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こんにちは!
カンリー採用担当です。カンリーのストーリーを覗いて頂きありがとうございます!
今回は、代表により開発秘話「新サービス「フクリー」の開発ストーリー」をお届けします。
※本内容は2024/3/11に公開された記事をリライトした内容となっており、情報は当時のものとなっております点予めご了承ください。
こんにちは!カンリーCo-CEOの辰巳です。
2023年10月、新サービスとしてマップで探せる福利厚生「フクリー」をリリースしました。このサービスは、マップとクーポンをかけ合わせた福利厚生のプラットフォームで「毎日使いたくなる」をコンセプトにしています。
有難いことに、リリース後も多くの企業様からクーポンをご提供いただき、福利厚生サービスとしての価値が日に日に高まっていることを実感しています。(おかげさまで福利厚生プランとしてご導入いただける企業様も右肩上がりで増加中です!)
ご愛顧いただいている皆様、改めてこの場を借りて御礼申し上げます。
このストーリーではフクリーの企画からリリースまでのことをご紹介したいと思います。
目次
- 辰巳が抱えていた課題感
- リリースまでの軌跡
- フクリーで福利厚生を革新したい
辰巳が抱えていた課題感
カンリーは「店舗経営を支える世界的なインフラをつくる」をミッションとして、既存事業(マーケティング領域)を辰巳、新規事業をCo-CEOの秋山がそれぞれ所掌しています。
辰巳が既存事業(マーケティング領域)の”深化”、秋山が新規事業(HR領域)の”探索"
と所掌を分けて「両利きの経営」を目指しています。
マーケティング領域をどう「深化」させるか。
これが私の課題でした。
主力プロダクトの「カンリー」は、店舗のGoogleビジネスプロフィールをはじめとする各種アカウントを一元管理し、店舗マーケティングのDXを促進するサービスです。
このサービスによって、マーケティング担当者の情報管理工数は大幅に削減できている実感はありました。
しかし、企業がマーケティングを行う目的は、最終的には売上や利益を創出することだと思っています。
そのため、工数削減にとどまらず、より直接的に売上貢献ができるアプローチは常に模索していました。
赤枠部分を深化させることが辰巳のミッション。
リリースまでの軌跡
あれこれ悩むなか、2022年の年末頃の社内合宿中にふと「導入先も40,000店舗以上に拡大したし、そろそろお客様間で経済圏をつくれないか?」というアイデアが浮かびました。
そしてこの思い付きをもとに、クーポンを活用したプラットフォームの構想を練り始めます。
この構想を形にしていく過程では特に「どうすればユーザーに頻繁に利用してもらえるか」を重視していました。
前述の通り、フクリーはもともと「福利厚生パッケージを作ろう」ではなく「店舗事業者様の売上に貢献しよう」という観点から出発したサービスです。
そのため「クーポンを沢山集めても利用されなければ意味がないよね」という目線は、チーム全体でしっかりと共有するように努めていました。
今振り返ると、これを徹底できたことが、PdM、デザイナー、エンジニア、Bizがうまく連携できたポイントだったと思います。
フクリーはサービスの特性上「福利厚生を導入するお客様(人事部門)」と「クーポンを掲載するお客様(マーケティング部門)」の両方に魅力を感じてもらう必要があります。そのためには、豊富なクーポンの提供とユーザーの積極的な利用が必須です。
さらに、福利厚生サービスの一般的な課題である「使いにくさ」や「利用の継続性の欠如」といった問題を解決することも求められました。
そのため、2023年5月のプレリリースから同年10月の本リリースまでの約半年間で「サービスの利便性を高め、継続的かつ頻繁に利用される土台作り」を実行しきる必要がありました。
この目標に向けては、
・PdMチームを中心とした、成功を確信できるロードマップの作成
・デザイナーチームを中心とした、直感的なUI/UXの実装
・エンジニアチームを中心とした、ユーザー体験向上のための機能改善
・ビジネスチームを中心とした、魅力的なクーポンの取得
といったことを、各チームが協力しながらやり切ってくれました。
”協力しながら”というのがポイントで、
UI/UXについては、デザイナーチームがエンジニアチームの実装した機能に対して詳細なレビューを行っていたのですが、その際にはビジネスチームからのフィードバックも取り入れながら洗練させていきました。
また、ユーザー体験の向上については、地図上でクーポンを探せるのが特に重要な機能の1つなのですが、画面移動のスムーズさやレスポンス速度、クーポン掲載数が増加してもパフォーマンスが落ちないような設計などを、エンジニアチームが各チームと連携しながら推進してくれました。
地図で簡単に探せます
結果として、ユーザーはより快適に、システムはよりスケーラビリティが向上される形を生み出せたと思います。
フクリーで福利厚生を革新したい
フクリーは、コンビニや飲食店などの身近なニーズに対応したクーポンを掲載することで、福利厚生の効果を最大限に発揮できるサービスだと考えています。
加えて、近くで利用できるクーポンを地図から検索することができ、日常的にも利用できるクーポンが多く揃っています。
例えば、
・出勤前に近所のコンビニでコーヒーが無料だから寄って行こう!
・割引チケットがあるから今日は映画を観に行こう!
といった感じで、日常的に利用される世界を実現させたいと思っています。
フクリーのクーポンラインナップから一部抜粋
また、価格も安価で提供しているので、スタートアップや中小企業の方々、非正規社員を多く雇用されている会社様にも導入しやすく、社員と会社の両方にとってメリットが多いサービスだと思っています。
※上記は本noteリリース時のものです。詳細はお問い合わせください
社員のみなさまには日々の生活をより豊かにするためのツールとして、導入企業様にとっては従業員満足度向上のためのツールとして、
ぜひ色々な場面でご活用いただけたらと思ってます!
これからも弊社カンリーとフクリーをよろしくお願いします!!