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【後編】「これまで歩んだキャリアの総集編」意外と知らない【PMO】の役割や仕事内容について、わかりやすく教えてもらいました。

前編に続く後編の記事になります!

後編では、エンジニアやデザイナーとのコミュニケーションの様子だけでなく、SOMPOのPMOの将来像、吉田さんがSOMPOに入社してから「これまでの会社と違う」と思った部分など、実際に入社してから感じたことを幅広くお話しいただきました!

▽【前編】はこちら

【前編】「これまで歩んだキャリアの総集編」意外と知らない【PMO】の役割や仕事内容について、わかりやすく教えてもらいました。 | SOMPOホールディングス
こんにちは、SOMPO Digital Labの須田です。私たちSOMPO Digital Labは、2016年に発足した組織で、日本国内のみならず海外グループ会社を含め、グループ全体のデジタル...
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◆お話を伺ったメンバー◆
吉田 奈緒子
SOMPO Digital Lab Sprintチーム PMO
事業会社での新規サービス開発・基幹システムの開発運用・PM経験および組織マネジメントの経験を活かし、SOMPOへPMOとして入社。SprintチームのPMO立ち上げ当時からのメンバー。多い時には3〜4つものプロジェクトを同時に担当する。趣味は旅行、音楽、お酒。

エンジニアやデザイナーと一緒に仕事をする上で、何か意識していることはありますか?

一番意識しているのは、エンジニアもデザイナーもそのエリアの専門家の方々なので、業務になるべく専念できるような環境を作ることですかね。

あとは、一緒に仕事をしていると、結構知らない言葉や専門用語がいっぱい出てくるので、自分で調べてキャッチアップするようにしています。私は自分が知らない領域にも入っていきたいタイプなので、エンジニアやデザイナーが知らないワードで話していることに対する抵抗感はなくて、むしろ楽しい気持ちになって聞いて、刺激をもらっています。

コミュニケーションにおいて意識していることは、エンジニアの方々から(特に同じプロジェクトをやっている木村さんから)は「それはやる意味あるんですか?」といった質問をよく受けるので、目的や主旨を理解いただくためにも合理的に説明するよう心がけています。

デザイナーの方々について言うと、特にサービスデザイナーの方々はインタビューや情報整理を得意としていることもあって、こちらから提案した時に逆にアドバイスいただいたりと、勉強になるなと思うことが多々あります。コミュニケーション1つとっても、それぞれの特徴が出ていて面白いなぁと感じます。


PMOの仕事は、どんなところでプロジェクトの成功に貢献していると思いますか?

PMOは明確な決まった業務がない分、プロジェクトを成功させるためにできることは全てやる支援部隊だと思っています。

なので、各プロジェクトチームのトップの方がマネジメントに長けている場合もあれば、エンジニアリングに長けている場合もあるのですが、私たちはそれを見極めて適宜サポートするようにしています。

例えばプロジェクトチームのトップがエンジニアリングに長けている場合であれば、その方にはエンジニアリングに注力してもらいたいので、ドキュメント作成などは私が担当することもありますし、逆にマネジメントに長けている場合には、開発工程の中の支援をすることもあり、エンジニアやテスターの方と一緒にテスト実施・管理を担うこともあります。

「PMOがそこまでやる必要あるの?」と思われる方もいるかもしれませんが、私の場合は足りていないところに自分が入っていくことで、チームに貢献できればと考えています。

その他には、予算期限課題リスクなど、プロジェクトに没頭していると忘れられがちな部分について、PMOはいつも俯瞰して捉えるようにしています。そうすることで、エンジニアやデザイナーのみなさんには、いつでもプロダクトに集中できる環境を提供していきたいですね。


SOMPOでPMOとして働く中で、「これまでの会社と違うな」と思うことはありますか?

まず一番に思ったのは「意志決定が早い」ということですね。これまでの会社では、承認フローがもっと多重な場合が多く、例えば部長に承認していただいて、さらに統括部長に承認してもらって、役員にも承認してもらってようやく進められるといったケースもありました。

そのようなフローが、事業会社や大企業では往々にして存在しているものだと思っていたのですが、SOMPOでは軽快にプロジェクトが進んでいくことに驚きましたね。

それから、Sprintチーム自体が新組織で発展途上ということもあり、一度ルールを決めた後でも何か問題がある場合には、みんな臨機応変に対応してくれることですかね。

チーム内のルール変更や軌道修正に対して、皆さんあまり違和感を持たれないので、みんなで柔軟に対応していくことから生まれるスピード感というのは、今までの働いてきた会社には無い部分だなと感心しています。


最後に、SOMPOのPMOとしてのキャリアパスや将来像などについて教えてください。

先ほどSOMPOに入社した経緯でお話ししましたが、SOMPOでPMOとして働くことに対して「今までの総集編だな」と感じていて、今までの経験をいろいろな角度から活かせそうだと考えたので入社した経緯があります。

そうした背景もあるので、これまでのキャリアとSOMPOでの2年間の振り返りも含めて、おさらいというか、いま自分の中で何が足りないのかを棚卸しているような状況です。

そこで自分に足りないものについては、自己研鑽の中でスキルを磨いていきたいなと思いますし、これまでPMOで培ってきた経験は、開発プロジェクト以外でももっと活かせる舞台が広がるだろうと予想しています。

というのも、プロジェクト体制・プロジェクト化といった動きはどの領域でも一般的になってきているので、例えば開発プロジェクトだけではなく様々なプロジェクトに応用できますし、人材育成を目的としての、プロジェクト観点でもプロジェクト管理の知見や経験を社内外で広めることもできると思いまする活動に広げらて入れたらと考えています。

また、SprintチームにPMOという役割が導入されたのは、ちょうど私が転職した2年ほど前になるのですが、この2年を通して整備が足りない部分の拡充が一段落し、組織的な課題をいよいよ実務に落とし込んで効率的に運用に乗せていくフェーズに差し掛かっていると実感しています。

なので、「PMOがいなくても大丈夫」とまでは言いませんが、現在のプロジェクト規模であれば、各メンバーが人力をかけずに円滑にプロジェクト管理ができる状態になることが、直近の目標というか展望ですかね。

現状はどうしてもマンパワーや時間を割いて整備したり、情報収集するために奔走することが多いのですが、その時間を極力削減することで、私たちPMOもまた違うところにお力添えできたら嬉しいなと思ってます。

吉田さん、貴重なお話をありがとうございました!

今回は、SprintチームでPMOとして活躍する吉田さんにお話をお伺いしました。

普段はエンジニアやデザイナーの活動にばかり目が向きがちですが、その影ではいつもPMOの方々が縁の下の力持ちとして、チームを支えてくれているんですね。


Sprintチームでは現在、PMO・エンジニア・デザイナーを募集しております。吉田さんのインタビューを読んで、Sprintチームに興味を持った方は、ぜひ下記「話を聞きに行きたい」よりカジュアル面談にご応募ください!

カジュアル面談では、働く環境や今後のキャリアについて、自由にお話しすることができます。少しでも気になった方は、私たちと一緒にお話ししてみませんか?

SOMPOホールディングスでは、今後も様々な社員プロジェクトを紹介する記事を掲載していきますので、どうぞお楽しみに。

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