとにかく成長したい一新で飛び込んだので、少しでも経営者が紹介してもらえるもんなら足を運びまくりました。また、お会いする人のほぼ全ての人に「知り合いの経営者10人紹介してください!」と言い続けて経営者に提案し続けた結果、ありがたいことに入社3ヶ月で最初のクライアントとのご契約をいただき、その翌週にもう1社とご契約をいただくことができました。

ENERGIZE時代にトライアスロンの最高峰IRONMAN完走

ENERGIZEではめちゃくちゃ濃い4年間を過ごすことができ、世の中に価値提供するとは何なのか?経営者とはどんな生き物なのか?仕事でパフォーマンスを上げ続けるためには?など向き合うお題が無限にあるような期間でした。
コンサルティングの案件でも

  • 営業のプロセス設計やトレーニングのコンサルティング
  • 新卒育成や採用のコンサルティング
  • 幹部・マネージャー育成のコンサルティング
  • MVVや組織カルチャーのコンサルティング
  • 新規事業、商品開発のコンサルティング

など本当に幅広い案件に携わらせていただくことができました。この期間に多くの方とのご縁をいただき、その方々とは今もお付き合いさせていただいています。

独立してから(経営とパラレルワーク)

30歳を超えてから、自分自身で経営者と関係構築をしてヒアリングをしてコンサルティングのプランを提案し、実行してリピートをいただくという一連の仕事ができるようになってくると、自分の人生について考える機会が増えるようになりました。
自分自身、経営者に価値あるコンサルティングをするのであれば、自分自身も経営者という体験をしていたほうが良いのではないか?という考えも芽生え、多くのクライアントの経営者にも「独立しないの?」みたいなお話をいただく機会も増えたことから、ENERGIZEを卒業して自身で独立してやっていくことにしました。

現在では冒頭で書かせていただいた通り、パラレルに様々な立場で活動をしています。
その中でも大切にしていることは

  • クライアントの役に立つことか?
  • 自分自身が楽しいと思えるか?成長できるか?
  • 自分の幅も深さも広げられるようなことか?

などを仕事の軸に置いています。
幸い素晴らしい方々と仕事のご縁に恵まれて現在も楽しく仕事に向き合えています。独立したからこそ様々なチャレンジができていることもあり、もっとこれからチャレンジの幅を広げたいと考えています。


■ ourlyをなぜやっているか?について書きました(2024年6月)

ourlyを通じて何を成し遂げるか? why in ourly | ourly株式会社
※このストーリーは、noteで発信した記事を転載しています。前回はourlyの社長の坂本さんが"why in ourly"の記事を書いてくれたので、今回は僕がバトンを引き継いで書いていきたいと思...
https://www.wantedly.com/companies/company_642159/post_articles/910012

これから(未来への興味関心)

自身の関心事としては、大きな話になりますが資本主義も民主主義もあんまり機能してない、今後も機能する見込みが無さそうな世界観でどのように人間は生きていくのか?どのように人間は仕事と関わるのか?ということに興味があります。
僕自身、稼ぎたいというよりは人の役に立つことや熱狂できる人たちと仕事をすることの優先度が高いので、そういう人たちをどうやったら増やせるか?であったり持続可能でそれぞれの人が豊かさを感じられる世の中ってどうやったらつくれるのかな?ということを考えて実行してみたいと思っています。
とはいえ、それらを一人で妄想していても何も変わらないので直近は自分自身で仕事を楽しみながら、もっと様々な人と出会い、仕事をしてみたり人生を共有していくことで、考えや価値観をアップデートしていきたいと考えています。

ここまで長文駄文でしたが、読んでいただきありがとうございます。
読んでいただいた方と素敵なご縁になるよう私自身、ひとつひとつ大切に丁寧に誠実に対応したいと思います。
よろしくお願いいたします!

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