【シゴト紹介】チャリチャリの事業開発チーム "Business Development" って何者?企業目線と自治体目線を併せ持った、新たな価値を創る仕事をご紹介!
みなさんこんにちは!neuet 採用担当です。
私たちのページをご覧いただきありがとうございます!
チャリチャリを運営している我々 neuet には、少数精鋭ながらも多くの部署があります。
今日はその中の一つ、Business Development の仕事をご紹介します。
仕事内容に加え、Manager がどんな想いでチームを作っているのかもご紹介していきます。
(チーム作りは後編で!)
<登場人物>
聞き手: 採用チーム
話し手: Business Development Manager - keisuke さん (けいすけさん)
採用チーム:
keisuke さん、今日はよろしくお願いします!聞きたいことがいっぱいです!
keisuke:
こちらこそよろしくお願いします!歯に衣着せぬ物言いで有名なので好き勝手喋らせてもらいます (笑)
僕は今入社 2 年くらいで、Business Development Manager (ビジネスデべロップメントマネージャー) という形で仕事をさせてもらっています。事業開発責任者というとわかりやすいですかね。
社内では略して BizDev (ビズデブ) って呼ばれてます。(※ 以降、BizDev)
neuet はステークホルダーが多いのが特徴なんですけど、その中で主に、民間企業と自治体を相手にする部門の責任者という形ですね。
東京、名古屋、福岡、熊本の各拠点ごとの責任者がいるんですけど、拠点を跨いだチームとして働いています。
事業の売上をどう上げていくかという責任や、様々なステークホルダーとの関係をどのように構築していくかという思考・実行、併せて、チャリチャリは自治体との共同事業でやっているところが多いので、自治体の方との関係構築も僕たちの仕事に含まれます。
ここ最近の僕の大きな仕事と言うと、熊本市への初のチャリチャリ導入ですね。
プロジェクトのオーナーとして様々なことを取り仕切るんですが、
公募の提案資料を作り、社長の iemoto と壁打ちした上で公募に臨み、熊本市から採択をいただいた後の PR、リリース、サービス開始までやりました。提案から導入、そして街の方へ知ってもらう活動、その後のポート開拓や運営も含めて一つの事業を開発する事が BizDev の仕事です。
色々と目まぐるしいので、常に新しいことをできる楽しさがあると思ってます。
採用チーム:
BizDev は今、何人体制で運営されてるんですか?
keisuke:
全部で 3 部署あって、メンバーは今トータル 7 名ですね。
BizDev の中に各地域があって、各地域に責任者がいて、その下にポートセールス (新しいポートを開拓する人) がいます。
あと、福岡だけではありますが、ライド外の収益モデルを作る専任の人員もいますね。
いろんな収益の形が必要だなみたいなところがありまして、そういうこともやり始めています。
採用チーム:
民間企業、自治体、そして新たな収益事業の模索...とっても幅広いですね。
keisuke:
そうですね。考えなければならない幅がすごく広いです。
おかげさまで、僕自身、この仕事を始めたことで視点が大きく変わったと感じています。
特に自治体の方との関わりで大きな気づきがあって、お客さまを多角的に捉えるようになりましたね。
使ってくださっている方のことを考えるのはもちろんですが、使っていない方も含め、市民の方に対してチャリチャリというサービスはどうなんだろうか?といったことをすごく考えるようになりました。
お客さまって基本的には使ってくださっている方のことを言うと思っていたのですが、市民の方の中にはもちろんチャリチャリを使っていない方もいらっしゃるわけで、その方たちにとっても良いサービスである必要があると思うんです。
使ってくださっている方だけではなく、それ以外の人にとってどうなんだっけという視点を常に持っておく、これが自治体の目線です。自治体の方にとっては、市民全体がお客さまなんです。
僕らの部署は事業成長に対する責任があるので、ポートを設置する数がとても重要なのですが、
そこに自治体の目線が入ると、市全体のカバー率や網羅性など、全体のバランスを見てポートの設置を行う必要がある、という考えになるんです。
前職も含めて、今までそんな捉え方をしたことがなかったので、視野が広がった感じはしますね。
採用チーム:
なるほど。自治体の視点ってなかなか体感することないので、本当に新たな発見って感じですね。
BizDev は neuet の中でもかなり担当分野が広いなという感覚なのですが、keisuke さんが BizDev として達成したいものって何ですか?
keisuke:
黒字化、収益化ですね。
これは、到達したいというより会社としてしなければならないことだと捉えてますね。
なんでかというと、お客さまの体験をある一定の質で担保するためです。
自転車が最適な場所にあることだったり、車体の投入数を増やすことだったり。
黒字化できていないと実現し得ないことがたくさんあるんです。
黒字化がゴールなのではなく、お客さまの体験を維持するために黒字化が必達。
黒字化が必要だ、ということの主語は neuet のため、ではなくお客さまのため、なんです。
サービスがあり続けていく、生活変容を生んでいくために黒字化が必要だと考えています。
一番ダメなのは、サービスが無くなってしまうこと。絶対にそうなってはいけないと思っています。
採用チーム:
なるほど。そのために BizDev としてコミットしていることはありますか?
keisuke:
んー...めちゃめちゃ難しいですけど、ライド外の収益、でしょうか。会社内ではライド外収益って言われてるんですけど、僕は既存の売上モデル以外の売上モデルの話だと思ってます。
チャリチャリって "お客さまが乗る (ライド)" というところの体験があることで選んでいただけているサービスだと思うので、そのライドという部分に紐付く収益がいいのか、それともライド以外の収益がいいのか、というところはすごく細分化して考えた方がいいなと思ってますね。
観光客向けで考えることもできれば、企業に広告を出してもらうというように企業向けに考えることもできる。僕としてはあまり囚われず、できるだけ広い視野を持って考えていきたいと思っています。
採用チーム:
なるほど。黒字化や、新しい収益モデルの発掘を日々考える中で、
会社として、課題に感じていることはありますか?
keisuke:
スピード感をもうちょっと出せたらいいなあと、常々思っているところはあります。
うちのサービスって 4 年前からお客さまの体験ってそんなに変わってないと思うんですよ。
4 年前にメルチャリが出て、そこからアプリやライドを通じてお客さまに届ける価値っていうところは、相変わらず機能的な価値しかないなと思っていて。
すごく便利だから使っていただけている、お手軽な UX があるから使ってもらえている、というところはあると思うんですけど、このアプリ果たして楽しいかな?とふと思うんです。
他のアプリだと例えばミッションがあってそれを達成したら何かもらえてといった達成感であったり、マイルが競えたり、なんらかの情緒的価値があると思うんですけど、今のチャリチャリにはあまりないなって思っているのが僕の中の悩みです。
今は、チャリチャリを使うのは単に目的地に行くための手段でしかないと思うんですけど、チャリチャリに乗るのが、何かしらの楽しみや発見のためのツールになるっていうところに変換ができれば、移動が目的ではなく、アトラクションになると思うんです。
新しい発見をするためにチャリチャリがある、みたいな世界になればすごくいいなと思っています。
単純に移動の途中のお店の情報が出てきて寄りたくなるみたいなのも良いと思いますし、乗れば乗るだけ何かの寄付になるというのも、もしかしたら価値になるかもしれないですし、健康アプリと繋がって、健康管理ができるとか、言い出したらキリがないんですけど (笑)
チャリチャリに乗ったらアプリも楽しい!みたいな感じで、移動そのものをみんなが楽しめるような習慣が作れたらすごく面白いよなと思ってます。
(後編へ続く)
keisuke さんはチャリチャリという事業を運営する、に留まるのではなく、
チャリチャリを通じて未来に、まだ見ぬ新たな価値を作ろうとしてるんだ!と知り、
聞きたいことが尽きない採用チームでした。
後編では、入社理由やマネージャーとしての考えにフォーカスして話を伺っていきたいと思います。
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