吉野家 国内約1,200店舗のサービスマネジメントに「ClipLine(クリップライン)」を導入
ClipLine株式会社のプレスリリース(2016年6月1日 10時00分)吉野家 国内約1,200店舗のサービスマネジメントに「ClipLine(クリップライン)」を導入
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000011390.html
ClipLine株式会社は2024年8月に第12期を終え、現在は第13期を迎えています。お客様やご支援者をはじめとする関係者の皆様のおかげで、ここまで歩んでくることができました。心より感謝申し上げます。本稿では、2024年のハイライトを振り返ります。
目次
・ABILIアクティブ学習者は100万人を突破!
・サービス業の労働市場変革を目指す新サービス「ABILI Career」リリース
・ABILI Voice初の単独導入事例
・介護事業大手SOMPOケアにてABILI Clipが導入完了
・Chain Consulting+ABILIを連携したサービス提供を開始
・怒涛のマーケティング施策を通じて全社共通視点や部門間連携を強化
・サービス業に関わる人をエンパワメントするテクノロジー「サービステック」を提唱
・書籍「暗黙知が伝わる動画経営」を発刊
・初めての海外受注!
アクティブ学習者とは1回以上ABILIにログインしたユーザーのこと。
累計で112万人に(2024年12月24日時点)。
当社のプロダクト「ABILI」のあゆみを振り返ってみましょう。初代ABILI製品「ABILI Clip(当時の名称はClipLine)」がローンチされたのは2014年10月。今から10年前です。外食企業から導入がスタートし、スケールアップのきっかけとなったのが吉野家(約1,200店舗)での導入でした。
その後、順調に導入数が増加し、外食だけでなく小売・生活サービス業へと拡大していきました。そして2023年には「ABILI Board」「ABILI Voice」「ABILI Partner」といったサービスが加わり、サービス業の運営を総合支援する体制が整っていきました。
そして今年、ABILIにログインしたアクティブ学習者がついに100万人の大台を突破し、112万人に達しました!今後も、より多くの皆様にご活用いただけるよう、さらなる改善と進化を目指してまいります。
2024年秋に新たにリリースされたのが「ABILI Career」です。これまでABILIは、本部と現場の力を最大化する「サービステック×実行支援」を標榜し、店舗や拠点のマネジメントにフォーカスした現場力向上の支援を行ってきました。一方、「ABILI Career」はスキル管理・キャリア形成支援システムとして、初めて「はたらく人」にフォーカスを当てた製品です。
人手不足が深刻化する時代において、人材育成やスキル管理、キャリア形成の重要性はますます高まっています。「ABILI Career」は、現場従業員のスキルを定量的に可視化し、評価を最適化することで、従業員のエンゲージメントを向上させ、キャリア形成を後押しします。
開発秘話はこちら
2022年にABILIのラインナップに加わった「ABILI Voice」について、今年初めて単独導入事例を発表しました。導入企業様からは、「お客様の声がダイレクトに現場に届くことで、従業員のモチベーションや主体性が向上した」という嬉しいお言葉をいただいています。
「ABILI Voice」は、紙のアンケートと比べて圧倒的に業務負荷を軽減するだけでなく、現場のエンゲージメント向上まで実現する画期的なサービスです。
人材育成に早期から注力されているSOMPOケア様では、これまで「ABILI Clip」を積極的に導入いただいていましたが、このたび約1,000事業所での導入が完了しました。集合型の実務研修とオンライン研修を効果的に使い分けている事例としてご紹介できる取り組みです。
期初には子会社としてコンサルティング会社「Chain Consulting」を設立しました。Chain Consultingでは、チェーンストアにおいて求められる各店舗の提供品質向上と、マネジメント力強化の両方を支援するサービスを提供します。9月にはChain Consultingが提供するプロフェッショナル支援サービスと、ABILIを併用いただいているデニーズ様の事例を公開しました。
社内の取り組みとして、今期は展示会への出展を強化しました。JAPAN IT WeekやDX EXPOなど、さまざまな展示会に次々と参加し、オペレーションのブラッシュアップを図りました。この取り組みは、顧客理解を深めるだけでなく、社内での共通言語の形成にも大きく貢献しました。
さらに、マーケティングメッセージでは、ABILIの特長でもある「人の手による付加価値の創出」を実現するためのテクノロジーを「サービステック」と定義し、テーマサイトを立ち上げました。
代表取締役社長の高橋勇人による初めての著書『暗黙知が伝わる動画経営』を発刊しました。構想から発刊に至るまで、コロナ禍を挟み5年の歳月をかけて完成した一冊です。
本書では、組織的知識創造理論の世界的権威である野中郁次郎氏を監修に迎え、組織の暗黙知を「動画」という形式知に転換することで、生産性を飛躍的に向上させるノウハウを紹介しています。さらに、7社の具体的な事例を交えながら、その実践方法をわかりやすく解説しています。早稲田大学ビジネススクール教授の入山章栄氏が事例解説を行っています。
国内のペッパーランチ店舗などでABILI Clipをご導入いただいている株式会社ホットパレット様が、このたびシンガポールの店舗でも導入を開始しました。これが海外拠点での初めての導入となります。国をまたいでも提供品質を統一させるため、ABILI Clipをご活用いただいています。
他にも、経営体制が変わったり、社員が一同に集まる社員総会を通じて結束を深めたり、新しい業界のお客様の導入があったりと、ここには書ききれないほどのできごとがありました。
私たちClipLine株式会社は2025年も「『できる』をふやす」というミッションのもと、サービス業における現場力最大化を目指し、サービスの進化と提供価値向上に取り組んでまいります。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。