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なにをやっているのか

SOMPO Digital Labが掲げているMission
オフィスのエントランスの看板
SOMPO Digital LabはSOMPOグループのDXの推進を目的として設立され、IT技術を用いたR&DやPoCをシリコンバレーやイスラエルのスタートアップ企業、国内のベンチャー企業と組んで行ってきました。 2018年7月からは"Sprintチーム"という内製開発部隊を発足して、SOMPOグループの種々の事業に関わる様々なプロダクト開発にチャレンジしています。 Webやベンチャー系のIT企業出身の中途社員を積極的に採用しており、エンジニアリング組織としては多様性に富んでいます。 発足から数年たち、R&DやPoCにとどまらずに本番開発や大規模なβ公開などもできるようになってきましたが、より強力な開発チームを構築するため日々精進しております。 「安心・安全・健康のテーマパーク」をグループのスローガンとしていて、保険事業に限定しない開発にもどんどんチャレンジしています。 中途採用(保険業界未経験者歓迎)も積極的に行っており、日々チームとして新しいことにチャレンジし成長を実感できるのが楽しいです。

なぜやるのか

私達がどのような価値を提供するべきかをオフィスの至るところで目につくようにしています。
Missionの方針の元になっている書籍たち。
デジタル技術の革新によって、全く新しい事業形態を生み出す「デジタル・ディスラプション」にさまざまなビジネス・業界が巻き込まれています。SOMPOグループの中核事業である保険事業も、自動運転技術の向上や異業種による保険事業参入などによって、デジタル化の渦に引き込まれていきます。 新たな技術にビジネスモデルを壊されるくらいなら、自ら壊して生まれ変わった方がいい。そのような信念を持ってグループのコアコンピタンスとなるデジタルの力で全社的なイノベーションを推進し、新たな顧客体験価値の創造を目指すことを決意しました。 また、内製での開発を行う理由としては、外注した場合には内部に知見がたまらないという問題が発生するため、できることは自分たちでやろうというスタンスのためです。 競合の調査、利用可能な資源の調査、ユーザーニーズの調査、UI/UX設計、システムアーキテクチャ設計、運用設計、プロダクトのロードマップ策定、エンハンス開発計画の策定、そういった知識・経験を内部に貯めていくことでDX推進に寄与し、より良いお客様価値を提供できると考えています。

どうやっているのか

伝統的な保険会社とは思えないモダンな雰囲気です
個性豊かなチームメンバーが揃っています
"Sprintチーム"ではアジャイル開発をいかに実現するかに注力しています。 アジャイル開発のフレームワークはスクラムを採用し、開発計画に対しての不確実性の早期除去や、顧客のフィードバックをいかに早く得るかに強いこだわりを持っています。 そのため、インフラはパブリッククラウドを用いて、サーバーレスアーキテクチャをメインにコンテナを活用して環境とCI/CDの高速な構築を実現したり、 フロントエンドは主にReactを採用して既存のコンポーネントなどから高速に開発することを目指します。 また、UI/UXデザインについてはヒューマンセンタードデザインを体現しています。 プロダクトの開発前のユーザーニーズ調査やユーザーストーリーの洗い出しには余念はなく、Figmaなどによるモックを用いてデプスインタビューを実施してユーザーニーズの深堀りを行います。 インタビュー結果に基づいてカスタマージャーニーマップのブラッシュアップやユーザーストーリーの追加を行ったあとにMVP(Minimum Viable Product)やプロダクトとしてのKPIを策定してサービスデザインを行っています。 小さくMVPを作って育てていくというポリシーなので、育ちは良いけど初期開発に時間はかからないというプロダクトが全プロジェクトで常に再現できる状態を目指してワークフローであったり再利用可能な資源をプロダクト横断で日々改良しています。 (コロナ以降は各プロジェクトについてリモートでの業務を推奨しています ※対面でのデザインレビューなどはありフルリモートではない)