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フィードバックの視点と機会
フィードバックの視点
セブンデックスではより良い顧客体験・アウトプットを提供する様々な仕組みがあります。そんな中でも、今回はメンバー間のフィードバック文化についてご紹介したいと思います。
一般的な仕事行う上のフィードバックの視点は大きく2つあるかと思います。
①上司や、顧客からの評価者からの視点
②①以外の評価者以外からの視点
一般的には上司からのフィードバックが多いのではないでしょうか。
フィードバックは、前述の通り、評価者と被評価者間で発生するのが基本で、自分よりスキルを持っている人(上司)→ジュニアなメンバーという流れが一般的かと思います。
一方で、フィードバックは以下の視点もあるかと思います。
・(レビュー的な)技術観点での磨き込みの為のフィードバック
・(客観視点や、別アングルを入れるための)複眼的視点を取り入れる為のフィードバック
今回は、複眼的な視点を取り入れる為のフィードバックと思想を支えるセブンデックスの価値観についてお話ししできればと思います。
フィードバックの機会
セブンデックスでは、上司からのフィードバックの機会として
①1週間に1回のプロジェクトレビュー(プロジェクト全体の健康状態をフォローアップする場)
②1on1(個人の中長期的なキャリア、業務内外を含めた相談をする場)
③四半期面談(期の目標に対して評価・査定を行う場)
などがあります。
一方メンバー間でのフィードバックの機会としては
①顧客MTGの後振り返り
②1週間に1回のKPTミーティング(各プロジェクト毎の成果物・プロジェクトの進行計画・顧客の打ち合わせの体験に関して振り返る場)
③アウトプットレビュー(要件を満たしたアウトプットとなっているか?を上司目線や、PJメンバーの目線を入れてアウトプットを磨き込む場)
などがあります。
9月に実施したプロジェクト進行における改善例の一部
この週単位、顧客MTG単位での振り返りを毎度適切に振り返り、こまめに課題解決・改善施策を検討できるのが、重要だなと思っております。
ついつい、軽微な問題が発生してもそれをおざなりにしてしまうと言うケースがあるのではないでしょうか。改善に向けて凡事徹底できるのが、セブンデックスらしさの1つでもあると従業員目線でも思います。
なぜメンバー間のフィードバックが成立するのか
基本は上司や自分よりも専門性が高い人からしかそもそもFBって発生しなくないか?という気持ち。わかります。僕もそう思っていました。
ただ、前述の通り、(客観視点や、別アングルを入れるための)複眼的視点を取り入れる為のフィードバックであれば、作るアウトプットの要件や顧客との打合せのゴールを把握しているとフィードバックは十分に機能すると感じています。
例)次回の顧客との打ち合わせでは、インタビューの検証結果を咀嚼・理解した上で検証における示唆を目線あわせを行う。その上で、どのユーザー課題に対して優先的に解決するか合意をしたい。その為の要件としては、xxxになる。その為、アウトプットとしてはxxxが必要で、xxxを念頭におきながら、理解を頂く事でスムーズな合意を目指したい。
例えば、上記のような顧客との打ち合わせの準備のシーンが有った時に、どんな準備をすべきか?はPJに参加しているメンバー間であれば、レビューして、アウトプットの品質やMTGの体験を向上する事ができると思います。
(上記はもちろん上司にレビューを貰っても良いテーマかもしれませんが、セブンデックスでは、チーム間でも積極的にレビューする 事で品質向上につ努めています。)
フィードバックの際に重要な事
一般的にフィードバックには、以下が重要だと言われています。
「双方向のコミュニケーション」「言葉選び」「抽象ではなく具体」「定期的なフィードバック」「(受ける側の)コーチャブルな姿勢」は、上司・部下間でも重要ですが、メンバー間向けに多少修正してものを記載させていただきます。
双方向のコミュニケーション:理想的なゴールに向かって、双方が最良を目指してコミュニケーションをする。
顧客起点の改善を促す言葉選び:批判的な言葉ではなく、顧客視点に立った時に改善、最良を目指す言葉選びをする。
具体的な行動を起点にする:抽象的ではなく、具体的な行動な提案を相互に行う。
定期的なフィードバック:定期的なフィードバックや確認の場を通して、チームメンバーの成長や、チームとしての成長を相互に認識する。
(受ける側の)コーチャブルな姿勢:フィードバックを受ける側も、フィードバックに対してオープンで、基本受け入れる姿勢でいること。
チーム間でも上記の視点に気を配りながら、相互でレビューを行っているメンバーが非常に多い印象です。
フィードバックはなぜ行われているのか?
セブンデックスは、顧客の事業成長・顧客貢献をゴールに置いた支援を行っています。
その為、クライアントの成功を考え抜いた時に、他者の視点を入れた方が
インパクトあるものを生み出せるので、積極的に視点や手を借りるべき
と言う考えに至る人が多い印象です。
すごくラフに言うと、1人じゃできないけど、みんなでやればできるよね!
と言う思想が会社にも根付いているのかなと思います。
(あ、もちろん各人が各人の専門性や責任領域でやりきるのは前提です。)
そういった価値観を持ったメンバーが多いからこそ、「いいもの(成果物・成果)を生み出す為にフィードバックをする。(相互に視点を交換する)」という動きが至極自然に行われているのだと感じています。