我々SOMPOグループは国内損保事業、海外保険事業、国内生保事業、介護・ヘルスケアといったコア事業を中心に、アセットマネジメントや住宅リフォーム事業まで、戦略的にビジネスを展開しています。従来の保険会社の枠組みをディスラプトすべく、「保険の必要のない社会」を目指し、大胆かつスピーディーに挑戦し続けています。
■事業内容■
・損害保険会社、生命保険会社その他の保険業法の規定により子会社等とした会社の経営管理およびこれに附帯する業務
・国内損保事業
多様化するリスクに対応する、高品質な損害保険商品・サービスを提供しています。SOMPOホールディングスの中核事業会社である損保ジャパンは、国内トップクラスのマーケットシェアを占める損害保険会社です。国内約2,000万人のお客さまに「安心・安全・健康」に生活いただけるための幅広いサービスを行っています。
・国内生保事業
「健康応援企業」への変革を目指し、保険本来の機能(Insurance)に健康になるための機能(Healthcare)を組み合わせた、新たな価値「Insurhealth(インシュアヘルス)」を提供。人生100年時代において、お客さまの豊かな人生や夢の実現をサポートするとともに、持続可能で豊かな社会の構築に貢献します。
・海外保険事業
先進国から新興国までグローバルに事業を展開しています。昨年3月には、Sompo Online Services(SOS)を活用したリスクマネジメントサービスの提供を開始。新型コロナウイルス感染拡大の予防やお客さまの多様化するニーズにお応えすべく、タイムリーな情報提供・アドバイスを通じて安全をサポートします。
・介護/ヘルスケア事業
施設から在宅まで、幅広く対応可能なフルラインナップの介護サービスを提供。高齢者やそのご家族の多様なニーズにお応えする、高品質の介護サービスです。
■組織変革への取り組み■
シリコンバレーにて長らくスタートアップ経営に携わってきたCDOの楢崎が先頭に立ち、SOMPOグループのDXを牽引する部署として「SOMPO Digital Lab(デジタル戦略部)」を発足。企画・エンジニア・デザイナー・データサイエンティストなど、多様な業界からエキスパート人材が集結しています。
また、東京だけでなくシリコンバレーやテルアビブにも拠点を持ち、現地の有力なスタートアップとの協力や最新技術を採り入れたサービス開発を進めています。
スローガンにある「テーマパーク」を具現化すべく、保険の枠組みを超えたリアルデータプラットフォームの構築を掲げ、ピーター・ティール氏率いる米国Palantir社とPalantir Technologies Japan株式会社を共同設立し、介護事業者の生産性向上等に取り組んでいます。
■Sprintチームとは■
デジタル戦略部における内製開発チームである「SOMPO Sprintチーム」は、主にデザイナーとエンジニアで組織されています。価値開発を行う集団としてスピード感を持った実証実験(PoC)を短いサイクルで数多く実施。メンバーの多くが2019年以降に入社したキャリア採用の人材で構成され、グループ全体を見渡しても異色のチームです。
■Sprintチームにおけるデザイナーの役割■
各種サービスのUXをユーザー視点で上流から下流までデザインし、関連セクターと協力しつつ形にしていくことがデザイナーの役割です。現在は少数精鋭ということもあり、各々の得意分野を活かしつつ、裁量をもって広い領域を担当しています。
■実績■
・疾病予測AI搭載ヘルスケアアプリ
利用者が持つ1年分の健康診断(健診)データをもとに、糖尿病・高血圧症・肥満症・脂質異常症・肝機能障害・腎機能障害の6つの生活習慣病リスクについて、6年先までの予測結果を提供するサービスです。現在の健康状態から将来の疾病リスクを予測・可視化し、生活習慣改善につながる行動変容を促します。
・スマート介護システム
ベッドに設置したセンサー情報をもとに、施設入居者の睡眠状態を把握するスマホアプリや自動走行する車椅子など、介護業務を効率化するテクノロジーを開発・導入しています。
その他にも、SDL(車とスマホを連携させるオープンソースの国際標準規格)のアプリで、SDLアプリコンテスト2019・特別賞を受賞するなど、積極的に開発を進めています。