デザインの価値を最大化するのは「熱量」--セブンデックス中村伸啓
デザインとマーケティングと両輪で企業価値向上・事業成長を牽引するセブンデックス。創業5年で従業員数30人。デザイナーを取り巻く採用市場が厳しさを増す中、デザイン会社としてはスピード感のある拡大を続けてきた同社。その実態を紐解く。
https://designing.jp/sevendex-nakamura
こんにちは、ディレクターの坂田です。
現在、セブンデックスは2つの事業を展開しています。
その中でも、私はビジネス・クリエイティブ・スタジオ事業(以下、BCS)に所属しています。
BCSではクライアントのビジネス成長のために戦略、サービス設計〜制作〜グロース、ブランディングといった幅広い領域で支援を行っています。
今回は、ある打ち合わせの一場面からBCSの仕事の面白さについて書いていこうと思います。セブンデックスのカルチャーやプロジェクトの様子を少しでも感じていただけたら嬉しいです。
ある顧客との打ち合わせでの出来事です。
打ち合わせの中で先方のご担当者から、このような発言がありました。
セブンデックスの〇〇さんのお陰で、今まで頑張れています。
そのご担当社の方は経営企画室に所属され、会社をより良くしようと強い志を持って尽力されている方です。
セブンデックスは、コーポレートリブランディングのパートナーとして、そのご担当者と一緒にプロジェクトを進めています。
弊社も熱量を持ってプロジェクトを進めてるため、度々熱がこもった議論を行っており、「戦友」のような関係が構築されていきます。
冒頭の言葉は、プロジェクトが非常に厳しい時期にいただいたものです。
苦しい状況であっても、同じ志を持つ人が側にいるから頑張れる。そんな意味が込められた発言でした。
その言葉を聞いた時、その担当者の”志”が私たちの介在によって消えずに燃え続けていることを実感し、アツくなりました。
大袈裟ですが、キングダムのワンシーンと重なりました
上のエピソードは、決して大袈裟なエピソードではありません。
BCSでは「このサービスをどう成長させるか」「会社の変革を実現するために何が必要か」という議論が多くされており、プロジェクト毎に心がアツくなる瞬間が多くあると思います。
それは、私たちが顧客の成功を実現したいという強い「当事者意識」つまり「熱意」から生まれるものです。
BCSの支援領域は、戦略・総合コンサルティング会社や広告代理店、デザイン制作会社とも重なる領域です。
それらの会社の支援と大きな違いは、先述した「熱意」「当事者意識」だと思います。大変熱苦しい記事になってしまいましたが、これは私たちの仕事で欠かせない要素です。
私たちは「この人たちなら会社を変えてくれる」「成功に導いてくれる」と期待していただき、お仕事を受けています。
その思いに応え、実現するには「熱意」「当事者意識」が必要だと考えています。
理想実現のために、道筋を考え論点を正確に整理する明晰な頭脳はもちろん必要ですが、最終的に変革を実現し、新しいものを成功を収めるためには何よりも「熱意」「当事者意識」から生まれるやりきる力が必要だと考えています。
ただ、私たちの熱量だけでは、変革の実現や新しい物の実装は完遂できません。当事者となるクライアントの方々も、意志や熱量を持って進めていく必要があります。
そのため、私たちのプロジェクトは、一般的な受託会社におけるプロジェクトと比べて特殊な部分が多くあります。
その中でも特徴的なのが、一方的な提案を行う打ち合わせではなく、顧客と一緒に考えてもらうようなキックオフやワークショップを多用することです。
あるプロジェクトのキックオフではこのようなワークショップを実施しました!
自分たちが「熱量」「当事者意識」を持ちながらも、顧客にもその「熱量」を持ってもらえるように巻き込む。これにより、BCSのプロジェクトでは目標に向かって一緒に進む一体感や、"熱"が生まれます。
この"熱"が生まれている瞬間が、文化祭・スポーツなどで生まれる一体感に近いと思います。
ここまで、BCSのプロジェクトの面白さと、その背景にあるマインドについてまとめてきました。
まだまだ表面の部分しか紹介できていないので、もしセブンデックスの仕事に興味を持っていただいた方は、カジュアル面談でお待ちしています!
【引用元note】https://note.com/light_koala717/n/n4b2f1e955dfb?sub_rt=share_pb