カスタマーサクセスの技術を向上することで事業自体の価値を高める【設備保全クラウドサービス「MENTENA」のCS担当インタビュー】
「この世界に、新しい解を。」をビジョンに建設コンサルタントの枠組みに捉われず、広く社会課題の解決に貢献する様々な事業にチャレンジしている八千代エンジニヤリング。
そのなかの事業のひとつ、設備保全クラウドサービス「MENTENA」のカスタマーサクセスを担当している奥村さんに、現在に至るまでの歩みと仕事のやりがいを伺いました。
奥村 広大(おくむら こうだい)
2017年 八千代エンジニヤリング入社(新卒)
2017年に入社(新卒採用)してから3年目までは、インフラ保全計画策定業務や、橋梁、河川などの点検業務に携わっていました。4年目の2019年7月から事業開発本部に異動になり、公共向けインフラ日常管理システム「i-MASTER」事業の開発、運営・管理を担当していました。昨年の4月から現在は民間企業向けの設備保全クラウドシステム「MENTENA」事業のCS(カスタマーサクセス)として主に顧客対応、機能開発などを担当しています。
八千代エンジニヤリングを選んだ理由
──八千代エンジニヤリングを選んだ理由は?
大学では土木工学科では珍しい環境研究室に所属し、バイオマスによるメタン発酵の研究を行っていました。土木以外の知識も得ることができ、いろいろなことに興味を持つことができましたが、就活の際はこれから必要となる維持管理分野に携わりたいと考え、その中でも様々なのインフラ分野に精通している八千代エンジニヤリングへの入社を希望しました。
──所属している部署の紹介
私の所属する第三開発室の維持管理ソリューション課では、民間向けの設備保全のクラウドサービス「MENTENA」を運営・管理しています。「MENTENA」は保全対象となる施設・設備をお持ちの様々な業種の企業様にご利用いただけるシステムとなっています。具体的には、設備台帳を基盤データとして、保全作業の計画策定や履歴登録、スケジュール管理を行ったり、日常・定期点検にも対応可能となっており、保全業務の一元管理を支援します。★HPはこちら ⇒ https://lp.mentena.biz/
仕事内容
──「カスタマーサクセス」の仕事内容
本事業ではカスタマーサクセス(CS)活動に力をいれており、システムご契約前のトライアル期間では、週に一回程度お客様との打合せの時間を設け、導入・活用の支援をしております。また、ご契約後もお客様のフェーズに合わせて、運用定着に向けた支援や、活用方法のご提案などを行い、お客様の成功に向けてシステムを最大限ご活用頂くための活動を行っています。
──「サービスの機能開発」の仕事内容
クラウドサービスという事業の特徴を活かして、新機能の開発や、改良にも力を入れています。CSの活動の中でお客様から頂くご意見・ご要望を集計したり、お話を伺う中で必要になりそうな機能を検討し、開発チームと共有しています。開発会議の中では機能の優先順位を立てながらユーザーにとって使い易いインターフェースを意識してチームで議論しながら新機能の検討を進めています。
仕事のやりがい
──仕事のやりがいは?
お客様によって、抱えている課題や悩み・体制などが異なる中で、ヒアリングをしながらお客様と一緒に成長していけるところにやりがいを感じています。課題解決に対して正解がない中で、試行錯誤を繰り返しながら、最後にはお客様にシステムを導入して良かったと思ってもらえるようチーム一体となって事業を推進しています。
──今後の展望を教えてください
設備保全システムという分野において本事業のブランド力を確立することを目指しています。そのためにはカスタマーサクセスの技術を向上していくことが重要になると考えています。お客様が抱える課題を正確に読み取り、本質的に解決すべき内容を抽出し、具体的な解決策を提案していくことで、お客様との信頼関係の構築、ひいては事業自体の価値を高めることに繋がっていくと考えています。
休日の過ごし方
もともと体を動かすことは好きでしたが、社会人になって以降、運動する機会も減ってしまっていたので、平日は野球、フットサル、バスケットボールなど会社の部活動になるべく参加するようにしています。休日もランニングや、自宅での筋トレなど体を動かしていることが多いです。また、最近は音楽ライブも徐々に開催されるようになってきたので、遠出して好きなバンドのライブに参戦するなどして休日を過ごしています。