コミューンの開発は難しいから面白い

コミューンでフロントエンドエンジニアとして働く根岸と申します。今日は副業としてコミューンで働いていた私が、昨年末に正社員として入社した経緯や、現在どのような仕事に携わっているかについてお話します。

※記事の内容は執筆当時の内容です根岸 徹也（ねぎし てつや）筑波大学大学院にてコンピュータ・サイエンスを専攻し、電機メーカーでインターンとして開発を経験。新卒でクラウドソーシング仕事依頼サイトを運営する会社に就職した後、より技術力を高めるためにSaaSベンチャー企業へ転職。2018年秋より副業としてコミューンへ参画し、2020年冬に正社員として入社。

今思い返すと、大学時代にアルバイトでWebページ（HTML, CSS, JavaScript）を作ったことがエンジニアのキャリアのスタートでした。大学院ではコンピュータ・サイエンスを専攻し、電機メーカーでフロントエンドエンジニアとしてインターンをしました。その後、新卒で入社した会社にてフロントエンドエンジニアとして仕事をしていた時に、TwitterでコミューンのCEO高田さんがReactの副業募集を行なっているのを見つけてDMを送り、業務委託としてコミューンに参画しました。その後本業ではより技術力を高めるために転職し、優秀なエンジニアに囲まれて技術力が向上している実感もあったのですが、フロントエンドよりはサーバサイド寄りの開発業務が多かったことや、自身がジュニアであったために与えられた仕事をこなしていく毎日に少し物足りなさを感じ、新たにフロントエンドエンジニアとしてキャリアを形成できる環境を求めて転職を考えました。

目次

1. 入社の決め手は、自分のキャリアアップになると確信できたから
2. 自分の頑張りが会社・チームの成長に直結する
3. 様々な属性のお客様に向けてプロダクトを作ることは難しい。だからこそ面白い
4. コミューンに向いているのは、自分の中で「あるべき姿」を目指して積極的に進んでいける人
5. 【CTO山本からのメッセージ】

入社の決め手は、自分のキャリアアップになると確信できたから

副業としてコミューンに参画したときは現役員3人のみの企業だったので、「できたばかりのスタートアップだなぁ」と思っていました。当時はまさかこんなに長い付き合いになるとは思っていませんでした（笑）副業としてコミューンに関わる中でいろいろな課題が見えてきて、自分が入社してコミューンの開発にコミットすれば解決できる課題がたくさんあると思いました。また、課題解決に取り組むことで自分のキャリアアップになると思ったので正社員として入社することを決断しました。

自分の頑張りが会社・チームの成長に直結する

現在はcommmune開発チームのリードエンジニアとして主に開発チームの技術的な部分をアップデートしています。現役員3人のみだったときから、現在では100名以上（業務委託・インターン含む）を超える規模にまで成長し、開発組織のフェーズは日々変化しており、小さな規模でのやり方が通用しなくなってきたため技術的な部分だけではなく組織づくりにも取り組んでいます。2021年夏から秋にかけてcommmuneのトレーニング機能を4名で開発したのですが、長期かつ大人数で一つのプロジェクトに取り組むことが初めてだったので、無事リリースできた瞬間は本当に嬉しかったです。チームメンバーで方針や設計について意見を出し合いながら取り組み、どうすればより良くなるのかを考えながらポジティブに進められたことはとても良い経験になりました。自分の頑張りが自分自身の成長はもちろん、会社・チームの成長にも寄与できることは自分の中で大きなやりがいになっています。

様々な属性のお客様に向けてプロダクトを作ることは難しい。だからこそ面白い

一方で、様々な属性のお客様に向けてプロダクトを作ることの難しさもあります。コミューンのクライアントは、BtoBからBtoCまで、大企業もあればできたばかりの小規模なベンチャーまで、本当に様々です。スマホのアプリでアクセスする人もいればPCのブラウザからアクセスする人もいますし、クローズドなコミュニティで強いセキュリティが求められることもあればオープンなコミュニティでSEO対策を求められることもあります。だからこそ、会社としてT2D3を達成していくために、プロダクトをより早く成長させられる開発組織にしないといけないと思っています。会社のために何ができるか？を常に考え、目の前の課題に取り組むことが自分自身のキャリアアップにも繋がると信じています。

コミューンに向いているのは、自分の中で「あるべき姿」を目指して積極的に進んでいける人

コミューンの好きなところは3つあります。

• 自分の頑張りが会社・チームの成長に直結する
• グローバル視点で見たときに似たプロダクトが殆どないプロダクトを作っている
• カスタマーサクセスの市場を我々が作っている

コミューンは急成長しているSaaSベンチャーのため、決して整った環境ではありません。そんな環境でも自分の中で「あるべき姿」を目指して積極的に進んでいける人にはとても楽しいと思います。

【CTO山本からのメッセージ】

根岸さんとは最初は業務委託でご一緒したのですが、物静かで深淵をのぞいてそうな雰囲気を感じたことを覚えています。一方で、「自分が手掛けた部分は絶対いいものにする」という強い意思、それに伴う実行力がとても素晴らしいと感じ、一緒に仕事をするうちにぜひ正式にご入社いただきたいと思うようになりました。

入社時から根岸さんには、持ち前の高い技術力に驚かされてばかりです。それでいて「良いプロダクトを作る」というものづくりの視点を常に持ち合わせていることが強みだと思います。

そんな素晴らしい技術力と努力の結果、今では一人のプレイヤーとしてご活躍いただくだけではなく、commmuneプロダクト全体の開発をリードいただける頼もしい存在となりました。

ご自身の高い技術力を活かしつつ、チームという組織で良いものづくりをしていくことの両立は大変難しくチャレンジになると思いますが、折れずに1歩ずつ前進していきましょう！